約束のネバーランド 最新第80話何だよお前!!の感想(ネタバレ含む)と考察。ノウマを失ったノウス、脅威の反撃。そしてバイヨンを担当するザックとペぺに異変。

約束のネバーランド 第67話 エマ

第80話 何だよ お前!!

第79話のおさらい

8年かけて用意した5発の特殊弾。そして3挺の専用銃。

 

5発の弾の割り当ては、バイヨンに1発、レウウィスに2発、ノウス・ノウマに2発。

 

サンディは、この銃でノウス・ノウマの面を必ず破壊し、仕留めるのだと決意していた。

 

特殊弾は普通に撃っても鬼の持ち前の反射神経により容易く避けられてしまう。
罠で動きを止めて撃つのだと考えるサンディとソーニャ。

 

ノウスとノウマは木の間に張り巡らされた大量の糸を怪しみつつらも、一見に如かず、と糸を切りながら進んでいく。
しかし罠は一切作動しない。

 

この状況を怪しむノウスだったが、とにかくのってあげましょう、と楽しむような様子のノウマに付き合うことに。

 

さっきと同じように糸を切り離すと、罠が作動。
丸太が勢いよくノウマに向かう。

 

ノウスとノウマ、そして罠の動きに連動し、連続で次の罠が発動していく。

 

足元でトラバサミが起動し、無数の矢がノウスとノウマに向かって飛来する。

 

最初の罠の起動に連動して次々に罠が発生していく仕掛けだと理解するノウスとノウマ。

 

その様子を見ながら機を窺うサンディとソーニャ。

 

サンディとソーニャは、ノウスとノウマを自分たちのいる位置に誘導するような罠の仕掛け方をしていた。

 

狙い通り、ノウスとノウマ自分たちが身を隠している木の隣に着地するその瞬間を狙い、サンディとソーニャが閃光弾を投げる。

 

動きを止めるノウスとノウマに対して、サンディとソーニャはそれぞれ構えていた専用銃から同時に一発ずつ特殊弾を発射する。

 

ノウスとノウマの硬い仮面が割れていくのを見て、歓喜するソーニャ。

 

仮面の破片が空を舞う。その破片の中で口蓋を割るようにして笑うノウマ。

 

次の瞬間、ソーニャはノウマの左手に正面から首を掴まれ、持ち上げられていた。

 

素晴らしい、とソーニャを賞賛するノウマ。
まさか閃光弾や仮面を破壊する武器を作り上げていたとは、と驚く。

 

しかし、割った時点で安堵したあなたの負けよ、と片手でソーニャの首を絞める。

 

サンディは、絶体絶命のソーニャの様子を木の陰から窺う。

 

ソーニャは、ノウマが閃光から立ち直る速度の早さが想定外だったと感じつつも、捕まっている状況に関して、これでいい、と確信していた。

 

「え」
ノウマの顔面を弾丸が貫く。

 

狙撃したのは樹上に伏せて銃を構えたポーラ。
その隣には双眼鏡を構えたヴァイオレット。

 

ノウスが我を忘れた様子で地面に倒れ行くノウマに駆け寄る。

 

そして、この戦いの前のエマとの会話を思い出す。

 

過去に人型ではないが、一匹だけ鬼を仕留めた事があるというエマから、どうしたら的を狙えるのかと問いかけていたソーニャ。

 

エマは、敵が獲物に夢中になっている時は狙いやすい状況だと答えていた。

 

呼吸を整え、ソーニャが立ち上がる。
サンディと共に残り一匹となったノウスを見つめる。

 

ノウマの亡骸を抱きしめて吠えるように泣くノウス。

 

集落ではレウウィスが、出ておいで、とエマに対して声をかけていた。

 

素直に姿を現したエマに、レウウィスは続ける。

 

「また会えたね 63194エマ」

前回第79話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

 

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第80話 何だよお前!!

奇行

顔面を狙撃により撃ち抜かれたノウマが倒れる。

 

ノウマから解放され、咳き込むソーニャ。
(あと一匹!!)

