響 小説家になる方法 最新第85話響の行方の感想(ネタバレ含む)と考察。

第85話 響の行方

第84話のおさらい

響を取り上げたワイドショーが放送されている。

 

中継が繋がると、鮎喰家の周囲はマスコミで囲まれていた。
しかし響の母は自身で描いた猫をカーテンの隙間からマスコミに向けて遊んでいる。

 

仕事に出かける響父。SPが同行する。

 

響のクラスでは、担任の小島が生徒たちに響が芥川直木W受賞の『響』であることを説明していた。

 

小島はマスコミの質問に答えないようにと生徒たちに言い含め、響から暫くの間、学校を休むという連絡があったと続ける。

 

文芸部部室では響と三年以外の部員が集まっていた。

 

はしゃいでいる女性陣とは違い、シロウは響の居場所について涼太郎に問いかけていた。

 

しかし涼太郎は上の空で生返事を返すのみ。

 

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響が『響』であることを知らないはずの花代子はかなえにそれを問われていた。

 

「何の賞とってても、誰とケンカしても、響ちゃんなら、何でもあるかなって思うから。」

 

花代子は特に動じることなく続ける。

 

「それに、響ちゃんも来週にはたぶん学校に来るだろうから。」

 

卒業式。

 

リカはクラスの打ち上げの誘いを、別の予定がある、と断る。

 

その頃、タカヤと花代子は屋上に二人きりで時間を過ごしていた。

 

大学卒業したら帰ってくる? という花代子の問いにタカヤは、4年後だからわからないと答える

 

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良い雰囲気の中、タカヤは花代子の手に触れる。

 

しかし花代子は悲鳴を上げて素早く手を引く。
その顔は赤く染まっている。
「いやっ、こういうのはっ! まだほら……私まだ17だし……」

 

「うるせーボケ! ぶっ殺すぞ!」
顔を赤くして悪態をつくタカヤ。

 

文芸部部室内はリカとタカヤの卒業を祝う装飾でいっぱいになっていた。

 

一足先に来ていたリカ。続いて典子たちがやってくる。

 

ひとしきり騒いだあと、花代子が響が来ていないことに気付き、それを口にする。

 

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響が行方不明だと騒ぎ始める典子とかなえ。

 

しかしリカは、今もどこかで本を読んでるでしょ、と冷静に答える。

 

涼太郎は他の部員と違い、全く笑っていなかった。
「こうなるから、表に出したくなかった。」

 

「響ちゃんは今、自分が不幸だと思ってるの?」

 

リカの問いかけに無反応の涼太郎。

 

そんなやりとりが行われているとも知らず、リカと涼太郎以外の部員はコップを持って乾杯の態勢をとっていた。

 

「リカさん、タカヤ君、卒業おめでとう!」

 

「かんぱーい!」

 

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前回、第84話の詳細は以下をクリックしてくださいね。

 

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第85話 響の行方

総裁選の結果

民自党総裁選挙当日。

 

司会により投票結果が読み上げられていく。

 

海藤慎一90票に対し、加賀美祥吾108票。

 

加賀美大臣が民自党総裁に決定する。

 

喫茶メルヘン。

 

花井と咲希がテーブルを挟み、向かい合って座っている。

 

咲希は花井からの小説のダメ出しとレクチャーを受けていた。

 

花井からのアドバイスを受け、正直に自分の気持ちを口にする咲希。
花井は咲希がよくわかっていないことを自覚して言葉に出来た事を褒める。

 

アドバイスを一区切りし、約束の時間だと立ち上がる花井。

 

二人は店を出て目的地に向かう。

 
 

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咲希が、響が殴った加賀美大臣が総裁選で当選したことを話題に出す。

 

それを受けて花井は、たいしたものね、と加賀美大臣の手腕を褒める。
響に殴られたことがニュースとなり、一時は総裁選から脱落したかと思われたその三日後、響との会話データを根拠に親友だと主張し、選挙に関する話題を独占したと続ける。

 

加賀美大臣が総理大臣になるのかという咲希からの問いかけに、花井はその通りだと答える。

 

「響さんが、日本の総理の決め手になった……」
ぽつりと呟く咲希。

 

花井は、いや、とそれを否定し、元々加賀美大臣が前評判では僅かに優勢だったと付け加える。

 
 

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別れ

北瀬戸駅のホーム。

 

到着した電車の前で花代子がリカの手を握っている。
その周りにはシロウ、タカヤ、かなえ、典子。

 

