約束のネバーランド 最新第85話どうしたらの感想(ネタバレ含む)と考察。消耗していく人間側の戦力。復讐鬼ノウスに対しどう戦う?

約束のネバーランド 第84話 バイヨン

第85話 どうしたら

第84話のおさらい

ザックとペペは自分たちが仕留めなくてはならない相手であるバイヨンと必死に戦っていた。

 

バイヨンの強さに、ペペは何も通じないような錯覚に陥る。

 

ザックはそんなペペに専用銃と特殊弾を手渡し、オリバーの元へ現状とバイヨンの狙いを伝えろと指示する。

 

ペペはザックを背に一目散に駆け出し、無事、村に辿り着いていた。

 

ペペから情報と銃、弾を手渡されたオリバーは、エマを残して地下に向かう。

 

その頃、ルーチェを仕留めたジリアンとナイジェルが合図の笛を吹いていた。

 

ペペはその音を頼りに二人の元へと駆け付けナイジェルと共に地下に逃げ込みバイヨンを誘い込む。

 

ルーカスが攻撃でバランスを崩したバイヨンに向けてナイジェルの発砲する。

 

バイヨンの顔を火花が照らしたのを見逃さなかったオリバーは、仮面の位置向けて特殊弾を撃ち込み仮面の破壊に成功する。

 

すかさずバイヨンの顔に銃弾を撃ち込むナイジェル。

 

弱点に銃弾を受けたバイヨンは崩れ落ち、混濁する意識の中で約1000年前、猟場が出来た経緯を思い出していた。

 

人間との”約束”が出来て以来、人間を調達するには養殖して収穫するより方法が無くなったバイヨンは仮に飢えていた。

 

時は流れて約800年前。

 

味がしない”死肉”にうんざりし続けて、時は流れて200年前。

 

バイヨンは自前の農園で働く鬼から、生きた人間の子供を秘密で融通してもらうことに成功する。

 

自分の庭で子供を狩る、”狩りもどき”を楽しむバイヨン。
調理された肉を食べて、勘違いかもしれないが味がすることに思わず涙する。

 

”私は今 活きた命を食べている”という実感に沸き立つバイヨンの心。

 

次第に獲物の数は増えていき、現在の猟場となっていくのだった。

 

バイヨンはふらつき、今にも死にかけの身体でナイジェルやルーカスに攻撃を仕掛けようとする。
そして内心、自分がこの地下に誘い出された腑抜けだと考えていた。

 

せめて自分の最期の道連れにと渾身の力を振り絞って、バイヨンは槍を片手にルーカスに駆け出す。

 

オリバーは、バイヨンが構えている槍がフェイクであり、本命は左手の鋭い爪による一撃だと見抜いていた。

 

ルーカスの放った銃弾でバイヨンは絶命する。

 

目の前の光景に驚愕し、目を見開くナイジェル。

 

ルーカスを庇うようにして立つオリバーの腹にはバイヨンの左手の爪が深々と食い込み、腕ごとぶら下がっている。

 

「オリバー!!」

 

ナイジェルとルーカスが、崩れ落ちるオリバーに駆け寄る。

 

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第85話 どうしたら

何故鬼に追われているのか訳も分からないまま、幼いオリバーは森の中を逃げていく。

 

「こっちだ!!」
ルーカスが叫び、オリバーに駆け寄ってその手を取る。

 

ルーカスに保護されたオリバー。その後、次々に仲間が増えていく。

 

オリバーには、親代わりとなったルーカスに大きな恩があった。

 

回想終了。
バイヨンがルーカスを狙っているのに気づいたオリバーがルーカスの前に仁王立ちになる。

 

バイヨンはルーカスの放った銃弾により絶命するが、オリバーの腹には深々とバイヨンの爪が食い込んでいた。

 

ルーカスが崩れ落ちていくオリバーに駆け寄る。

 

 

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治療

地下壕から抜け出し、笛を吹くペペ。
(バイヨンを斃したぞ)

 

そして、ザックを助けに再び森を行く。

 

地下壕ではルーカスによるオリバーの治療が始まっていた。

 

オリバーはバイヨンの爪が刺さったまま状態で仰向けに寝ている。

 

ルーカスは手術をすると宣言し、ナイジェルや周りにいる子供たちに指示を飛ばしていく。

 

「頑張れ! オリバー!」
切羽詰まった表情でオリバーに声をかけ続けるルーカス。

 

そんなルーカスの背中を、一通り背中の治療を済ませて俯せの状態のジリアンが見つめる。
(オリバー?)

