約束のネバーランド 最新第151話勝つのはネタバレ含む感想と考察。ザジ、シスロ、バーバラVS鬼の女王。その結果は……?

約束のネバーランド 第112話 オリバー

第151話 勝つのは

第150話 700年の悲願のおさらい

ギーラン軍の命を賭した作戦

女王を囲む、半死半生のギーラン兵たち。

ギーラン兵はみな、胴回りに爆薬を巻き付けていた。

「ギーラン兵に栄光あれ!!」

女王がギーラン兵たちの自爆の意図に気づいた時、既に爆薬は起動していた。

爆破後の煙の中を静かに見つめるギーランとその部下たち。

やがて、煙が消えていき、爆破の跡から姿を現したのは女王だった。
女王の身体には全く傷がついていない。

げに滑稽、とギーラン兵たちの無駄死にを嘲笑う女王。
しかしすぐに、身体に粘性の糸が絡みつき、床に固定されていることに気付く。

 

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それはギーランとギーラン兵の作戦だった。
戦いの前、ギーラン兵は五摂家とその家族は殺せても、女王にだけは自分たちが束になっても勝てないと踏んでいた。
そのため、兵たちはギーランに、女王を確実に仕留める策としてその動きを粘着性の物質で止めることを提案していたのだった。
爆破前、ギーラン兵たちは女王に対して特攻を繰り返しており、頭部を割られていた。
それさえも作戦の一部だと、ギーラン兵たちは、ギーランにそれを食べるよう進言していたのだった。

(「我らは常にギーラン様と共に有り」)

(「お仕えできて幸せでした」)

(「後は頼みます」)

(お前達の想い しかと受け取った)
ギーランは床に転がる部下たちの頭部をかき集めると、それを一気に口に詰め込んでいく。
(我ら全員で女王を討とう)

 

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女王の底力

その間も、女王は粘性の物質により動きを拘束され続けていた。
「くっ…!」
女王は動けば動くほど拘束が強まることに、焦っていた。

困惑している女王のスキをギーランは見逃さない。
棒を思いっきり振るって、女王の仮面に強烈な打撃を加える。

「陛下!!」
叫ぶイヴェルク公。

イヴェルク公と女王の従者に向けて、ギーラン兵が突撃する。

まともに打撃を受けたにも関わらず、女王の仮面にヒビすら入らない。

しかしギーランにとってそれは想定内の事態だった。
何度も何度も仮面に打撃を重ねると、さすがにヒビが生じ始める。

(陛下 貴方は地獄に堕ちなければならない 我らのために 全ての民のために)

ぐったりと天を仰ぐ女王。その仮面は完全に破壊されており、虚ろになった目が露出していた。

 

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「終わりだ」
腰の刀を抜くギーラン。
「地獄で詫びよ」

仰向けになった女王の目に刀の切っ先を突き刺そうとするギーラン。

しかし刃が女王の目に届こうというその刹那、女王は一瞬で右手の爪によってギーランの身体をサイコロ状に寸断してしまうのだった。

バラバラになったギーランの身体が床にボタボタと降り注ぐ。
その中にはギーランの頭部が無傷の状態で混じっている。

「陛下…!!」
女王の勝利を喜ぶ従者たち。

女王は首を一つ鳴らすと、何事もなかった様子で呟く。
「少し疲れたぞ」

あまりにも一瞬の出来事に、ギーランは何が起こったのかが分かっていなかった。

 

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ギーランを嬲る女王

「まさかうぬらがここまでやるとはのぅ」
女王はギーランの頭部を持ち上げる。
「700年生き残っていた執念にも正直驚いた 天晴である」

しかし女王はギーランを愚かだと切って捨てる。
復讐など考えずに、山や谷に籠っていれば良かったとギーランを嘲笑うのだった。

「ほれ見よギーラン」
ギーランの頭部に、辺り一帯に散らばるギーラン兵の死体を見せる女王。
「義が勝つとは限らぬのよ」

そして女王は、かつてのギーランであればやらないような罪のない子供殺しを彼が行ったことで、そもそも義からズレていると彼らの行動の正当性を否定するのだった。

「700年でよう濁ったのぅ」
女王はギーランの頭部に顔を近づけて、ギーランを詰る。
「憎悪にドップリ」

その間、ギーランはバラバラになった身体の再生に全精力を注いでいた。

 

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「今の汚れたうぬは私は好きだよ」

ギーラン兵はギーラン再生までの時間稼ぎにと女王に挑みかかる。

しかし女王はギーラン兵を一瞬でバラバラにしていくのだった。

(お前達…!)
その光景を、首だけになったギーランは眺めていることしかできなかった。
(無駄にはせん)

(あと少し…!)