そこに、お待たせ、と花井と咲希が到着する。

 

「かよちゃん これからの文芸部よろしくね!」
リカが花代子に呼びかける。

 

花代子は、任せてください、と答えつつ涙を止めることができない。

 

リカは咲希に視線を移す。
「ふみちゃんの授業は順調?」

 

咲希は、はい、と元気に返事をする。
「今も……早く次の小説書きたいです。」

 

次に典子とかなえに声をかける。
「のり、かなえ、アンタら文芸部の顔だから賑やかし頼むよ!」

 

得意! とかなえ。

 

最強の文芸部にしますからっ! と典子。

 
 

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「シロー、アンタこれからタカヤ役だよ。何かあったら体はってね。」

 

「……っス。」

 

最後にリカはタカヤを真っ直ぐ見つめる。
タカヤは笑顔で見つめ返す。

 

無言で拳を合わせると、花井とともに電車に乗り込む。

 

「じゃーね!」
ホームの文芸部部員たちに手を振る。

 

電車に乗り、空港に辿り着いた二人。

 

成田空港の出発ロビーで花井はリカを抱き締める。
体を離し、二人は笑顔で見つめ合う。
「4年後、フィンランドの大学から帰って来たニューリカ楽しみにしてるから。」

 

「おう!」

 

リカは搭乗口へと向かう。
「行ってきます!」
花井に振り向かずに、握った拳を上げる。

 

力強く旅立っていったリカの背中を花井は笑顔で見送る。

 

モニターにはリカの搭乗予定機の10時30分発ヘルシンキ行きの情報が映し出されている。

 
 

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歩道を歩く花代子。ふと空を見上げると飛行機が飛んでいる。

 

帰宅した花代子はスマホ画面を見つめていた。
そこに表示しているのは、一週間後には神奈川を離れ、東京で一人暮らしを始めるタカヤの写真だった。

 

そして響は授賞式があった2月以来、行方不明だった。

 

新学期

4月。

 

おさげの女子高生が道を歩いている。

 

女の子は兵庫から越してきていた。
未知の土地での高校生活に希望を持って学校までの道を行く。

 

そこにワイドショーの女性リポーターとカメラマンが現れる。

 

北瀬戸高校の生徒だよね、と確認しつつ、無遠慮にマイクとカメラを向けて来るマスコミを前に、女の子は事態を把握し切れずにいた。

 

「私 新入生で、よくわかんないです……?」

 

女性リポーターからの、じゃあ文芸部に入部する気とかある? という質問に女の子は戸惑いながらも、まだ部活は考えていない、と答える。

 
 

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突然、背後から女の子の頭を軽くはたく男子生徒。
その制服はだらしなく着崩されている。

 

女の子は何が起こったのかわからず頭を押さえて後ろを振り返る。

 

女性リポーターは男子生徒にもマイクを向ける
「ん? 誰? 彼氏さん? 君は響についてどう思う?」

 

男子生徒は無表情で、カメラに向かって中指を突き立ててみせる。

 

「うわっ!」
慌ててカメラのフォーカスを男子生徒から外すカメラマン。

 

「今のカット! 何やってんのよアンタ!」
女性リポーターが男子生徒に悪態をつく。

 

「失礼しますっ!」
女の子はマスコミに深く頭を下げて前を行く男子生徒に声をかける。
「ちょっと待って!」

 
 

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立ち止まって振り返る男子生徒。
「アンタ頭おかしーのか?」

 

「はあ? そっちやろ!」
いきなり人の頭を叩いて! と女の子が怒る。

 

男子生徒は女の子に、新入生だろうけど北瀬戸の状況を知っているだろ? と前置きし、マスコミを相手にして入学早々停学になりたいのかと問いかける。

 

「今の状況? いえ とんと なんかあったの?」
女の子は、男子生徒の言葉に全くピンと来ていない。

 

その様子に男子生徒は何も言わず、振り返ってすたすたと歩いていく。

 

シカト? と追いかけてきた女の子に、こういうことだよ、と男子生徒が口にする。

 

校門にはカメラとマイクを携えたマスコミが何人もおり、彼らから学校を守る警備員も配置されている。

 
 

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その様子に女の子は、事件か、もしくは有名人でも来ているのか、と男子生徒に問いかける。

 

その質問に男子生徒は、もしかして地元じゃないのか、と問い返す。

 

この春に兵庫から越してきた、神奈川だと普通の光景なのか、と女の子。

 

