血の轍最新刊6巻(6集)レビュー。発売日や感想記事、加筆修正点のまとめ。

血の轍 第6集

血の轍の第6集が8月30日に発売した。

 

応援のつもりで近場の書店で買おうかと思ったら並んでなかった。
そんなわけで、明日手に入る予定……。

内容は、結果としてはこれまでの巻の中で最も静子に恐怖を覚えるものだった。

1巻時点で何かがおかしいということはおそらく読者の誰もが感じられるところだろうが、まさかこんな風になってしまうとは……。

自らなのか、それとも周囲からなのか、静子が自らを抑圧し続けたそのエネルギーは、今巻で静一に向かう。

静一に裏切られたと知り、最も愛する対象から一気に憎む対象へとひっくり返ったあとの、静子の表情の遷移に注目してみて欲しい。

正直、雑誌で読んでいて滅茶苦茶怖かった。
ホラー漫画じゃないのに、これほどの直接的な恐怖を覚えるとは思わなかった……。

非常に不安定な気持ちにさせられるので気持ちが弱っている時はあまりしげしげと眺めるのは止めといた方が良いかもしれない。

そのくらい、静子のあの表情はショッキングだった。

そしてこの巻では、いよいよ物語のキーマンとなる、ある人物の話が進行する。

 

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血の轍 第6集

第42話 両岸(雑誌掲載時の第42話途中から)

吹石を置いて立ち去った静一。
所在なく彷徨うその途中で会ったのは……。

第43話 帰巣

帰宅した静一を安堵した様子で迎える一郎。
しかし静子の様子は少し違った……。

第44話 お話をしよう

静一が風呂に入っている短時間の内に一郎は実家に退避させられていた。
静子はそうして静一との腰を据えた会話ができる環境を作っていたのだった。
どのような会話が交わされるのか。

第45話 本当のこと

静一からの追及に、反論する静子。
静子の誘導は静一の認識を侵食し始める。

第46話 発覚

自分の認識と異なる記憶が静一を戸惑わせる。
そして静子の追及が始まる……。

第47話 いつ出た?

静一、完全に打ちのめされる。

第48話 誓約

なりふり構わず、静子に対して必死に赦しを請う静一。
そして物語は新たな展開を迎える。

第49話 報せ

静一と静子に、一郎がある報せを持ち帰る。

第50話 再会

一家揃ってある人物の元へ向かう静一たち。

もし9話収録ならここまで。

 

もし加筆等あれば更新予定。

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6巻の大幅な加筆修正点まとめ

※予約忘れてました。近場の書店に行ったらまだ置いてなかったので急いで注文した分が届いたら記入予定。

 

 

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