約束のネバーランド 最新第106話活路の感想(ネタバレ含む)と考察。ロッシーからもたらされた情報が事態を打開する。そしてルーカスとユウゴの見せた大人としての覚悟。

第106話 活路

第105話のおさらい

迷路のように分岐する非常口を迷いなく進むエマたち。

 

脱出口へ向かう中、ユーゴはレイに、60人以上の武器を持った自分たちに対し何故敵は8人なのか、と問いかける。

 

確かに少ないと返すレイ。武器の存在や自分たちの人数は把握されていなかったのではないか、と理由づけする。

 

しかしユーゴは、もしそれらが把握されていたら、と懸念していた。

 

それで十分制圧可能な精鋭チームを寄越すだろうな、とレイ。
さらに、この作戦は彼らにとって極秘裏に進めなくてはいけないという線もあると指摘する。

 

加えて、レイにはまだ引っ掛かっていることがあった。

(なぜカメラの死角を縫って来れたのか)

(どうやってカメラの位置を知ったのか)

 

レイは嫌な感じが拭う為、見落としが無いかと自問し続けていた。

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エマがレイに呼び止められている間に、それまで並んで歩いていたクリスティがどんどん歩いてく。

 

脱出口を間近にして、二人の男の子が出口を開けてくる、とエマに言って先行する。

 

パキュン パンッ

 

(え)
突然の異音に足を止めるクリスティ。

 

次の瞬間、梯子の上から出口を開けに行った二人が額を撃ち抜かれて落ちて来るのだった。

 

一瞬の出来事に子供たち一堂は凍り付く。

 

足を止め、クリスティは梯子の上を見上げる。

 

梯子を上り切った所では、アンドリューがライフルを構えていた。

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ライフルから放たれた弾丸は、クリスティの元に駆け寄ったエマが間一髪のところで躱していた。

 

ナイジェルはアンドリューの胸に弾をヒットさせる。
しかし当たったのは胸のプレートで、ガァン、という金属音とともに弾かれてしまう。

 

梯子の上から死角の位置にまで逃げ切ったエマだったが、クリスティは頭部から血を流して気を失っていた。

 

「あの二人死んで…」
ほんの少し先を行っていた二人が死体になってしまったのを見て、ラニオンとトーマは戦慄していた。

 

「食用児諸君 聞こえるか」
エマたちに呼びかけるアンドリュー。
アンドリューは、この1年9カ月の間に”支援者”を一人残らず探し出して始末したとエマたちに告げ、シェルターの位置、内部構造も把握し、既に出口も押さえたと宣言する。

 

「君達は今日 ここで死ぬ」

 

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アンドリューは、大人しくすれば苦痛は与えない、とライフルを構える。

 

子供たちは怒り、恐れ、怯えが綯い交ぜになった表情を浮かべて、その場に立ち尽くしていた。

 

子供たちの間に、”支援者”を殺したというアンドリューの言葉が動揺をもたらす。
そして、出口が全て押さえられどうしたらいいのかという焦燥感も蔓延し始めていた。

 

「冷静に まずは後ろに伝えろ」
ユウゴは冷静に振舞い、子供たちを落ち着かせようとしていた。
「『敵がいる 周囲に警戒しろ』と」

 

ギルダやドンが中心となり、他の子供たちの情報が伝達されていく。

 

そんな中、レイは必死に打開策を考えようと頭をフル回転させていた。
アンドリューたちが、自分たちを捕える気も農園につき出す気もなく、間違いなくここで殺す気だと確信する。

 

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そりゃそうだよな、とユウゴは冷静に考えていた。
(ラートリー家にとっちゃ俺達は絶対に明るみに出せない過失そのものだもんな)

 

レイは、このまま時間が経てば、敵は自分たちをいずれ挟み撃ちするだろうと予測していた。

 

その上で、相手の8人という数に対して迎え撃つか、それとも別の方法があるか、と考える。
(どうする決めろ)

 

エマは、ただただクリスティをじっと見つめている。
その頭の中では、なんで? という疑問が浮かんでいた。

(生きたいだけなのに 同じ人間なのに)

 