男子生徒は、なるほど、と呟く。
「バケモノが出るんだってさ、このガッコは。」

 

「はあ?」
女の子には全くピンと来ていない。

 

1年2組の教室。

 

担任となる教師が教壇で挨拶をしている。

 
 

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女の子は、自分と同じクラスに登校中に会話した男子生徒がいることに気付く。

 

そして、あのマスコミ達がなんだったのか、男子生徒の言った”バケモノ”とはなんなのか、と考えていた。

 

それと、と教師が会話を展開する。
「君達もすでに知ってると思う、文芸部3年鮎喰響についてだが。」

 

ぽかんとする女の子。

 

教師は、マスコミに適当な受け答えをしないように、と続ける。

 

「登校中 超いたよな。」

 

「俺 超逃げた。」

 

「響って来てんの?」

 

クラスが一気にざわつく。

 

(鮎喰響って…あの『響』?『お伽の庭』の…)
女の子の頭の回転し始める。
(まさか。だって、テレビで、確か『響』は神奈川の市立高校に……)

 

(この学校に響がいるの!?)

 

女の子が衝撃を受けている間も教師は続ける。
「それと、鮎喰については春休みの間に連絡があり、本日をもって、北瀬戸高校を退学した。」

 
 

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感想

響が出て来ない

まさか今回、響が一コマも出て来ないとは予想外だった。
せっかくの巻頭カラーだというのに!(笑)

 

てっきりカラーページの見開きで響の現状が描写されるのかと思っていたのにな……。

 

さすがに次号は響が出て来ると思う。
そう思う理由は以下に書いた。

 

響の行方を推理

前回の感想でも、祖父江秋人から助け舟があるのでは? と書いたけど、割とマジで響の北欧行きはあると思う。

 

第55話。祖父江秋人が涼太郎をからかうのを目的として、北欧に行かないかと響を誘ったことがあった。

 

響も、むきになって祖父江秋人に反発している涼太郎の反応で遊ぶかのように、じゃあよろしくお願いします、と即答してみせた。

 

 

ここで戯れにやりとりされた話題が、響が日本に居場所がなくなってしまった現状を踏まえるとにわかに現実味を帯びてくる。

 

日本で普通の生活が出来ないなら海外に逃げるしかないと思う。

 
 

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フィンランドの大学生となり、そこで一人暮らしをする予定のリカと一緒に過ごすというのは、響にとっては退避場所としてかなり理想的な環境と言えるのではないか。

 

祖父江秋人はリカの一人暮らしの意思を尊重しているし、祖父江夫妻としてはリカのフィンランド行きを見送った後、”地中海の方に半年ほど、その後北欧に飽きるまで”二人で暮らすという話なので、北欧での祖父江家での居候はさすがに無いかな。

 

フィンランドで響とリカがルームシェアするか、それかリカの部屋の近くかもしくは同じところに部屋を借りるんじゃないかな。

 

過去、祖父江秋人が住んでいたのはスウェーデン。そしてその隣国であるフィンランドはリカの母の母国。
ひょっとしたら既に一戸建ての物件を別荘として所有しているかもしれない。
そこで響と同居するなんてこともあるかも。

 
 

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あっさり旅立って行ったリカだけど、彼女には元々飄々としているところがあるから、その態度自体には一貫性があり、特に不自然なところはない。

 

だけど、フィンランドで響が待っているとしたらさらに去り際のあっさりした態度にも納得できる。全く異なる環境で過ごしてみたいとしても、なんだかんだ言っても親友がそばにいるのは心強いだろう。

 

単純に、もしそうなったら楽しそうだよなー。

 

響がフィンランドの学校に通う可能性はないかな?
校長や担任の小島など、ごくわずかな教師しかその事実は知らず、トップシークレットにしているとか……。

 

ここまで書き散らしながら思ったけど、マジで北欧編はあると思う。

 

他に響が身を寄せる場所なんて思いつかない。

 
 

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加賀美大臣の顛末

加賀美大臣、見事、加賀美総理に出世決定。
正確にはまだ民自党の総裁だけど、与党の総裁ってことは自動的に総理ってことだ。
花井が言っていたけど、総裁選では各候補拮抗していたにせよ、前評判では加賀美大臣が僅かに優勢だったらしい。

 

咲希が呟いた様に、響が総理決定の最後の決め手になったかどうかは結局のところ正確には分からないようだ。

 