「『あと少し』だろうの」
女王はギーランの考えていることを完全に見抜いていた。
「だが終わりだ 憐れなギーラン」

頭部を床に落とす女王。
そしてギーランの目を、ハイヒールの踵で踏み貫くのだった。

 

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登場

笑うイヴェルク公。
「これでこそ陛下!! やはり陛下は最強だ!!」
そしてギーランの死体を見つめる。
(愚かなギーラン…)
イヴェルク公は、何度もギーランの死体を踏みつける。
「卑しい国賊が!! 恥を知れ!! お前がっ王にだと!?」

「思い上がるな大罪人が!!」

従者が女王に新しい面をつけるように促すが、女王は、よい、とそれを断る。
「それより腹が減った」
ギーランの頭部を食べようとしたその瞬間、それを阻止するかのように、ギーランの頭部に銃弾が当たる。

その後も何発かの銃撃が続いてから急にそれが止み、部屋は静かになる。

女王は廊下から、何者かの靴音が部屋に近づいてくることに気付いていた。

(黒幕 こやつが)
黒幕の存在に気付いていたイヴェルク公は、部屋に堂々と現れた存在を観察する。
「いや貴様…人間…!?」

部屋に現れたのは両手に巨大なナイフを持ったザジだった。
「あうあ――」

 

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第150話 700年の悲願の振り返り感想

女王の圧倒的な力

あまりにも力の差があり過ぎた……。

女王強い。

女王の次に強いのがドッザ卿だったというけど、その差はあまりにも大きかった。

これひょっとして、ドッザ卿の何十倍、何百倍も強い?

レウウィス大公と同様に、力、速度、ともに圧倒的だった。
単純に、性能が他の鬼と違い過ぎる。

女王の血族というのはここまで違うものなのか。

ギーランも高貴な身分であり、その力は普通の鬼よりも高いはず。

しかし女王のこの余裕っぷり……。

ギーランの部下による命を賭した拘束と、部下を食べて力を増したギーランによる打撃も、ほんの少しのスリルで女王を愉しませたに過ぎなかった。

 

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義が勝つとは限らないとギーランの立場で語ってみせる余裕。
もし余裕がなければ、ギーランの頭部を何度も踏みつけていたイヴェルク公のように感情剥き出しだっただろう。
そして、ギーランが罪もない子供を手にかけたことを、”憎しみに濁った”と嘲笑ったのは彼女がただ冷酷なだけの存在ではないことを示している。
かつてのギーランなら子供を殺すことなどしなかった、それで義とは笑わせる、ときちんと道理を踏まえてギーランを詰っているのだ。

この強さ、そして堂々として王たる態度。

ノーマンは、まともに戦ったらまず勝てない。
もちろん、彼はそれを分かっているのだろう。

その上で、今後どう戦いを展開するのか。注目したい。

 

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ノーマンVS女王開始

ついにノーマンたちが(と言ってもザジだけだが)女王に接敵した。

でもこれ、相手になるのか……?

確かにノーマンの側近4人衆は、農園を潰せるほどの、相当な戦闘能力の持ち主だ。
おそらくザジはその中でも随一の力を持っているんじゃないかな。
人間から離れた代わりに、戦闘能力も人間離れしていると予想する。

しかし女王の圧倒的な力の前では、誰であっても大した力の差はないのではないか?
例えば10000の力の前に、100も10も1も大した違いはないように。

ただ女王VSギーランの戦いと違い、ザジ及びノーマンたちにとって確実に有利なことがある。
それは女王を守る者がイヴェルク公と女王の従者だけであること。
そして何より、既に女王の仮面がギーランによって割られており、弱点である目が露わになっているということ。

 

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いくら女王が圧倒的に強いとしても、目を破壊されれば死に至る。
ギーランは必死になって仮面に何度も打撃を与えて破壊した。
それはギーランの部下が決死の覚悟で動きを止めて、ギーランが仮面の破壊を実行できる機会を必死に作ったからだ。
それをノーマンたちだけで女王の拘束と仮面の破壊を為そうとしたら、おそらく相当な犠牲を払わなければならなかっただろう(もちろんノーマンがその事態を想定して備えていた可能性もあるが……)。

時間を置いたら女王が仮面を被り直してしまうだろうし、ギーランの脳を食われたら女王の力がさらに増してしまう。
ノーマンとしては、参戦のタイミングはここしかなかったのかなと思う。

女王は力だけではなく、スピードも圧倒的だ。
そうなってくると、目に攻撃を当てることも困難であることは間違いない。

 

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その事態もまた、前述の通りおそらくノーマンは想定済みであり、きちんと対策はあると思う。
いくらノーマンたちの中でおそらく単純な戦闘能力では随一であろうザジを、ただ真正面から女王にぶつけるだけということはまずありえない。

ギーランの部下が行ったように、動きを止める策とか、あとは直接攻撃する何かあるんじゃないかな。

ノーマンとヴィンセントが言っていた秘密兵器っぽい扱いの何かはひょっとしてここで使われるのかな?
それは女王の動きを止められる何かなのか?
それとも、もっと確実に戦局を変えられるほどの、圧倒的な力を持つ何かなのか?

