約束のネバーランド 最新第47話昔話のネタバレ感想と考察。ソンジュの明かす世界の真実を前にエマとレイは何を思う。

約束のネバーランド 第47話 ミネルヴァ

第47話 昔話

約束のネバーランド 第47話 レイ

第46話のおさらい

レイは少女の足を見て、少女とソンジュが鬼であることを指摘する。
約束のネバーランド 第46話 レイとムジカ
レイの指摘に驚愕して少女の足元を見たエマも彼女たちが鬼であることに気づく。

エマは自分が起きるまでに時間がどのくらい流れたかに思い至り、既に子供たちが最悪の状況にあるのではと恐れ慄く。

レイは背後のソンジュになぜ食用児を助けたのかと問う。

ソンジュはその質問に答えず、前を行く少女――ムジカに道を間違えていると呼びかける。

自分たち食用児を前に、ムジカとソンジュの力の抜けたやりとりに違和感を覚えるレイ。

レイは何とかソンジュ達から自分たちを助けた理由を聞き出そうとする。

エマは子供たちが無事かと語気強くソンジュに問い質し、ソンジュの来た方向に走る。

「なぜ鬼が人間を助けたか」問うレイに、自分が鬼だと肯定するソンジュ。

必死で洞窟内を走っていたエマは、子供たちに再会する。
約束のネバーランド 第46話 エマと子供たち
無事で、リラックスしている子供たち。

ムジカは怖がらせてすまないとエマに謝りながら頭巾を外す。

私たちは人間を食べないと言い、子供たちに食事を振舞うムジカとソンジュ。

疑わしく思いながらも食事を摂るエマとレイ。

食事の後、落ち着いた様子のエマはソンジュに礼を言い、疑ったことを謝る。
約束のネバーランド 第46話 エマとレイとソンジュ
ソンジュは鬼のほぼ全ては人肉、脳に目がないからしょうがないと言う。

話の流れで、生きた人間は農園の内側でしかお目にかかれないと言われ、目の色が変わるエマとレイ。

エマは「人間に何があったのか」「世界は今どうなっているのか」とソンジュに問うのだった。

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第47話

「世界は今、どうなっているの?」

 

ソンジュに決定的な質問をしたエマとレイ。

 

(「外」は今どうなっている?)

 

(30年で何があった?)

 

車の下に隠れて鬼を見た日。

人間を食うと知った日。

ママや子供たちとのGF農場での平和な日々。

脱獄の為に情報収集をした日々。

脱獄後に目撃した、地球とは微妙に異なる生態系。

 

それら全てがエマの脳裏に去来する。

 

「教えて」

 

30年前人間に何があったのか。

そして、世界はどうなっているのか。

 

ソンジュをまっすぐ見てエマは問いかける。

 

じっ、とソンジュの答えを待つエマとレイ。

 

「何も」

ソンジュはさらっと答える。

約束のネバーランド 第47話 ソンジュ

エマはソンジュの答えの意味がわからない。

 

「何も起きていない」

ソンジュが続ける。

「30年という数字がどこから出て来たかは知らんが世界はもうずっと昔からこのままだ」

 

どういうこと? と問いかけを続けるエマ。

 

ひょっとして、とレイが割って入る。

「地球じゃないのか?」

約束のネバーランド 第47話 レイ

 

レイの思わぬ問いかけに思わずレイのいる方向に振り向くエマ。

 

レイは、地球ではない別の惑星だから滅茶苦茶な生態系になったのか、と続ける。

 

いや、と短く否定するソンジュ。

 

ヒートアップして立ち上がるレイ。

「なら暦か? 暦が”嘘”か? 今は2046年ではなくもっと――」

 

いや、とソンジュ。

ここは地球で、人間の暦の一つでは紛れもなく2046年だと答える。

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衝撃の真実

ソンジュの答えによって、さらにわからなくなったレイとエマ。

 

それじゃあ一体……、とエマが問いかける。

 

「一つ昔話をしよう」

ソンジュは6本の指がついた手をレイとエマの前に掲げる。

「世界が今よりもずっと広かった頃の話だ」

 

かつて広かった世界。

農園など存在せず、広大な世界で鬼はたくさんいる人間を好き勝手に狩っては食らって生活していた。

 

鬼を恐れて服従、崇拝する人間もいれば、怒りと憎みで鬼と敵対する人間もいた。

 