しかし、響との騒動の後に総裁就任という流れは現実のものであり、世間には少なからず咲希と同様の見解を持つ人達は出て来ると思う。

 

芥川直木W受賞で時の人となった響は、今回の騒動によって自覚なきままにさらに世間からの注目を浴び、影響力を増大させるに至ったわけだ。

 

まだ16歳とか17歳とかの年齢でここまで影響力を持つってどういう心境なんだろうなー。想像できん……。

 

とりあえず響は総理という最強の人脈を作ったな(笑)。
頼ることはないんだろうけど、羨ましいわ。

 

加賀美大臣は響の味方として考えて良いと思う。
両親にSPをつけているし、暫く鮎喰家との関係も続くだろう。

 
 

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新キャラ登場か?

新入生の男女にフォーカスが当たった。
この感じだと継続して出て来る感じがする。

 

男子は登校初日から制服を着崩しているちょっとクールな不良って感じ。
マスコミのカメラに向かって中指を立てるとか普通中々出来ないよ。

 

兵庫から引っ越してきたばかりだというおさげの女の子は、本当にごく普通の女の子っぽい。
越してきたばかりで実は北瀬戸高校が響のいた高校だと気づいていなかった。

 

この二人は文芸部に入るのかな。

 

響が退学してしまったとはいえ、あの『響』を生んだ伝説の文芸部として入部希望者が殺到することは間違いないと思う。

 

でも昨年のタカヤと同様(別に普通にソファに座ってただけだけど(笑))、無駄に睨みをきかせて、普通の新入生はほぼ追い払ってしまうとか?

 
 

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元々シロウは入学時はかなり調子の乗っていたし、リカからの言葉を真に受けてタカヤを演じようとして、間違った方向に振れてしまう可能性はあると思う。そこに悪気は無いけど……みたいな。

 

それで結局、今回出てきた二人とプラス一人か二人だけが新入部員として残る展開になると予想。

 

新入部員がどういう顔ぶれで、どういう役割を担っていくのかという点と併せて、花代子が部長としてどんなリーダーシップを発揮するのか、どう成長していくのかにも注目したい。

 

以上、響 小説家になる方法第85話のネタバレを含む感想と考察でした。

次回第86話に続きます。

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6 件のコメント

  • 84話85話と 響の周囲の現状や過去の思い出が中心で北瀬戸高校に別れを告げ次なる展開を予告する為に長々と描いているような印象を受けました、加賀美大臣とのトラブルから2ヶ月も行方不明なら その間に新作を書いて至りしても面白いし 元々バケモノ的天才で 常に我が道を往く変人には常識的な選択肢はないはずです 案外 飛び級精度を利用し尚且つ加賀美大臣の協力を得て 次回から兄のいる関西の大学に進学して 響の大学編に成ってたら面白い まさかマスコミも世間も行きなり大学生に成ってたとは思いませんので 案外ばれないのでは?自分の事は自分で何とかすると豪語する天才的な小説家です。

    • 加賀美氏は響の人気を総裁選に利用しただけで、味方ではない。
      響は今まで通り両親と自宅で暮らしながら小説を書く筈だ。
      マスコミに屈して何処かへ逃亡なんて死んでもやらない女だと思う。

      • >加賀美氏は響の人気を総裁選に利用しただけで、味方ではない。

        確かに味方とまでは思っていないでしょうね。

        彼女は仲間意識というものを元々それほどには持っていないと思います。
        高校に入学して文芸部で時間を過ごす内にようやく少しずつそれらしきものを持ち始めたという印象です。

        鬼島、田中に代表されるように、まるで少年漫画の様に、かつて対立した相手とも一定の関係性は築いています。

        ただ津久井は微妙ですね。基本的にエグいやり口でどう考えても響の好感は得られない奴でした。
        そして加賀美も、響が頭の中に描く人間関係図において、津久井に近いポジションだと思います。
        良好ではないものの一定の関係性はある状態ですね。

        津久井にしても加賀美にしても響に対して何かを働きかけても響が決して応じないのは間違ありません。
        頼みごとをしてもけんもほろろで追い返されるでしょうね。

        しかし逆に二人は響に対して一目置いているので、響から彼らに接触を図れば話は聞いてくれるでしょう。
        そういう意味では味方ではありませんが、ひとつの人脈としては期待しても良いと思ってます。
        ただ響がそれを駆使するイメージは全く湧かないですが……(笑)。

