約束のネバーランド 最新第168話創造主ネタバレ含む感想と考察。自分の使命を全うしようとするヴィンセントに起こった悲劇

約束のネバーランド 第118話 エマ

第168話 創造主

第167話 鬼さんこちらのおさらい

本気を出す鬼たち

エマたちは在庫保管室に立てこもっていた。

鬼は制御室から在庫保管室を開けようとするが、扉が開かない。

続いて外で爆発音。

GFに向かうための外橋が崩落していた。

ピーターは在庫保管室にエマたちが立てこもった行動の目的を考えていた。

エマたちがGF内の自分を含めた人間、鬼を全て殺すつもりであったとして、外には王兵2000がおり、それはエマたち自身も分かっているはずだった。

GFを乗っ取ったとして、誰にどのような要求をするのか、他に逃げる算段があるのかとピーターは必死に考えを巡らすが、これだという答えには行き当らない。

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鬼のボスは立てこもったのは食用児の一部であり、目的は人質の確保と隔離だと部下に知らせて落ち着かせようとする。

在庫保管室から何人か飛び出してきて、農園を奪いに動くと予想する鬼のボス。
食用児たちは鬼の弱点も、GFの内部構造も知っていると警戒を促す。
そして保管室の人質よりもまずは侵入者だとターゲットを定めるのだった。

「此度は逃がさん」
鬼のボスは2年前にエマたちに逃げられた屈辱を晴らすべく気を引き締める。
「家畜共の好きにはさせん」

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鬼ごっこ開始

「”鬼ごっこ”開始だ!」
在庫保管室から飛び出したのはエマ、ノーマン、ジリアン、レイ。

待ち構えていた鬼がエマに向けて武器を振るうが、エマは鬼を飛び越えてかわす。

その隙に鬼に向けて銃を撃つレイ。

しかし鬼は自らの手で自分の弱点である顔をガードする。
「構わん! 撃ちまくれ!!」

レイの指示通り、ドン、ジリアンは銃を撃ちまくる。

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「退くわよ!」
数匹の鬼を足止めしている間にジリアンが退避を促す。

逃げるエマたちを追いかける鬼たち。

鬼はエマたちが二人ずつで西と東の二手に分かれて逃げるのを制御室に伝える

制御室にいる鬼のボスは全ての階から兵を集めて地下2階を封鎖すると全ての鬼に伝達するのだった。

シャッターが閉まっていく。

エマたちは行き場を塞がれてあっという間に鬼に追い詰められていく。

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掌握

行き止まりだ、と勝ち誇る鬼にノーマンが笑顔で返す。
「それはどうかな?」

それと同時にさきほど閉まったばかりのシャッターが開いていく。

焦る鬼たち。

ヴィンセント、ナイジェル、ハヤトは壁のパネルを外してコードを引き出し、パソコンで作業していた。
接続完了、とヴィンセント。
「敵制御室を乗っ取った」

制御室の鬼たちはシステムを遠隔操作されていることに気付く。
必死に侵入された箇所を洗い出す鬼たち。

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ヴィンセントは扉の開放と閉鎖を行っていく。
敵のカメラをモニターに表示させることに成功したナイジェル。

ヴィンセントはモニターをじっと見つめて、ノーマンに通信で敵の位置を知らせていく。

それを受けて、ノーマンは施設の内部構造と敵の位置を脳内であっという間に照合させると、各箇所にいる仲間たちに素早く敵の位置を知らせて状況に応じた指示を出す。

ノーマンからの情報によりエマたちは戦いを優位に進めていく。

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転んでしまったギルダは鬼から攻撃を受ける。
鋭い爪がギルダに届くギリギリで、アイシェが鬼を撃ち殺す。
鬼たちは侵入者たちが一向に捕まらないことに違和感を覚えていた。
(どこから誰が出てくるかわかっている どう動けばよいかも…)
「オイ…どうなってる」
通信しようとするも、ノイズがひどくなって通信が出来なくなっていく。
それはナイジェルによる通信妨害によるものだった。

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ピーターの元へ

ずっとパソコンと向き合っていたヴィンセントがノーマンに報告する。
「ピーター・ラートリーは今 地下1階応接室にいる…!」

それを受けて、オリバーがノーマンたちに呼びかける。
「ここは任せて先に行け!」

「ありがとう 恩に着る!」
階段を上っていくエマ、レイ、ノーマン。

制御室の鬼はシステムジャックしているナイジェルたちの場所を特定し、鬼を向かわせていた。

「させるかよ…!」
パソコンを操作するナイジェル。

「鬼さんこちら!」
ジリアンは鬼をどこかに誘導していた。

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ホールに集められる鬼たち。
(え なんで全員…)
呆然としている階下の鬼たちにオリバー、ジリアン、ドンが睡眠ガスを噴き出す装置を放り投げて、その場から去る。
閉まっていくシャッター。

鬼を一か所に閉じ込めた上で、殺すのではなく無力化するのは事前に立てていた作戦通りだった。

(「狙うべき大将はピーター・ラートリー」)