 

木の後ろに姿を隠し、その光景を観察しているサンディは現状を整理する。

 

今自分たちがいる場所は罠を仕掛けた場所であり地の利はある。

 

ノウスの面は破壊した。

 

ポーラ+ヴァイオレットの狙撃組もいる。

 

(落ち着いて 落ち着いて仕留めるんだ)

 

ソーニャの元に向かったサンディは、ソーニャ共に目の前の光景に戸惑う。

 

ノウマの亡骸を抱き天に向かって吠えるノウス。

 

(なんだよ)
何度もノウマの名を呼び、その死を嘆く様子にサンディは歯噛みする。
(何だよお前!! 俺達の仲間はあんな嬉々として殺したくせに!!)

 

ソーニャはノウスの様子を見て絶句する。

 

望遠鏡でノウスを観察するヴァイオレットからは、ちょうど葉っぱが邪魔でノウスの顔が見えない。
狙いが悪い、とポーラと共に樹から下りて別角度から狙える樹を探す。

 

サンディと共にノウスをそれぞれ別角度から狙う為、その場から駆け出すソーニャとサンディ。

 

ノウスはそんな人間たちの動きに全く注意を払うことなく、ノウマの顔をじっと見つめている。

 

(片をつけてやる)
銃口でノウスを狙うサンディ。

 

メキ、という音が響く。

 

ノウスはノウマの頭にかぶりつく。

 

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ノウスの反撃

ノウスがノウマを頭から食べるその異様な光景に絶句するソーニャたち。

 

ノウスは涙を流しながらノウマの顔を咀嚼している。

 

「食ってる…!?」
震えるサンディ。

 

ノウスは何度もノウマの頭部にかぶりついては咀嚼を繰り返す。

 

サンディは恐怖を押し殺してノウスに向けて銃を構える。

 

それに倣うソーニャ。

 

ヴァイオレット、ポーラもノウスの顔が狙える樹上へ上がる。

 

(迷うな 戸惑うな 驚くな)
ノウスは自分たちの存在を忘れたようにノウマの頭を食べている。
(今こそチャンスだろう 討ち果たせ!!)

 

「オオオオオオオオ」
ノウスは再び天に向かって慟哭する。
「ノウマアアアアァ」

 

(顔を上げた! 今だ!!)
ポーラがノウスに向けて銃の引き金を引く。

 

弾丸の発射された方向に反応するノウス。

 

弾丸を睨み、顔面に迫る直前に素早く回避する。

 

そしてノウスは樹上に射手であるポーラ、ヴァイオレットを見つける。

 

「まずい こちらの位置を掴まれた!」
焦るポーラ。

 

ノウスはポーラ達に向けて槍を投擲する態勢に入る。

 

樹上を逃げるポーラとヴァイオレットに向けて投げた槍は、正確に彼女たちに迫っていく。

 

(ポーラ!! ヴァイオレット!!)
危機が迫っている2人に視線を投じるソーニャ。

 

その背後に立ち、ソーニャを見下ろすノウス。

 

ソーニャは背後に振り向く。

 

「俺の 愛しい ノウマを」
ノウスは憎しみに満ちた表情でソーニャを睨む。
「返せ!!」

 

ザン、という音が響く。

 

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気配

ジリアンが笛を吹く。

 

「やっぱり私達の笛が最初みたい」
ジリアンとナイジェルは当初の予定通り、ザックたちとの合流の為に走り出す。

 

大丈夫、みんな無事だ、と言いつつも不安を隠せないナイジェル。
レウウィス以外の鬼を倒す予定の15分まで残り時間はその約半分となる8分強と現状を整理し、それまでにレウウィス以外を潰さなくてはと決意を新たにする。

 

ナイジェルは不穏な気配に振り向く。

 

背後には何もない。

 

しかし暫し後方を確認した後、ジリアンと共に木の陰に隠れる。

 

「どうしたのナイジェル」

 

ナイジェルは、問いかけてくるジリアンに、しっ、と静かにするようジェスチャーする。
「何か来る」

 

ゲーム

集落の広場で相対するエマとレウウィス。

 

レウウィスは、また会えたね、と親し気に切り出す。
「伝言は聞いてくれたかな」

 

エマはテオからその伝言を聞かされた時の事を思い出す。
「『我が名はレウウィス』『君も私を狩りに来給え』」

 

「そう私の名はレウウィスだ 君の名はエマだったかな」

 

名を呼ばれ驚くエマに、レウウィスは畳みかける。
「GF第3飼育場特上63194確かその名は”エマ”だ」

 

