約束のネバーランド 最新第119話邂逅の(ネタバレ含む)感想と考察。

約束のネバーランド 第118話 エマ

第119話 邂逅

第118話 対面のおさらい

一息つく

量産農園からクリスティを救うために必要な薬を調達したエマたちは、ザジの同行によって無事に子供たちの待つ場所へと辿り着いていた。

 

子供たちはザジの異様を遠巻きに眺めている。
ハヤトはザジから彼らを守るように両手を広げてザジと子どもたちの間に立つ。

 

「あうあー…」
そう言って、おもむろに子供たちに向かいお辞儀をするように頭を下げるザジ。

 

ザジの首元にトラの小さいぬいぐるみがある。
それを見て、トラさんかわいい、と思うジェミマ。

 

 

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ハヤトはザジの思わぬ行動を前にして慌てている。

 

薬は点滴でクリスに投与されていた。

 

クリスは? と心配そうにその容態を訊ねるエマに、大丈夫、とサンディが笑顔で答える。

 

まだ油断はできないものの、脈も呼吸も落ち着いたと聞いてエマはようやく安心する。
「よかった よかったクリス…!」

 

ギルダは笑顔で、見事に仕事を果たしたアンナを労う。
そして危うく鬼に食われかけたエマにきちんと休むよう促すのだった。

 

 

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出発

翌日、日が昇ると同時にハヤトたちの先導により目的地を目指すエマたち。

 

2日後、エマたちは目の前に広がる巨大な木の森に驚いていた。

 

この先にアジトが? と冷静に訊ねるオリバーに、ジンはあと少しと答える。

 

レイは銃を構えて辺りを警戒しつつ、地面にある鬼の足跡を見る。
鬼の街からは遠いものの、この森にも野良鬼が相当数いる。
それなのにこんな場所に何百人もの食用児が暮らすアジトがあるのかとレイは疑問に思っていた。

 

ハヤトが、先に行ってミネルヴァたちに知らせる、と屈伸運動をする。
エマたちを無事にお連れして、とジンとザジに言うと、ハヤトは猛烈な速度で走り出す。

 

ハヤトの俊足に呆然とするエマたち。

 

(何だ今のは いや…そういえばあいつあの時も――)
レイは量産農園でのハヤトの動きを思い出していた。
(あいつ… いや こいつら――)

 

到着したことを知らせるジン。

 

 

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エマが木の根元の穴を覗き込むと、内部は巨大な空洞になっている。
頭上はるか高くまで、街が広がっていた。

 

あまりの光景に、何これ!! とはしゃぐラニオンとトーマ。

 

それにジンが、アジトです、と当たり前のように答える。

 

いやそれはわかるけど、とつっこむジリアン。

 

ジンは詳細は知らないと前置きしつつ、ここは昔、鬼の一族が隠れ住んでいた集落の廃墟で、街に住む鬼たちはその存在を知らないので近づかないのだと説明する。

 

クリスティとドミニクは医務室に通される。

 

医務室にある豊富な薬に目を見張るアンナ。

 

皆さんはこちらへ、とジンが階段の上を指す。

 

 

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エマたちは長い階段を登っていく。
その道中、この街に住む食用児たちが活き活きと生活している光景にエマたちは呆然とするのみ。

 

(本当に町だ 何でもある それにどの子もみんな笑顔だ)

 

エマたちの行く手にこの街の住人が集まっていく。

 

みんな笑顔を浮かべて、脱走者であるエマたちに友好的に接していく。

 

お茶やお菓子を振舞われる子供たち。

 

レイはお茶を手渡している少年の手の甲にある、食用児であることを示すマークを見つめていた。

 

ハヤトが、ミネルヴァがリーダーに会いたいとエマを呼び出す。

 

オリバーは自分を振り返るエマに、頷いて見せる。

 

エマは頷き返し、ハヤト、ザジと共に先へ進む。

 

 

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”ミネルヴァ”との対面

エマの胸にこれまでの出来事が甦る。
GFを脱走出来たこと、そしてその後の2年はミネルヴァと会うことを目指してきたからこそ得られた結果だとエマはペン型端末を握りしめて感慨に浸っていた。