「なんで」
立ち上がったエマのその表情は、心の苦痛に歪んでいる。
「私達は”約束”を破るつもりは一切ない!!」

 

「”七つの壁”を探して もうすぐ”約束”を結び直せるのに!!」

「人間世界に迷惑はかけない そしたら人間世界と争う理由はどこにもないのに!!」

「私達は!! 当たり前の日常を守りたいだけなのに!!」

 

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エマの主張を息を呑んで聞いている子供たち。

 

しかしアンドリューは、エマたちが”七つの壁”を探していて、”約束”を結び直せる段階にまで達しているのであれば尚更尚更にここで殺しておかなければと呟く。

 

(??)
エマには、アンドリューの言っている言葉の意味が分からなかった。

 

「たとえ世界が許可しても 我々は今この秩序でなければならないのだ」
アンドリューは眼鏡を外し、ガスマスクを手に取る。
「『当たり前の日常』? 『守りたい』? 勘違いするな」

 

「食用児には最初からそんなものは存在しない」
そして、アンドリューはガスマスクを装着する。
「全てまやかしにすぎないんだ」
煙の出ている缶をエマたちに向かって投げる。

 

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ユウゴはそれを見て、一瞬で理解する。
「ガスだ!! 防火戸を閉めろ!!」

 

防火戸を閉める事で、侵入してくるガスは少量で済む。
しかし同時に脱出口へ通じる道は塞がれてしまい、エマたちは後退を余儀なくされる。

 

そしてレイはここで退いたところで敵に囲まれていることに変わりはないと考えていた。
レイはこの窮地を脱するアイデアを必死に絞り出そうとするが、ひとまず他の子供たちと同じように後退する。

 

防火戸を背に、レイも他の子供たちと共に逃げる。

 

そんな中、エマはその場に留まり、クリスティを抱いていた。

前回第105話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

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第106話 活路

八方塞がり

アンドリューたちに秘密の通路は知られており、その上で全ての出口は塞がれている。

 

見つかれば即射殺。

 

逼迫した状況を理解し、非常口に直前まで迫っていたエマたちはアンドリューと接敵し、退避する。

 

しかしエマたちは、この状況から一体どうやって逃げるのか、有効と思われる逃走経路を全く思い描けずにいた。

 

そうしている間にもアンドリューたちはエマたちに迫る。

 

部下からの報告で、アンドリューは処理対象の子供たちの数が60人以上という想定外の多さだと既に認識していた。
それに加えて、自分たちが完全に奇襲したにも関わらず子供たちの避難が早かったことから、自分たちによる襲撃はあらかじめ想定されていたのか、という疑問も生じていた。

 

疑問は尽きない。

 

さらにエマが”七つの壁”というキーワードを口にしたことから、それを一体どうやって知ったのか。
”支援者”、先代のラートリー家当主のミネルヴァか、誰が教えたのか。

 

自分たちに向けて撃ってきた銃器は自分たちがバイヨンに流していたものではない為、それをシェルターで得たのか?

 

つまり、図面にはない部屋があるということなのか?

 

疑問は次々とアンドリューの脳裏を駆け巡る。

 

アンドリューは少なくとも”支援者”が隠し持っていた情報が完全ではないという事を理解するのだった。

 

(おかげで予定が狂った)
アンドリューは無線で部下に呼びかける。

 

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思いつめる

その頃、非常口から後退したエマたちはその後どう動けばよいか判断出来ず、その場に留まっていた。

 

(こうしている間にも奴ら包囲を固めてきている)
何も出来ないでいる現状に歯噛みするレイ。

 

レイは、このままでは全滅するという強い危機感に駆られていた。

 

これからどう逃げるのか。どう動くのか。

 

(いや 決まっている……)

(襲撃者を殺さなければ)

 

先程二人が一切の容赦なく撃ち殺されてしまったことから、やらなければやられてしまうことをレイは理解していた。

 

そして、このまま戦わずに逃げるなら出口を突破しなくてはならないが、60人という大所帯では監視に気付かれずに逃げることは出来ない。
仮にそれが叶ったとしても襲撃者に必ず追いつかれる。

 