ここからどう状況が推移していくのか。

そしてエマは、戦いを止められるのか。

前回第150話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

 

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第151話 勝つのは

攻め続ける

女王の身体はさきほどのギーランたちとの戦いで受けた傷を修復していた。

女王もイヴェルク公も、つかつかと部屋に入ってくるザジに、異様なものを見る目を向ける。

(人間!?)

(何だこいつ…)

ザジは一瞬のうちに女王に飛びかかる。

女王はザジの鋭い一撃を長く伸ばした爪で防ぐ。
その表情は必死だった。

間髪入れずに次々に繰り出されるザジの攻撃だが、女王はかわし続けていた。

しかしそんな女王を連続で攻撃するザジ。
それと同時に、天井を破壊してシスロとバーバラが上から登場する。

戦いの前、ノーマンは彼らに女王に対してはとにかく時間をおかずに攻め続けるようにと告げていた。

鬼は再生、変異、身体強化など、細胞分裂を起こす際に多くのエネルギーを消費する。
そのため、定期的に脳や人肉などの補給を必要としていた。
鬼が短期決戦型である弱点をつくべく、補給をさせないで攻め続けることが彼らの作戦だった。

 

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反撃

バーバラは作戦が功を奏していることを実感する。
(確実に鈍くなってきてる)

(ボスの言う通りだ こいつ相当消耗してる)

ザジの刃が女王の頬を裂く。

(こやつら…崩せぬ)
女王はザジたし3人の人間の戦い方が、自分が崩れることを狙った戦法だということに気付いていた。

何とかエネルギー補給のために捕食の機会を得ようとする。
しかしザジたちの攻撃を避け続けることで精いっぱいでその暇がない。

シスロたちはザジを攻め、自分たちを守りとして女王と戦っていた。
それはザジなら決めてくれると信じていたからだった。

「図に乗るなよ」
ザジの目の前から女王が消える。
次の瞬間、バーバラの腹には女王の爪が深々突き立てられるのだった。

 

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毒薬

女王は長い爪を腹に貫通させたまま、バーバラを食おうと口を開く。

しかしザジが短刀を投げつけて、間一髪のところでバーバラを捕まえている手を腕ごと切り離す。

ザジは倒れたバーバラを見て、怒りを爆発させる。
叫びながら女王へ真正面から突っ込んでいくのだった。

女王は、それを待っていた、と笑う。

シスロはその光景を見て、ザジのフォローに向かう。

ついに避けきれなくなり、ザジのナイフによる突きを手の平で受ける女王。

女王は今後はすぐに反撃しようとする。
しかし、次の瞬間、ナイフの切っ先を受け止めた右手の手の平に衝撃が走る。

女王の反応を見てヴィンセントがニヤリと笑う。

ほぼ同時に、女王の従者、そしてイヴェルク公も苦しみ始める。
(なんだこれは もしや)

イヴェルク公は、これが毒だと直感する。

 

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その頃、街中では無数の野良鬼が発生していた。

「始まった……!」
ドンは、野良鬼の出現が、ノーマンが研究していた、鬼を強制的に退化させる毒の効果だと知っていた。

それを知るギルダもまたドン同様に顔を歪める。

イヴェルク公はザジが部屋に入ってくる際に撃ち込まれた何発かの弾丸、そしてザジの持つナイフの刃にも同じ毒の効果があると気づく。

「やった…!」
床に倒れたまま、喜ぶバーバラ。

ノーマンは事前に、彼らに対して、この毒が全ての鬼に効くとは限らないと説明していた。
さらに王や五摂家であれば、邪血の効力により効果がないかもしれないと続ける。

しかし実際効いたのだ、とヴィンセント。
(どうだ 体中の細胞が暴れて今 最悪の気分だろう!?)

 

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第151話 勝つのはの感想

人間VS鬼の女王

いよいよラストバトルに近くなってきたなという印象だ。

ザジたちが女王を押し込んでいるが、このまま倒し切るのだろうか?

その前にエマが止める?

とりあえずザジたちは女王に対して善戦している。
というか、追い込んでいると思う。

これもギーランをぶつけて消耗させていたことと、鬼の意表を突く強制的な退化を促す毒の存在が大きい。
勝利は目前か?

毒には、知能のある鬼をあっという間に野良化してしまう効き目がある。

邪血の影響下にある鬼には効かないかもしれないと危惧していたノーマンだったがが、杞憂だったようだ。

果たして、絶体絶命の女王はここでザジたちに討たれるのか?

以上、約束のネバーランド第151話のネタバレを含む感想と考察でした。

第152話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

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