        響が仲間意識を抱いているであろう北瀬戸高校文芸部の部員の誰かが何か致命的なトラブルを抱えて、響がその解決の為に手段を選ばないと決意したなら彼らに声をかける可能性はあると見てます。
        まぁそんなハードな展開はそもそもこの漫画のカラーに合わないのでまず無いでしょうけどね(笑)。

        >マスコミに屈して何処かへ逃亡なんて死んでもやらない女だと思う。

        シンプルですが、とても説得力を感じます。
        響はずっと読書してられるイメージがあるので、ずっと自宅に居ても不思議じゃありません。

        転居は逃げということになると、そもそも退学という確定している行動自体が既にマスコミからの逃げになってしまうような気がするんですよね……。

        本当にどこにいるんだろう……。
        これまでの響を見る限り、仮に転居していたとしても少なくとも”逃亡”という名目では無いでしょうね。

    • >北瀬戸高校に別れを告げ次なる展開を予告する為に長々と描いているような印象を受けました

      確かに! そんな感じですね。新展開には毎度の事ながら心が躍ります。
      映画の公開も迫っていますし、次号で読者をあっと言わせてほしいです。

      >加賀美大臣とのトラブルから2ヶ月も行方不明なら その間に新作を書いて至りしても面白い

      新作の執筆中というか、既に終えている展開は十分ありえますね。

      >常に我が道を往く変人には常識的な選択肢はないはずです
      案外 飛び級精度を利用し尚且つ加賀美大臣の協力を得て次回から兄のいる関西の大学に進学して響の大学編に成ってたら面白い

      確かに彼女に常識的な発想はないですね(笑)。
      あー! 自分はてっきり北欧へ行くものとしか思っていませんでしたが、加賀美大臣の協力があれば大学編入も可能かもしれませんね。
      飛び級する資格は十分にあります。
      確かにさすがのマスコミも世間も、まさか関西の大学に行っているとは思わないですよね。考えつかなかったです。
      響は兄の健がちょっと苦手っぽいんですよね。
      健の出番が増えるとなると大学編も面白そうだなー。

      次号で答えあわせですね(笑)。楽しみです。

  • 作家は作品が売り物なのに、読みもしない連中が単に芥川&直木で大騒ぎしているだけ、その根底にあるのは称賛などではなく、才能への妬みや憎しみだろう。高校生の女如きがそんな凄い賞を獲れるはずはなく、絶対に裏があるに違いない。響がただの女に過ぎないことを何とか暴いてやりたい。マスコミさんお願いします!
    こんな感じだろうね。
    響がどこへ行ったかは謎だが、祖父江家の力を借りてフィンランドだったら、もう響に興味はない。だってマスコミに屈したことになるでしょう? 彼女は少なくとも国内、ひょっとしたら自宅にいるかもしれない。外出時は記者たちが通行の邪魔をしたら問答無用で響ックを浴びせればいい。そして哀れなる取材者の姿を描いた本を書いて更に大ブレークする・・・。
    こう来なくちゃ面白くも何ともない。

    • コメントありがとうございます!

      >その根底にあるのは称賛などではなく、才能への妬みや憎しみだろう。

      芥川直木W受賞会見前に写真週刊誌の記者とやり合った際、記者がそんな事を言ってましたね。
      彼は響の才能に関して疑ってはいなかったですが、受賞会見で『お伽の庭』は花井が手伝った、もしくは書いたんじゃないかと質問したマスコミもいました。

      >響がどこへ行ったかは謎だが、祖父江家の力を借りてフィンランドだったら、もう響に興味はない。だってマスコミに屈したことになるでしょう?

      そう言われるとそうかもしれません。仰る通り、確かに逃亡は彼女のイメージに合わないですね……。
      tockyさんの方が自分より響を直観的に理解しているのかもですね。
      どうしても一般人目線で考えてしまう自分が嫌になります(笑)。

      自宅だったら最高ですね~! どうやってマスコミの目を欺いた事で痛快に感じますし、その種明かしに興味があります。

      >外出時は記者たちが通行の邪魔をしたら問答無用で響ックを浴びせればいい

      これまでの響を知ってれば、その状況は普通にイメージ出来ますね。

      ただそうなるとマスコミの報道はネガティブなものに変質してさらに過熱していくでしょうし、今度こそ暴力事件となってしまい、最悪少年院なんてことになるのではないかと自分の様な凡人は思ってしまうんですよね……。
      でもそうなったらなったらで面白いかも……。一旦は評判が地に落ちても尚、小説で社会に戦いを挑むとか。

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