 

ハヤトがドアをノックし、開く。

 

「ご苦労 ハヤト 下がっていい」

 

ミネルヴァの部屋にエマだけが残される。

 

「長かった よくやく会えたね」

 

(この人が…)
エマはミネルヴァの顔を呆然と見つめていた。
(嘘…どうして?)
エマの目から涙が溢れ、流れ落ちる。

 

「ノーマン…」
そこに立っていたのはノーマンだった。

 

 

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第118話 対面の振り返り感想

予想外

これは予想できなかった。

 

当たり前だけど、エマたちと同様、きちん成長してるなあ。

 

エマたちとほぼ変わらぬ年齢で、おそらく年上であろう側近の4人をきちんと部下として扱っているということか。
かなりのカリスマ性がないとあの濃い面子を制御するのは無理だろう。

 

これ、GF農園にいたころからさらにエマやレイとその力の差が開いているのでは?
あの頃から二人よりもちょっと上をいっていたような印象があったけど、これはすごい成長だと思う。

 

2年の間にノーマンはあの農園? 研究所?(ラムダ?)のようなところから脱出したってことなのかな。

 

いやー。彼が一体どんな経緯でこうなったのかが非常に気になる。

 

どうやってあそこを脱走したのだろう。かなり厳重な施設っぽかったけど……。
 

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ひょっとしたら本物のミネルヴァであるジェイムズ=ラードリーに救われたとか?

 

それで本物は深手を負い前線を離れて、その後釜に高いポテンシャルを秘めたノーマンを据えた?

 

確かミネルヴァが各地の農園を解放し始めたのは半年くらい前からだったはず。
その頃からノーマンはミネルヴァを名乗り始めたということなのか。

 

あの施設自体がミネルヴァの持ち物ってことはないよな……。
鬼が働いていたし、やってることも人体実験っぽかったし……。

 

もしノーマンがミネルヴァの力を借りず、単独で脱走したとしても、なんかどこかでミネルヴァに会ってそうな感じがする。

 

それで彼の意思を継いで今に至る、とかだったら熱いなあ。
 

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しかし、まさかここで再登場するとは思わなかったわ。

 

ノーマンが生きていることがわかったのはエマが猟場で貴族たちと戦う直前くらいだったはず。
そういえばそれから全然ノーマンの描写がなかったっけ。ぶっちゃけ忘れてた。

 

そういえば、アダムがノーマンの番号を呪文のように唱えていたその真相も明かされるのか。

 

あれも気になってしょうがなかった。

 

次の号で色々と明かされそうな気がする。
見逃せないなあ。

 
 

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人体強化?

ひょっとしたらハヤトやジン、あと側近の4人も、あの施設に収容されていたのかもしれない。
施設内で彼らと繋がりを持ち、協力して脱走して以来、この半年の間に各地の農園を潰す活動をするようになったとか?

 

ハヤトの俊足は人体強化手術が成功してるってことじゃないのかな。

 

ザジは戦闘能力と引き換えに知能を失い、顔も崩れてしまったから紙袋で隠している?

 

レイが気になっていたようだったけど、ジンにもハヤトのように何らかの能力があったりするのかも。

 

しかしもしあの施設が人体実験の施設なら、なんで鬼がわざわざ食用児を人体強化なんてするのかわからん。

 

食料を大きくするべく、筋肥大の研究をしていたのかな……。

 
 

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ノーマンは小奇麗な部屋を宛がわれて、テストを強要させられていたのはその頭脳をゆくゆくは実験する側として活かして欲しかったとか?