やがて人間は食べられるよりも多くの鬼を殺す戦うようになり、鬼も同様に人間を憎むようになった。

 

終わらない戦いと恐怖に疲弊した両陣営。

約束のネバーランド 第47話 世界

人間側から鬼に向けて一つの提案が成された。

 

『人間は”鬼”を狩らない』

『だから”鬼”も人間を狩らない』

『お互い世界を棲み分けよう』

約束のネバーランド 第47話 ミネルヴァ

 

「全ての始まりはこの”約束”だ」

 

レイとエマは呆然とソンジュの語る、初めて聞く話に耳を傾ける。

 

昔に人間と鬼の間で交わされた盟約がきっかけで世界は鬼の世界と人間の世界の二つに分けら、断絶した。

 

今、自分たちがいるのはその時に分かれた”鬼”の世界であり、そもそも人間の世界ではないのだと語るソンジュ。

 

相槌を忘れて、呆然と聞くエマ。

 

ついでに言えば食用児の祖先は、世界が分かれた際に”鬼”の世界側に置いていかれてしまった、いわば土産なのだとソンジュは続ける。

 

「置いて…行かれた?」

衝撃的な話の内容にショックを受けているレイ。

ソンジュに対して何とか問いかける。

 

『”鬼”は人間を狩らない』

 

その約束を守り、それ以来人間を管理して養殖を続けている。

 

その養殖機関こそが”農園”。

約束のネバーランド 第47話 鬼の世界

 

エマ達が逃げてきたGF(グレイスフィールド)は養殖機関の中でも最上級に位置する一つであり、”多種多様存在する”農園の中でも最上に位置するのだとソンジュは続ける。

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1000年

「取り決めからおよそ1000年」

 

ソンジュの言葉に衝撃を受けるエマ。

 

「世界の姿はほぼ変わらない」

 

レイは相槌を忘れて聞いている。

 

「残念だがこれがお前たちが生まれた……逃げてきた世界だ」

話し終えたソンジュの目の前のエマはショックを受けたような表情を浮かべている。

 

口元を押さえるレイ

(二つの世界? 分かれた…? バカな)

(――でも)

 

これまで経験してきたこと、見てきたことがレイの頭の中で一つに繋がっていく。

 

(だからか だからあの生態系)

 

(「生きた人間は今日日農園の内側でしか見ることができない」)

レイはソンジュの言葉を思い出す。

 

2014年生まれだというママも、農園の出身。

 

(”ほんの30年”なんかじゃない)

(ずっとずっと鬼の世界だったんだ!!)

エマは唇を固く結び、顔を強張らせている。

 

(「人間の生きる場所なんて最悪どこにもないんだよ」)

自分に対して語り掛けるレイの姿を思い出すエマ。

 

レイは、この状況はまさに、過去に自ら言った”最悪”という言葉そのものだと感じていた。

 

1000年もの昔から安定して今自分たちのいる場所は”鬼”の領地。

 

いくらどれだけ逃げても”鬼”の世界であり、人間の世界ではない。

約束のネバーランド 第47話 エマとレイ

予想外の真実。

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ソンジュの語る真実がエマとレイに齎した希望

エマとレイは顔を見合わせる。

 

二人の様子をじっと見守るソンジュ。

 

(こんな…こんなの…想像すら…)

エマは立ち上がり、レイの名を呼ぶ。

 

ああ、と答えてレイは顔に当てた手を外しながらエマに近づく。

 

エマとレイお互い笑顔を向け合う。

 

「やったぁ!! よかったぁ!!」

飛び上がって喜ぶエマ。

 

レイも笑顔で両手を握りしめ、ガッツポーズをとっている。

 

「ん???」

ソンジュは、全く予想外のエマとレイの反応に驚く。

 

「最悪だけど! 最悪だけど!! その先があった!!」

興奮した様子でエマはレイに呼びかける。

 

おう、と応じるレイ。

「よくわからんが思ってたよりずっと良かった!」

 

「人間の世界が別にある」

「鬼がいない世界が他にあるんだよ!」

希望に満ちた表情のエマ。

 

「ああ! これで思う存分フィル達を迎えに戻れる!」

レイもまた笑顔でエマに応じる。

約束のネバーランド 第47話 エマとレイ

 