そして、レウウィスはエマの立場――”GFの特上”がどれだけ有名なのかを説明する。

 

近年のGF農園――第3飼育場は、その脳の質、そしてそれを育てる優秀な飼育者によって、顧客たちの間でも格別の評価を受けているのだという。

 

ひとしきり説明し、君があのエマか、と呟くレウウィス。

 

エマは、自分もルーカスから伝言を預かっていると切り出す。
「『僕の腕は美味かったか?』」

 

レウウィスは、やはりあの子か、と返す。
「あの爆発 ピンときたよ あれはあの日の彼らのやり口そのものだ」

 

(ルーカス 生きてたんだね)
生存していたルーカスが隠れてGV出身者達を訓練し、束ねてきたのだと理解するレウウィス。

 

 

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「驚いたよまさか生きていたとは」
レウウィスのテンションが徐々に上がっていく。
「まさか水面下で今度こそこのような反乱を組織していてくれようとは!」

 

「更にそこへ来てエマ 君だ」

 

ビクつくエマ。

 

「私は嬉しい! 今とても嬉しい!! 感無量だよ!!」

 

エマは冷静にレウウィスにルーカスからの言葉を返す。
「『だからこそ大公 今一度ゲームをしよう あの日のように』」

 

レウウィスは、過去に森でルーカスを追い詰めた時の事を思い出す。

 

オジサンを逃がす為に必死にレウウィスを引き付けるルーカス。

 

「ああ…」
レウウィスが呟く。
「駄目だ」

 

不思議そうにレウウィスを見つめるルーカス。

 

レウウィスはルーカスたちを素晴らしいと評しつつも、まだ足りないのだと呟き、ルーカスに”ちょっとしたゲーム”をもちかける。

 

エマはレウウィスを真っ直ぐ見つめている。

 

「ゲーム?」
レウウィスはルーカスからの伝言にたまらず笑いだす。
「ああアレか…よかろう」

 

レウウィスの同意を受け、計画通りほかの皆が来るまでここで足止めが出来ると考えるエマ。

 

バイヨン

木の陰に姿を隠したジリアンとナイジェルは、本来ここにいるはずがないバイヨンの姿を発見する。

 

なぜここにいるのか。そしてバイヨンの担当であるザックとペペはどうしたのか、と混乱する二人。

 

(バイヨン卿がこの方角へ来る匂いがする)
ルーチェの言葉を思い出すナイジェル達。

 

(まずい俺達には特殊弾も専用銃もない)
バイヨンに恐怖するナイジェル。

 

「良いねぇ 昔を思い出す」
バイヨンが楽しそうに呟く。

 

 

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感想

ソーニャたちの安否

やはり前回危惧した通り、残されたノウスの怒りはとんでもなかった。

 

元々人間には計り知れない身体能力を持っているのに加え、全力で殺しに来てるから人間側にとっての唯一の勝機とも言える油断も突けない。

 

今回のタイトルは、ノウマの死を嘆くノウスの様子を見て衝撃を受けたサンディが心の内で言った言葉だった。

 

人間の間では、鬼には仲間の死を悼む情緒など無いと考えていたのかな。

 

自分たちと同様に復讐心に駆られて全力で反撃してくる可能性に思い当たらなかった?
自分たちの仲間は嬉々として殺したくせに、と詰っているのはやはり鬼は仲間の死にも人間の死同様あっけらかんとしているだろうと考えていたってことか。

 

ルーカスたちが対ノウス・ノウマ相手に用意した策は罠を張り巡らせて動きを誘導し仮面を破壊するところまでであり、どうやら1体目よりも手強くなるであろう2体目の処理に関しては無策はだったか。

 

これはまずい事になった……。

 

まずノウスがノウマの死体の頭部を食ってるのに何か意味があるのか。

 

以後は自分の一部として生きろという儀礼的な行いなのか。
それとも鬼はこうして死んだ鬼の力を受け継ぐのか。

 

特に目立って体の変化が起こっているような様子も見られないので後者の可能性はあまり無いだろうが、仮にそうだとすると今後人間側にノウス相手に突けるスキなんてとても見つからないのではないだろうか。

 

背後に立たれたソーニャに関しては、死という結果が濃厚に感じられる。

 

