アンダーニンジャ最新第15話ネタバレ含む感想と考察。

第15話

※14話のあらすじのみ。15話はヤングマガジン発売後に追記予定です。

第14話のおさらい

小説家吉田昭和は寝所で横になっていると、突然、首元に刀を突きつけらる。

枕元で吉田を覗き込み、あぐらをかいていたその男の眼つきから、吉田は彼が忍者だと直感していた、
そして忍者らしき男からつぶるように命令され、素直にそれに従うのだった。

吉田が目を閉じると、男は1996年に起こった日本大使公邸占拠事件の話をし始める。

しかしその内容は、世間一般に知られているものとは違っていた。
実はペロン共和国の特殊部隊ではなく、事前に潜入していた7人の忍者によって人質が救われていた。
しかし人質の中にいた政敵を殺すべく大統領が200名もの特殊部隊を潜入させ、先に人質たちを救っていた7人の忍者たちとの間に衝突が起こっていたのだった。

しかし忍者曰く、実はその一時間前に彼を含む忍者7名が先に公邸に潜入し、テロリストを殺さずに無力、それにも関わらず特殊部隊による突入作戦が始まったのだという。

世間に知られている事実とはあまりにもかけ離れた内容に、吉田はいつしか夢中になっていた。

そして吉田は、この忍者が自分にこのような形で独白をしたのは、小説家の自分に真実を広めて欲しいからではないかと感じていた。

 

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吉田は忍者の話を小説として広めることに恐怖を感じつつも、当時貧窮しきっていたために忍者の話をネタに『7人の忍者 大使公邸を奪還せよ』を出版して多少なりとも売れることに成功する。

世間の反応はそこそこだったが、忍者界隈にとっては影響が大きかったらしく、その後、次々と別の忍者が吉田の前に現れ、自分の知っている、世の中には知られていない忍者に関する話を独白していくようになるのだった。

そしてある夜、九郎に対する憎しみを露わにする長髪の忍者が吉田の前に現れる。

「俺を見ろ!! 俺は必ず『雲隠九郎』を殺す」

吉田は男のおでこ、右目、そして喉元にかけて稲妻が走った痕があることをその目で確認していた。

 

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吉田の元に忍者たちが現れるようになってから10数年が経っていた。

ある夜、吉田の枕元に現れたのは女性だった。

吉田は女性の話しぶりから、忍者に対する敵意を感じていた。

「地上の『忍びとも』は全て滅ぼす」

去っていく女性に対し、吉田は死を覚悟して、なぜなのかを質問しようとする。
しかし、恐怖のあまり声を出せずにいた。

結局、吉田の記憶には、忍者たちが過去の話をしていったのに対し、この女性だけが未来の話をしていったということが強く印象付けられていた。

 

前回第14話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

 

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第15話

※後日追記します。

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