つまり、家族であり仲間である皆を守る為には敵全員を殺害するしかないという結論にレイは思い至る。

 

(でも――人間だぞ)

(”人を”殺すんだ)

 

自分はともかくとして、エマや他の子供たちなど、大半の仲間にはまずそれは無理だとレイは知っていた。

 

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ユウゴ、ジリアン、ナイジェルもまた同様のことを考えていた。

 

襲撃者は防弾装備をしており、暗視スコープに加えてガスも持っている。

 

60人という人数ではどうしても動きが鈍くなってしまう。
それに対して少数で乗り込んできた襲撃者の方が機動力は上なのは明らかだった。

 

(ガスを使われたら終わりだし正面から撃ち合えばたとえ勝てても必ず誰か死ぬ)
それじゃダメだ、これ以上誰も死なせない、とエマは必死で考える。
しかしどこに、どう逃げればよいかが分からない。
(一つのミスが全滅に繋がる… 敵がどこから何人攻めて来るかもわからないのに――)

 

「エマ! レイ!」
オリバーがエマとレイに呼びかける。

 

オリバーが連れてきたのは、ルーカスの元から無事辿り着いたロッシーだった。
ロッシーはエマたちにルーカスがモニターを壊しているので後から来ること、そして敵の内の一人を倒したことを告げ、通信機をエマに差し出す。

 

さらにロッシーは、エマたちの元に辿り着くまでに通信機から何度も聞こえた敵の指示が、自分たちを包囲するためのものであったことを報告する。

 

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情報

それを聞いたエマたちが情報をまとめた結果、自分たちの前方を塞いでいる敵の位置が現状の通り”北の廊下”だけなら、敵が秘密の通路を降りてくる前に今いる道を前に突っ切ることで包囲は崩せるという見通しが立つのだった。

 

しかしオリバーは、なぜ敵がそんな隙が生まれる配置をしたのか、と疑問を口にする。

 

その疑問に対してロッシーはすぐに、電話の隠し部屋、食堂下の武器庫が敵にバレていない可能性をルーカスが指摘していたと応じる。

 

(それだ!!)
納得するエマ、レイ、オリバー。

 

エマはロッシーに、ルーカスが今どこにいるのかと訊ねる。

 

「モニター室を壊したらいつもの出入口を開けてくるって…」

 

「あの野郎…!」
ロッシーからの報告に、ニヤリと笑うユウゴ。

 

「決まりだ」
エマたちは急いで今いる通路から武器庫を抜けて、いつも出入りしている出口へと向かう。

 

(よかった ルーカスのおかげで活路が見えた)

 

オリバーとポーラはルーカスを支援するためにエマたちから先行する。

 

先を急ぐエマたち。
通信機から聞こえる情報から、レイは襲撃者たちが秘密の通路を探し始めたのを察知する。
「奴ら道を探し始めた! 急げ!!」

 

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地上へ

ルーカスは通常の出入口から地上に辿り着いていた。
襲撃者から奪った武装を身に着けている。

 

ルーカスは静かに、背を見せている敵に気付かれないように出入口から半身を出し、ライフルでその後頭部を狙う。

 

キュン

 

見事に狙撃に成功する。

 

それと同時にアンドリューは通信機を通じて、地上で部下に生じた異変を察知していた。

 

出入口に通じる梯子までやってきていたオリバーとポーラは、ルーカスが出入口を確保していたのを確認する。

 

遅れて辿り着いたエマたちは次々と梯子を通じて地上へ脱出してく。

 

「外だ…!! 出られた!!」

 

生きて脱出できたことを喜ぶ子供たち。

 

「ルーカス!」
ルーカスに抱き着く子供たち。

 

「ユウゴ!」
ルーカスがユウゴに呼びかける。

 

「全員揃ったか?」
ユーウゴは子供たちに呼びかける。
「じゃあ今の内だ 逃げろ」

 

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足止め

「えっ ユーゴは!?」
驚くアリシア。

 

「俺とルーカスは後から行く 残り6人を追って来られねぇようにしとく必要がある」

 

そういうことなら、とレイ、ジリアン、ナイジェル、ポーラ、ヴァイオレットなど猟場で戦った面々も同じ任務に志願する。

 