「誘導完了!」
オリバーたちがエマたちを追いかける。
「俺達も急ぐぞ!」

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第167話 鬼さんこちら振り返り感想

エマたちは本当に強くなった

あまりにも鮮やか過ぎるエマたちの動き。
あっという間に形勢逆転。
鬼は油断しているわけではないのにエマたちにロクに被害を与えることが出来ていない。
もはや安心感を持って見ていられる戦いぶりだった。

制御室を乗っ取って施設内の情報を掌握し、戦いを有利に進めることに成功したのが決定的だった。

事前に練っていた作戦の精度が高過ぎる。というかみんな優秀過ぎる。

特にノーマンがメンバーに加わって、よりチームが機能するようになった。
単に情報を把握しただけでは意味がない。得た情報を100%活用かして的確な指示を出せたノーマンの性能が光っていた。

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鬼もただ黙ってやられっぱなしというわけではなく、システムの遠隔操作をきちんと感知して必死に対処のために動こうとしていた。しかし如何せんエマたちの行動があまりにも早過ぎたようだ。対処が全く追いついておらず、エマたちのワンサイドゲームになっていた。

鬼が無能というより、高級農園GFでエリート教育を受け、農園を脱出後はサバイバルや強敵との戦い、死に瀕するような体験を通じてエマたちは逞しく鍛え上げられた。
つまり、とんでもなく強くなったんだな……。女王だって倒したわけだし。
感慨深いものがある。

いよいよラートリー家のボスであるピーターとの対決は近い。
ピーターを倒せばエマたちの勝利は目前だろう。

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このまま勝利できるのか

この勢いなら何の問題もなくエマたちが勝利できそうな感じだが、ピーターにはエマたちが持ち合わせていない敵に対する残酷さ、容赦のなさがあるから怖いと思う。

以前、シェルターを強襲したアンドリューたちの食用児に対する容赦のない振る舞いが未だにトラウマなんだよな……。あれは子供たちに対してあまりにも無慈悲だった。

アンドリューの食用児に対する敵意、悪意がすさまじかったのを覚えている。
部下の思想や振る舞いに、上司の意思が全く反映されていないということはないと思う。ピーターが食用児と戦うことを諦めて、交渉することなど考えられない。
ピーターは食用児に対してどこまでも残酷になれるだろう。

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あと、ピーター以外にもイザベラという宿敵がいる。
実はエマたちGF組にとっては、ひょっとしたらピーター以上の敵になるのかもしれない。
もしラスボスがイザベラだったら、因縁も相まって燃える展開だと思う。

果たしてエマたちはこのままピーターたちに勝利できるのか。
それともここから悪夢が始まるのか。

前回第167話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

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第168話 創造主

重要な仕事

鬼はシステムの乗っ取りを行っている食用児の位置を特定していた。

それとほぼ同じく、ヴィンセントも自分たちが鬼に気付かれたこと察知する。

この場を離れて隠れることをハヤトが提案する。
しかし、作業完了まであと少しだと粘るヴィンセント。
ヴィンセントは自分たちの役割が作戦成功のために最重要であり、ここで仕事を完遂できないことはつまり自分達全員の敗北を意味することを理解していた。
「私は私のやるべき仕事をやりきる ――それまではこの場を離れん 絶対に」
そう言って、ヴィンセントはパソコンのキーボードを叩き続ける。

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ヴィンセントの覚悟を受け、ナイジェルは頷いて同意する。

この場を離れるように提案したハヤトもまた、無言でヴィンセントの作業を見守る。

「できた!」
ヴィンセントがキーボードを打ち終えると施設内のシステムダウンが起こる。

鬼たちのシステムが暫く動かなくなることを確信したヴィンセントはようやくその場からの退避準備にとりかかる。

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逆転

ピーターのいる部屋に到着したエマたち。

銃を構えて扉を開け放ち部屋に侵入するが、部屋はもぬけの殻だった。

ノーマンはピーターの現在位置を確認すべく、再びヴィンセントに連絡をとる。

「やあノーマン 久しぶりだね」
応答したのはピーターだった。
「やるじゃないか」

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ピーターはノーマンを、ラムダの壊滅、女王や五摂家の殺害、王政崩壊、GFへの侵入など、食用児としては上出来だと褒めると、勝ち誇ったように続ける。
「だが僕はそこにいない 映像はダミー 僕達の方が一手早かったね」

ノーマンたちは黙ってピーターの言葉を聞いていた。

ヴィンセントたちの安否を訊ねるノーマンにピーターは即答する。
「生きてここにいる」

その時、エマたちや、オリバーたちの元に銃を持ったピーターの部下が現れる。
互いに銃を突き付け合い、緊張が生じる。

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ピーターは、今まさにそういう状態だ、とエマやオリバーたちの状況を見通していたかのような様子で続ける。
そしてピーターは、自分たちのところのヴィンセントを含めた5名に関しては既に拘束の上で銃をつきつけていると説明するのだった。