 

色々妄想が爆発する(笑)。それだけノーマンのこういう形での再登場は衝撃的だった。

 

でも今後エマとノーマンとで方向性の違いが生じたりしないのかな。
それだけが心配だ。

 

ノーマンは農園の解放と食用児の生活を第一に考える。

 

エマは鬼の首領に会い、約束の結び直しを目指す。

 

エマたちも全食用児の解放を目指しているけど、ノーマンとはそこに至るまでの道が違ってきそうなんだよなあ。

 
 

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ノーマンは楽園のリーダー、責任ある立場として、きっとエマたちの冒険に同行することはできないだろう。

 

そして食用児たちを守らなくてはならないという責任ある立場だからこそ、エマたちに自分たちの活動の手伝いを望むのではないか。

 

しかしエマたちが期限を区切っているのはそもそもGFに置いてきたフィルたちの出荷が始まる前に救い出すと決めていたからだ。

 

それは確かノーマンが”出荷”された後エマたちが決めた方針だったような? あとから読み返そう。

 

もしそうだとしたらノーマンも無理にエマたちに自分たちの活動を優先的に手伝わせたりしないのかな。

 

ここからエマたちと協力関係を築いていくことになるのか。
それとも袂を分かることになっていくのか。

 

個人的に、そこらへんが気になる。

 

 

前回第118話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

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第120話

再会を喜ぶエマとノーマン

ミネルヴァを見て、彼がノーマンであることを知ったエマは涙を流しながらの信じられない様子でノーマンなのかと確認していた。

ノーマンはエマの泣き顔に感応するように、泣きそうな表情を浮かべて、しかし笑顔で頷く。
「エマ」

お互いに駆け寄り、ひしと抱き締め合う二人。

エマは、ノーマンを救えなかったことで後悔したことや、自分たちがここに来るまでの苦労を思い出していた。

 

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エマはノーマンに、なぜ出荷されたのにここにいるのか、と素直な疑問をぶつけていた。

それに対し、自分だけは別の農園で鬼に飼われていた、と簡潔に答えるノーマン。

そしてエマにいきさつを訊ねようとしたノーマンは、エマの左耳が存在しないことに気づき絶句する。

ハウスに置いてきた、と軽く答えるエマ。
しかしすぐに、脱獄はできた、レイも連れてきたと続ける。

うまくいったんだね、と感慨深げなノーマン。

 

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子供たちとの再会

エマはミネルヴァの部屋に仲間たち全員を連れてきていた。

まさかミネルヴァの正体が死んだと思っていたノーマンだったと夢にも思わなかった仲間たちは、みな笑顔や、あるいは驚きの表情を思い思いに浮かべてノーマンを見つめている。

「今の私の仲間!!」
エマは誇らしげにノーマンに仲間を紹介する。

「すごいや 増えたなぁ 大家族だ!」

そうエマの言葉に応えるノーマンの姿を前に、どういうこと? とドンはただただ戸惑っていた。

ヴァイオレットはノーマンが写真で見た、すでに死んでいたはずの子供だと気付いていた。

「22194 22194」
ノーマンを見て、彼のナンバーを呟くアダム。

 

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生きてたの!? とナットが涙を流して問いかける。

それをきっかけ、子供たちがいっせいにノーマンに駆け寄り抱き着く。
ノーマンは笑顔で彼ら、彼女らを抱き留める。

感動の再会の光景を前にして、オリバーたちは笑顔を浮かべていた。

それまで黙っていたレイがノーマンの前に立つ。

「レイ」
感慨深げに呟くノーマン。

突然、レイはノーマンの顔に一発平手打ちをする。

予想外の光景に驚愕するエマたち。

 

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酷いなぁ挨拶もナシに報復か、と笑うノーマン。
「いいモノ見れただろ」
不敵に笑う。

レイは黙ってそんなノーマンを見下ろしていた。
「ああ…おかげでな」
口を開くと、見る見るうちにレイの表情が歪んでいく。
「生きててよかった…!」
レイはノーマンとエマを同時に抱き締めていた。

なんで私まで? と脳裏でエマはツッコミを入れる。

「お前ももう二度と死のうとすんじゃねぇぞ馬鹿ノーマン」

「うん…了解 馬鹿レイ」

その光景を仲間たちが温かく見守る。

 

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数々の疑問

エマたちのこれまでの話を聞いたノーマンは、本当によく頑張った、と労いの言葉をかける。
そして新しく顔を合わせたオリバーたちGVの面々には、会えて嬉しい、と挨拶する。
そして、エマたちのシェルターが襲撃を受けて壊滅した件に関して、早く察知できなかったことを謝罪する。