「……あ……いや…」

ソンジュは盛り上がるエマとレイを制止するように手を掲げる。

「すごく伝えづらいんだが…」

 

「人間の世界には渡れない」

 

ソンジュの言葉に笑顔が消えるエマとレイ。

 

『二度と行き来はできない』という人間と鬼の間で交わされた約束の一つにより、道は完全に閉ざされているという。

 

希望に胸が膨らんでいたエマとレイに冷や水をかけるようなソンジュの言葉。

 

レイとエマに笑顔は無くなったがそれも一瞬だった。

 

「大丈夫 見つけるから」

自信に満ちた様子でエマが宣言する。

エマの隣に立つレイもまたエマと同様に力強い表情をしている。

 

「人間世界へ行く方法は探して見つける」

エマは笑顔でソンジュに向かって力強く続ける。

「だから『渡れない』とか大丈夫」

 

エマはぐいっとコップをあおると力強い表情のままソンジュを見る。

「ありがとうソンジュ 元気出た!」

 

そうか、それなら良かった、と静かに答えるソンジュ。

今日はもう遅いから寝なさい、とエマとレイに向けて続ける。

 

うん! と素直に返事をするエマ。

 

ソンジュは、明日からはこの森の抜け道を教える、出口まで無事に送る、案内は任せろとエマとレイに向けて言う。

 

「ありがとう おやすみなさい」

エマは穏やかな表情で、ソンジュに向けて感謝の言葉と就寝の挨拶をする。

 

ソンジュは、遠ざかっていくエマとレイの背中を座ったまま見送る。

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確信

寝所へ向かう道中、エマとレイは考えていた。

 

互いの世界を棲み分け、行き来しないという約束から1000年経つとすれば、農場で使っていた本、機械、服、食器、他にも色々、およそ人間の営みに関するもの全ては鬼が作り上げた”偽の人間文化”ということになる。

 

しかしそれは違う。決して鬼による作り物ではない。

万一そうならば何故農場に送られてきたものは旧型の中古品ばかりだったのか。

 

なぜ書籍の中にウーゴ冒険記などという脱出のヒントになるようなものが混じっているのか?

 

なぜミネルヴァによるメッセージが残されていたのか。

 

あれは人間が作ったものだ、と確信するエマとレイ。

服も機械も食器も家具も何もかも、人間が、人間の世界で作った。

 

(”道”はある 行き来できる!!)

確信に満ちた表情のエマ。

(シスターの話通り「対等な人間」が「運んでくる」んだ…人間の文化は 人間の世界から!!)

 

何より、そのやりとりにミネルヴァが絡んでいるなら、W・ミネルヴァこそ閉ざされた二世界を行き来している張本人だとエマとレイは考えていた。

 

「ミネルヴァさんに会いに行く」

エマはミネルヴァのペンを取り出し眺めながら口にする。

「それで間違ってなかったんだ」

 

エマとレイはお互いに不敵な笑みを浮かべ、顔を見合わせる。

 

一生鬼から逃げ続けるしかないのか?

上手く身を隠せるのか?

結局鬼と戦って全滅を目指すしかないのか?

 

ソンジュから真実を聞き、エマとレイの前には、これまで考えていた”これからのこと”よりも、より現実的と思える道がそこに拓けていた。

約束のネバーランド 第47話 レイ

全く違う方法。脱獄。

 

「抜け出そうみんなで 鬼の世界から」

レイは希望に満ちた表情で口にする。

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感想

エマとレイは、とりあえず農場を脱出出来たはいいが、その後はイマイチどうしたらいいのか、目指すべきところがはっきりとは見定めることができなかった。

 

とりあえず手持ちの情報の中から最も気になっていたミネルヴァを目指していたわけだが、それで良かったのだと確信できた。

 

これまでの、迷いながらも目指していたという状態から、何としても行って会わなくてはならないという強いモチベーションがきっとエマ達の目標達成を助けるだろう。

 

しかし強い子供たちだな。

 

絶望的とも言える状況に逆に希望を見出すとは……。

 

鬼の世界からの脱獄であれば、やるべきことはある意味農場の時と同じ。

 

脱出できるポイントを見定め、準備し、機を待って、思い切って実行する。

 

以上、約束のネバーランド第47話のネタバレ感想と考察でした。

 

第48話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

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