「いや 君達は先に行きなさい」
ルーカスはジリアンたちの前にしゃがみ、目線を合わせる。

 

「そういうこった」
レイの頭を乱雑に撫でるユウゴ。
おどけた表情はすぐに消え、レイをじっと見つめる。

 

(”人を”殺すんだ 俺はともかく大半の仲間にそれはムリだ)
ユウゴは思いつめた表情をしていたレイを思い出す。

 

「子供が背負う必要はない 大人に任せとけ――それに」
ルーカスが射殺した敵の武装からマスクを剥ぎ取ってエマたちの前に掲げてみせる。
「大人二人で既に定員オーバーだ」
楽しそうに笑ってみせるユウゴ。

 

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その背後で、ガスマスクを装備したルーカスも一緒になって笑っている。

 

「ザマァミロ これでガスも銃も効かねぇ」

 

でも、と食い下がろうとするエマ。

 

「エマ 」
エマの言葉を制止し、ユウゴが続ける。
「これが最善の判断だ」

 

「大丈夫 すぐ追いつく クリスを早く安全な場所で休ませてやれ」

 

エマはユウゴに、わかった、と覚悟を決めた表情で返す。

 

「無事逃げろよ」
ユウゴはエマとグーでタッチをする。

 

「ユウゴ達も!」

 

子供たちが逃げていく見送ってから、ユウゴとルーカスはシェルターへと戻る。

 

「郷愁のシェルター」

 

「ああ 俺達の墓場には打ってつけだ」

 

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感想

ルーカスとロッシーが大活躍

まずルーカスのモニター室を制圧するという決断。
そしてエマたちへの伝令に向かったロッシーの、道中、敵の無線機から聞こえてきた情報から把握した敵の現在地情報。

 

この二つが無ければエマたちは全滅してた。

 

片腕を失っても果敢に敵に挑んだルーカスを突き動かしていたのは、彼の元々持っていた勇気と、長年の鬼との戦いで培われた戦闘力への自信などよりも、ただ仲間、子供たちを守りたい一心だったと思う。

 

背後から忍び寄って一瞬で首を絞め上げるという見事な勝利だった。

 

そして今回、いつも出入りしている出口を押さえていた敵を撃って逃走経路を確保するという、これまた値千金の成果を上げた。
長年鬼と戦い続けた男は半端じゃないな、と思った。

 

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ロッシーに関しては、さすがGF出身と言わんばかりの高IQっぷりを見せた。
もし自分がロッシーと同じ立場だったら聞こえてきた情報を聞き流していたかも。
もしくは、たとえ聞こえていても情報を忘れそう(笑)。
エマたちの元に行ってルーカスからの伝言を伝えようとするのに頭がいっぱいで、メモとるために立ち止まるという選択も発想もないと思う。
ロッシーは脳内にシェルターの図を思い描き、無線から聞こえる情報から把握した敵の位置を配置していったわけだ。

 

GF農園から脱走した際や、その後、森の中を巨大な鬼から逃げていた時なども感じたが、エマ、レイ、ドン、ギルダなど先頭に立つメンバー以外の子供に関しても、GF出身者には高いポテンシャルがあるということがわかる。

 

今後も入れ替わり立ち代わり活躍するメンバーが違うと面白いな、と思う。

 

欲を言えば、GV出身者みたいな、得意とする役割で個性を見たい。
戦いでは常に先陣を切るザック、機械いじりのナイジェル、医療班のペペ、みたいな。

 

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大人のカッコよさを見せるルーカスとユウゴ

子供たちを逃がして自分たちは敵を足止めかぁ。
なんかフラグっぽい終わり方だったけど、下手するとこれでルーカスとユウゴはシェルターで物語から退場となってしまうようだ。
でも、仮にそうなったとしてもあまり予想外とは思わないかな。

 

このコミュニティーが窮地に陥った時、ルーカスとユウゴが戦いの先頭に立つであろう事は明らかだったから。

 