きっと怒りに駆られた状態のノウスはノウマの様に弄ぶような事はせず、一発で致命傷を与えて来るだろう。

 

次回、冒頭でいきなりソーニャが死体になってるとかやめて欲しい……。

 

あと、ポーラとヴァイオレットに向けて投げられた槍は、少なくとも二人をいっぺんに貫くという最悪な事態は引き起こさないように見える。
しかし、どちらかがやられるかもしれない。
果たしてポーラとヴァイオレットは猛スピードで、そして相当の精度で迫る槍から逃げる事が出来ているのか。

 

早くソーニャ、ポーラ、ヴァイオレットの安否が知りたい。

 

 

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レウウィスとの駆け引き

レウウィスの前に堂々と姿を現し、ゲームを持ちかけて時間を稼ぐ。

 

死闘を、ゲームを楽しみたいレウウィスの性格を熟知しているからこそ出来る作戦だわ。

 

過去、レウウィスはルーカスにゲームを持ちかけていた。
ルーカスのその経験が、レウウィスにゲームを持ちかけるという足止め作戦の基幹部分の発想に繋がっているのか。
本当にルーカスたちの渾身の作戦なんだと感じるわ。
使える情報を全部使って、その上で取るべきリスクをきちんと取っている。

 

レウウィスからゲームを持ちかけられた時はまだルーカスは顔に傷を負っていない。
無くなった右腕と同じく”ゲーム”の過程で食らった傷か……。

 

レウウィスはルーカスの死を確認したわけではなかったらしい。

 

傷を負って逃げていくルーカスを見て、もう死ぬだろうという判断していたという事か。

 

その油断が、巡り巡ってレウウィスを討つきっかけになるとしたら熱い展開だ。

 

レウウィスが言った”GFの特上”に関する話でGF農園出身者で、中でも特別であろうエマに関する鬼の認識を知る事ができた。

 

”GF農園出身者の美味な脳”、そして優秀な飼育者か……。

 

ママの愛情をもって育てる方針が、最も人間の脳を発達させるのに適しているということなのかな。
あまりにも残酷だわ。

 

しかし、少なくとも子供達も出荷されるまでは幸せに過ごせるし、手間はかかっても丁寧に愛情を注ぐ飼育方法を採用する事が全方位に対して一番なのだとママは知っていたのかもしれない。

 

愛情をもって育てる事が良い脳の作り方だと知っていても、他の農園ではそこまできちんと目が行き届く飼育者がいないのだろう。

 

オリバーたちの出身農園であるGVに比べても、GFの育成環境は抜きんでているという事か。

 

 

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バイヨン担当のザックとペペは?

なるほど。おそらくはルーチェを倒すであろうジリアンとナイジェルに関しては、ザックとペペに合流する流れだったのか。

 

実際、その作戦通りルーチェは処理出来たし、おそらくはノウマに対して行ったような策もあったのではないか。

 

しかし、本来足止めされているはずのバイヨンは全くの無傷で、ザックとペペと合流する地点よりおそらくは遥か手前でジリアンとナイジェルにより発見される事になったわけだ。

 

足止めが出来なかった?
何かトラブルが起きたのか。

 

ザックとペペは、既にバイヨンにやられてしまったという事なのか……。

 

個人的な直感に過ぎないが、おそらくバイヨンはレウウィスに次ぐ実力の持ち主ではないかと思う。
仮にそうだとすると、最初から4人がかりでノウマを仕留めたソーニャたちと比べるとザックとペペだけでは足止めすら荷が重かったとか?

 

ルーチェはジリアンたちに殺される前に、バイヨンが自分たちの方向に向かってきているという匂いを感じ取っていた。

 

足止めは早々に失敗していたという事だ。

 

最悪、ザックとペペはもう死んでしまっている。

 

単に隙が無くて取り逃しただけで、バイヨンの遥か背後からザックとペペが追っているという展開――つまり生存を期待したい。

 

バイヨンもまたノウマと同様、エマを狩る為に他の子供を狩る事を躊躇した可能性は十分にある。

 

昔を思い出す、と言ったバイヨン。

 

それはレウウィスが言及していた、オジサンとルーカスのグループによる反撃の事なのか。

 

以上、約束のネバーランド第80話のネタバレを含む感想と考察でした。

 

第81話に続きます。

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