「君達の負けだよ ”鬼ごっこ”は終わりだ」
ピーターはヴィンセントが落としたシステムの復旧が進んでおり、人質を守っている在庫保管室のロックが解けると説明する。
さらに、3日前に王都でソンジュとムジカが捕まり、間もなく処刑される聞いたエマは青ざめていた。

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ソンジュとムジカが邪血の力で助けた民衆たちも既に全て殺害し、政権はラートリー家の”指導”によって 現四大農園と五摂家家臣団との合議連合体制で引き継いでいると続ける。

「ラムダも復活させるよ」
ピーターは、今後GFのような”高級農園”の代わりに全てラムダ型の新農園に一本化することでこの世界を平和な楽園にするのだと勝ち誇る。
「礼を言おう 君達のおかげで世界は変わる――図らずも僕の望む未来にね」

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謝罪

自分達の敗色が濃厚であることを知りエマたちは愕然としていた。

そして、さきほどからヴィンセントの端末を操作していたピーターの部下は、残っている作業はロック解除のみであり、すでにシステムが復旧していることを報告する。

しかし肝心のロック解除作業に関しては、三重にも渡って施されている厳重なパスコードにより、弾かれるのだった。

クク、とヴィンセントが笑う。
「さあ外してみろ こちらとて万一の事態如き想定済だ」

「面倒だな」
ピーターはヴィンセントに銃口を突き付ける。

しかしヴィンセントは一切怯む様子を見せず、断る! と即答する。
パスコードはすぐには外せず、自分に吐かせるしかない。しかし死んでも教えない、と笑うのだった。
「ボス! 皆! 聞こえるか!!」
ヴィンセントは無線越しにノーマンたちに呼びかける。
「そういうことだ!! まだ時間も勝機もある!! 終わりじゃない!!」
そして、目の前にいる敵を撃ち、自分たちに構わず作戦を完遂させるようにと続ける。
「こいつらだけには未来を渡してはいけない!!」

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傍らのナイジェルに、悪いな、と謝罪するヴィンセント。

ナイジェルは、いいってことよ、と即答する。

二人は覚悟を決めていた。

「いやだ! 絶対全員で生き残るんだ!!」
ノーマンが叫ぶ。

ヴィンセントは心の中で、ノーマンに頼り切ることで甘えていたことを謝罪していた。
(あんたが強ければ強いほど自分も強くいられている気がした)

(そうだ 結局のところ私も”怖かった”んだ)

(最後は友としてあんたを勝利に導きたい)

そしてヴィンセントは不敵な笑みを浮かべたまま叫ぶ。
「これでいい! 進め! ノーマン!!」

パァン

ヴィンセントに向けていた銃の引き金を引くピーター。

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ピーターの怒り

青ざめるノーマン。

ヴィンセントは左の上半身を撃たれ、崩れ落ちる。

「うんざりだ なんでこうどいつもこいつも物解かりが悪いんだ なんでこうも僕に逆らうんだ 僕は食用児の父 創造主なんだぞ」

「農園がなかったらラートリー家がいなかったら家畜(おまえたち)は生まれてすらこなかったんだぞ」

「タダで食わせてもらって育ててもらって なのに農園に我々に刃向かい逃げ出し 挙句破壊しようとする なんて愚かで不敬なんだ」

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「反抗期にはもううんざりだ!!」
叫ぶピーター。
「その目! その目もだ ムカツくんだよ! なぜ敗北を認めない!」
ナイジェルに銃を突きつける。
「もういい 所詮は不良品だ」
続けて、全員殺せ、と部下に命じる。

しかし部下が行動するような気配がないことにピーターは違和感を覚えて、確認のためにに後ろを振り向く。

しかしピーターには、なぜ部下が端末にもたれかかるように倒れているのか理解できなかった。

「”パパ”? 笑わせるな」
オリバーはピーターに銃を突きつける。
ザック、ジリアン、アイシェもまた、少し離れて銃を突き付けている。

「お前は俺達の父親じゃない!!」
オリバーはピーターに向けて毅然として主張する

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第168話 創造主の感想

ヴィンセントは大丈夫なのか

これ、ヴィンセント死んじゃったのかな……。
心配……。

ピーター恐るべし。

まさか映像を差し替えてエマたちを欺くとは……。

このまま鬼の合議連合が鬼の社会の中枢を占めるようになったら、ピーターの目論見通り、ピーターが鬼の社会を裏を支配する体制が実現してしまう。

そうなれば当然ラムダ以外の農園は潰され、それにエマたちのように反旗を翻ることができる食用児はいなくなる。

狡猾なピーターに撃たれ、ヴィンセントは生死不明……。生きている可能性はまだあると思う。

今のところ、この事態を打開できるのはオリバー班だけだろう。
果たしてオリバーたちは見事にピーターを仕留められるのか。それともし損なうのか。

以上、約束のネバーランド第168話のネタバレを含む感想と考察でした。

第169話に続きます。

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