悪いのはラートリー家だ、とジリアン。

これまでノーマンがどこにいたのかと訊ねるギルダに対し、ノーマンはおもむろにボタンを外し、胸元のマークを見せながらラムダ7214、食用児の実験場だと答える。

そのマークはアダムの胸元に入っているマークと同じだった。

どうやって出てきた? というレイからの質問に、ノーマンは、脱獄した、と簡潔に答える。
ラムダの中で共犯者を見つけて、ミネルヴァの支援者である”スミー”の力を借り、ラムダを破壊してきた、とノーマン。
さらに”スミー”はシスター・クローネにペンを与えた人物であり、彼はすでに殺されてしまったのだと続ける。

 

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ピーターの粛清で支援者はスミーを最期に全滅したのだという。
しかしノーマンはスミーが死ぬ前に、情報とアジトを始めとしたネットワークを受け継いでいた。

そんなノーマンの話を聞きながら、ドンは内心で、改めてノーマンが一食用児にもかかわらず半年で大勢の食用児を救ったことに驚愕する。

ノーマンがミネルヴァを名乗って放送していたのも、いつかエマたちに辿り着けるという考えからだった。
さらに”楽園”を作る、人脈の使用、ラートリー家への脅し、鬼への宣戦布告など、あらゆる面においてミネルヴァを名乗るのはノーマンにとって都合がよかったのだった。

 

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エマたちはノーマンからもたらされた驚きの内容に絶句していた。

しかしレイがその沈黙を破る。

”楽園”を作って、何をしようとしているのかと問うレイにノーマンはその質問に答えるには話しておかなければいけないことがある、と前置きするのだった。

「みんなは知ってる? なぜ鬼は人間を食べるのか 食べなければいけないのか」

「”鬼”とは何なのか」

 

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第119話 邂逅の振り返り感想

ノーマンの苦労

ノーマンもエマたちと同じく苦労したようだ。

ラムダから脱獄した、とさらっと言ったけど、でも楽ではなかったはずだ。

ラムダ脱獄や楽園を組織するまでの過程を見たいなあ。

本編でやってもいい内容だと思うんだが……。

ここらへんは、小説などでいいから外伝扱いで読みたい。

多分、その設定や話の流れ自体はきちんとあると思う。

 

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ラムダ脱獄

ノーマンがどこからに囚われていた描写があったけど、あれはやっぱりラムダだったんだなあ。
そしてこれまたやっぱり、そこは食用児の実験場だった。

しかし本物のミネルヴァに助けられていたわけではなかったんだな。
ここで支援者が来るのか。

支援者スミーの力を借りて、共犯者と共にラムダを脱獄したわけだ。

共犯者には、おそらくノーマンの現在のあの4人の側近が含まれているのかな。

彼らが人体実験によって人を超えた力を持っている可能性がより高まったと思う。

もし人体強化によって、鬼を倒せるだけの力を身に着けたとしたら、鬼は間抜けだよなあと思う。

とりあえずあの側近たちが気になる。
彼らは楽園の主戦力っぽいし、その詳細が知りたいところ。

 

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次回には、物語の核心となるであろう”鬼”の秘密が明らかになりそうだ。

鬼とは何なのか、という命題は、かなり根本的だ。

すでにその答えの一端はノーマンによって明かされている。

「人間を食べなければいけない」

食べたいというのは、単純に美味いからというのもあるけど、一番は必要だからだったようだ。

食人とは単に食の嗜好ではなく、鬼の生存に関わる重要なことだった?

そういえば鬼にはある程度の知能がある者も少なくない。
形成されている社会は、どことなく人間に近いようにさえ見える。

どうやら彼らは人間以外のものも食べられるようだし、単に腹を満たすだけなら死の危険を負ってまで人間を求める必要はないんじゃないか。

人間を通じてしか摂取出来ない必須の栄養素でもあるのか?

次回、ノーマンの答えがすごく気になる。

 

以上、約束のネバーランド第119話のネタバレを含む感想と考察でした。

第120話に続きます。

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