 

 

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「気がついたかジリアン!」
ジリアンが目を開けているのに気づいたナイジェルが声をかける。

 

「ナ……」

 

声を出そうとしたジリアンに、ペペが応急処置しただけだから、と喋るのと動くのを制止するナイジェル。

 

オリバーの上半身はジリアンからはルーカスの身体で隠れている。
しかしルーカスがオリバーの左腹部を処置しているのは見える。

 

ナイジェルは、オリバーはバイヨンによって腹に傷を受け、ペペはザックの元に向かっていると説明したあと、けど喜べ、と顔を綻ばせる。
「バイヨンは斃したぞ!!」

 

ジリアンは驚いた表情を浮かべてナイジェルを見つめる。

 

 

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エマの元へ

約束の時間まであと2分間、ナイジェルはエマの元に向かうと宣言し立ち上がる。
「ここで待ってろ 終わらせて来る」

 

「ごめん…ナイジェル ルーカス…みんな…私――」
苦しそうに声を絞り出すジリアン。カハッ、と咳き込む。

 

「ジリアン」
背中越しにジリアンの言葉を聞いていたルーカスは、オリバーの治療をしながら、何も考えるな、とジリアンに呼びかける。
「よく頑張った」

 

ルーカスからの労いの言葉を噛み締めるジリアン。

 

ルーカスはオリバーとジリアンの二人に、必ず助ける、と力強い言葉をかける。

 

そして、エマの元へ向かうナイジェルに、いざとなればさっき話した通りに、と意味深な指示をしてナイジェルに振り向く。
「頼んだよ 必ず生きて戻りなさい」

 

銃を構えたナイジェルはルーカスに笑顔で答え、螺旋階段を駆け上がっていく。

 

 

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消耗した戦力

(足りない)
ルーカスはオリバーの治療に必死になりながらも、圧倒的に足りなくなってきている自軍の戦力を憂慮していた。

 

計画通りならばレウウィス以外の三組を斃した後、全員でレウウィスを打倒するという段取りだった。
しかしオリバーとジリアン、安否不明のザックも戦闘不能なのに加え、ペペの右腕も動いていないという現状では、当初の作戦は不可能だとルーカスは計算していた。

 

主戦力であるオリバーやザック無しにレウウィスを斃すことなど考えられないルーカスは、治療を進めながら、当初の作戦の代替となる妙案を必死に練る。

 

しかし思い浮かばず、代わりに考えるのはまだ戦いの結果が分かっていないノウス・ノウマを相手にしたサンディたちのことだった。

 

 

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仮にサンディ達がノウス・ノウマを斃せずに全滅してしていた場合、レウウィス・ノウス・ノウマに対してナイジェル・エマだけで戦わなくてはいけない。

 

そんな最悪の事態の為、ルーカスはナイジェルに”最後の手段”を教えていたのだった。

 

最悪な状況に陥らない為に、再びアイデアを練るルーカスが思い出すのは、猟場を終わらせたいと強い決意を示すオリバーや仲間たちの顔ばかり。
(考えろ…)

必死に治療を施しているオリバーは意識を失っている。

 

「どうすれば…どうしたら僕は…!!」

ルーカスは、腕が両方あって、足が自由に動けば、と自分の不自由な体を悔やむ。

 

 

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全滅の危機

ノウスはサンディの顔を掴み、持ち上げている。

 

サンディの身体から地面に血が滴り落ちていく。

 

ノウスの背後には地面に倒れたソーニャ、木の幹にもたれ掛かったポーラが血塗れになっており、動いていない。

 

無傷のヴァイオレットは、惨劇の現場から少し離れた藪に隠れてそのノウスの様子を窺う。

 

(くそっ…)
恐怖に怯え、呼吸を乱すヴァイオレット。
(何なんだ…何なんだアイツ…!!)

 

思い出す惨劇の記憶。

 

ノウマを食べてその名を叫ぶノウマは、逃げるヴァイオレットとポーラに向けて槍を投擲する。

 

ポーラの右肩を、槍はその背後から勢いよく貫いていく。

 

「ポーラ!!」
ポーラに手を伸ばし叫ぶヴァイオレット。

 

 

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ノウスはソーニャの背後に高速移動する。
「俺の愛しいノウマを…」

 

背後のノウスにソーニャが振り向く。

 

「ソーニャ!!」
サンディが銃を構えて叫ぶ。

 

「そうよ そう…… 痛めつけて」
ノウスは頭を鷲掴みにして宙に持ち上げたサンディに対して執拗に打撃を加え続ける。
「ああ…」

 

「楽に死なせちゃイヤ」
ノウスは一人で会話している。
「当然だ」

 

「私を殺したこいつらを一人残らず」
サンディの腹にパンチを入れる。
「順番に」

 

 

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「でもまだ一匹隠れてるわ ノウス」

 

「ああ…わかってるよノウマ」

 

ノウスがまるでノウマと喋っているようにブツブツと独り言を言っている。
その光景を見て、恐怖に引き攣るヴァイオレット。

 

どこにいるのォ? とノウマの口調で呼びかけるノウス。

 

ヴァイオレットは、ノウマを食べたことで、ノウスがノウマの人格を取り込んだのではないかと戦慄する。
強くなっているのは怒りなのか、それともノウマを食べたからなのか。

 