早い段階で犠牲者が出るとしたらそこにこの二人が含まれるかもしれないとか、仮に様々な危機を切り抜けたとしても人間の世界に向かう直前で力尽きるとか、何かしら悲劇を演じそうだな、とも思っていた。
でもこれまでの人生で人間を殺めた経験はあったのかな?
そもそも脱出してきた際に同行していたメンバー以外の人間に会った事があった?
猟場で補充されてきた子供たちくらいじゃないのかな。つまり人間を殺す機会は無かったはず。

 

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ルーカスもユウゴも、エマたちと同様に人間を殺めた経験が無かったのだとしたら、今回、ルーカスが冷静に敵を撃ったのは、あらかじめその心構えが出来ていたということかなと思った。

 

ラートリー家からの追っ手が迫ってきていることは知っていたわけだし、子供たちを守るために、いつかは彼らを撃つことになると知っていたのだろう。

 

もしそれまで人を殺めた経験が無かったのなら、エマたちと同じであるはずなのに。
子供たちの命を守るのはもちろん、子供たちに人殺しの罪は背負わせないという大人としての覚悟を感じる。

 

カッコいいわ。
ロッシーのくだりでも書いたけど、自分は、自分がもしこの立場だったらどうだろう、ということをよく考える。
果たして、2対6という数的不利であることと、何よりも相手が練度が高そうな武装集団であることを知りつつも、それでも自分はルーカスやユウゴのように戦いに赴けるだろうか?

 

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ちょっと考えてみたけど、さすがに漂流教室の関谷みたいに自分が生き残るためには子供を犠牲にすることも厭わないようなクズ大人にまではなりきれないだろうが、シェルターに足止めしようとは思わなかったかもしれない。

 

おそらくエマたちと一緒にシェルターから逃げて、エマたちの後方を守るという、逃走と戦いの折衷案に落ち着く気がする。

 

武装集団がうろついている死の危険性が立ち込めたシェルターから一刻も早く逃げたいという欲望に勝てないだろうな……。

 

実際にエマたちと1年半以上暮らしたら分からないかもしれない。
もし一緒に暮らしていた経験があったなら、それまで協力し合って来た仲間としての絆も深くなってるわけだし、何より自分よりも幼い子供たちを守りたいという一心から、ルーカスやユウゴのような自己犠牲に近い行動に出られるのかも知れない。
でもそれは逆を言えば、出会って間もない頃なら見殺しにするってことになる。でもルーカスとユウゴは出会って間もないエマたちを守った(ユウゴに関しては紆余曲折あったけど)。

 

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だから、やはりルーカスとユウゴは大人のあるべき姿を見せているということなのだろう。

 

次号で、この戦いがどういう結果になるかが分かるわけだ。

 

敵は残り6人……。
アンドリューたちもまだ把握出来ていない秘密の通路があることがルーカス、ユウゴの一番のアドバンテージとなるのかな。
それを活かせば何とかなりそうな気もする。
ぜひこのフラグを折って生還して欲しい。

 

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そしてエマたちは……

安心して暮らせていた場所であるシェルターを投棄せざるを得なくなったエマたち。

 

60人もの大所帯で、果たしてどうやって生きていくのか。

 

七つの壁以前に、まず生活拠点を見つけるのが先になるのかな?
60人全員で大移動は明らかに目立つし、鬼に襲われた時に確実に犠牲者が出る。
いきなり七つの壁に向かおうとはしないのではないか。

 

でももう残された時間も少ないし、これはもう、時間との戦いだな……。

 

エマたちがどう行動していくか気になるわー。

 

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次号、エマたちの描写が主で、最後のページでアンドリューたちにやられたルーカスとユウゴという絵が出てきたら憤死しそう。全然相手になりませんでしたー、的な絵はトラウマになるわ。

 

でも、そういうの全然あり得るから困るんだよなー。精神的にクるから止めてくれ……。
ハンターハンターではそういう希望を一コマで打ち砕く場面って割とあったからなー。

 

せめて善戦してやられるか、もしくはアンドリューたちとシェルターごと自爆するとか、かっこいい散り様を見せて欲しいところ。

 

以上、約束のネバーランド 第106話のネタバレを含む感想と考察でした。

第107話に続きます。

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