あいつはオレ達で殺せるはずだったのに、と悔しそうにノウスを見つめるヴァイオレット。

 

ノウスは意識を失い脱力し切っているサンディの腹に膝蹴りを見舞う。
顔面がボコボコになっているサンディは呻き声さえ上げない。

 

 

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ヴァイオレットの前に現れたのはエマではなく……

「ほら出て来いよ」
ノウスは、この惨状を見ているはずの人間の仲間に呼びかける。
「殺しちまうぞォ」

 

(チクショウ!! あの野郎!!)
歯噛みするヴァイオレット。

 

ノウスはサンディに打撃を加え続けている。

 

(何とかしなくちゃ何とかしなくちゃ)
ヴァイオレットは、この場でノウスを殺さなくてはと焦るが、その方法が見つからない。

 

狙撃は位置がバレるし、一時撤退した場合サンディ達の命が危ない。

 

(チクショウ チクショウ チクショウ)
涙を流すヴァイオレット。
(一体オレはどうしたら…!!)

 

 

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その時、ヴァイオレットの肩に、ポン、と何者かが手を置く。

 

ヴァイオレットの視界にいるのはエマ。
(え? エマ?)

 

しかしヴァイオレットは、目の前で口元で人差し指を立てている誰かが、エマとは違う事に気付く。

 

「通常の狩りじゃねぇ… それとも13年で変わったのか?」
その誰かとは別の人間が呟く。

 

「どうなってる?」
ヴァイオレットの肩に手を置いたまま問いかけるのはレイだった。

 

「手短に状況を説明しろ」
レイの背後に立つオジサンもヴァイオレットに問う。

 

 

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感想

意外な戦力

ここでオジサンとレイが来るとは……!

 

ルーカスが戦力の枯渇を懸念していたところにジャストタイミングでやってくる。
この展開に痺れたわ。

 

個人的には、オジサンの本気の戦いが見られるのが楽しみだな。
年齢的に、そして経験の多さからも、人間の中で一番戦闘力が高いのがオジサンだと思う。

 

オジサンとレイは、エマ達にとって、これ以上ないくらいに心強い増援と考えて良い。

 

どうやってノウスを斃すのか楽しみだ。

 

オジサンとレイの持っている武器は、集落に用意された武器よりも強いのだろうか?
二人の持ち込んだ武器が、専用銃と特殊弾に近い性能を持っているといいんだけど……。

 

 

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ノウスの変貌

やはり、ノウスはノウマを失う前よりも脅威度が増したようだ。

 

復讐心から怒りを増幅させ、これまでどこか人間に対して持っていた余裕を一切無くして本気で襲い掛かってきた為かと思ったが、ヴァイオレット曰く、ノウマを体内に取り込んだことで強くなったのかもしれないのだという。

 

仮に”鬼は、鬼を食べることで人格はおろか強さまでも取り込むことが出来る”なんていう生態があるのだとしたら恐ろしい……。

 

ノウスに関しては、愛するノウマを失い気が触れてしまった結果、まるでノウマと会話するような独り言を口走るようになっただけという可能性がある。
強さに関しては、強くなったというより本気を発揮するようになっただけではないか。

 

恐ろしい敵だが、何だかとても人間くさい所があるとも感じた。

 

愛する人を失って怒りに我を失うのは人間も一緒だ。

 

それだけに、ノウスが狂って強さを増したのだとしたら、レイとオジサンが増援としてやって来たけど倒せるかどうか……。

 

 

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鬼の生態

今回、ヴァイオレットは、ノウスがノウマを食べてその強さを取り込んだという仮説を立てた。

 

もし鬼の力を取り込めるなら、ひたすら強さを求めて鬼を食べ続けてきた、とんでもなく強い鬼が出て来る?

 

ただ、知性鬼はわざわざ鬼を食べる為に鬼を殺すことは無いような気がする。何となく……。

 

どうやら、知性がある鬼の行動様式は、基本的には人間に近いように思う。
仮に強くなれるとしてもわざわざ同士討ちをやるほど愚かではない。

 

ただ、死んだ鬼をノウスのように食べることはあるかもしれない。
それが親愛の証なのか、ただ強さを取り込む為なのかはわからないけど……。

 

 

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これまで、鬼はその強靭な肉体や人間を好んで食べること以外は行動様式や考え方が人間に近いような気がしていたが、力を取り込む為に鬼も食べるということになればさらに人間との違いが鮮明になる。

 

とりあえず、ノウスに対してレイやオジサンがヴァイオレットとどう攻勢に転じていくかが楽しみだ。

 

あと、オジサンの本名が明かされる時が近いと思う。

 

ルーカスと再会して、その時に互いに名前を呼びあうとか?

 

名前が分かるシチュエーションが一体どんな風なのか、とても楽しみだ。

 

以上、約束のネバーランド 第85話のネタバレを含む感想と考察でした。

 

第86話はこちらをクリックしてください。

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