響 小説家になる方法 最新第102話ネタバレ含む感想と考察。

響 小説家になる方法 第89話 咲希

第102話

※第101話のあらすじのみ。第102話はスペリオール発売後に更新予定。

第101話のおさらい

『雛菊』創刊に向けて、花井と海老原は小論社で深夜まで働いていた。

花井は幾田が響の許可を得ることなく『お伽の庭』を漫画にしようと画策しているという情報を海老原と共有する。
それは、幾田が漫画版『お伽の庭』を、もはや止められないところまで強引に話を進めようとしている可能性を危惧していた。

『雛菊』の成功は響の小説の出来にかかっている以上、花井はただでさえ受験と連載で大変な響に余計なことを背負わせたくないと考え、『お伽の庭』漫画化の話が進んでいないか目を光らせるのだった。

花井は仮に『雛菊』が失敗したら、文芸ブーム自体が終焉の迎えるどころか、ジャンル自体の縮小が進むという覚悟を持っていた。

そんな響の小説の出来がもしも良くなかったら? と心配する海老原に、花井は大丈夫、と答える。
「あの子には大傑作を期待して良い。」

 

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コミック部に呼んだ一人の営業に対して、安達編集長は鏑木紫が作画を担当する『お伽の庭』コミカライズの話を明かしていた。

しかし安達編集長は、文芸部を巻き込んで大々的にプロモーションを組もうとする営業に、響と花井の関係が悪いからと嘘をつき、文芸部にはなるべく内密に話を進めるように指示するのだった。

それに納得した営業は、本来9月の新連載の枠は現時点で固まっているはずなのに、『お伽の庭』の連載開始スケジュールを9月にできたことが不思議だと指摘する。

本来9月に連載を開始するはずだった猪狩の枠を1カ月ずれてもらったのだという安達編集長の言葉に、あの大御所の枠をとったのか、と営業は驚いていた。

 

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居酒屋に集まった猪狩、鏑木、田中の漫画家三人。

それは田中の作品のアニメ化、鏑木の9月からの新連載、10月の自分の新連載を祝う場だった。

終始穏やかな様子の猪狩に向けて、丸くなった、と呟く鏑木。

猪狩は怒ることもなく、そうかもな、と返す。

鏑木は、猪狩と初対面となるパーティ会場で、連載を落としたのにパーティに来ている別の作家に向けて猪狩が起こってビールをかけたことがあったと述懐する。

猪狩は昔のように怒ることがなくなったわけではないが、今では怒りよりも周りへの感謝が大きく、支えや絆といったものを漫画にしたいと続ける。

 

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それを聞き、猪狩の描く最近の漫画のキャラはやたら説教くさく、弱いと批判する鏑木。

衰えたなって思います? と鏑木に問われても猪狩は怒ることなく、成長したんだよ、と返す。
そして鏑木が自分に対して何を言いたいのか察した猪狩は、自分も今の鏑木と同じ30手前の頃は、やはり鏑木と同じだったと振り返る。
「納得したら負けだと思ってたな。世の中勝ちか負けかしかないと思ってた。」

いつかわかる、と猪狩から説教され、鏑木の口から思わず、死ぬまでわかるか、という反発が漏れる。

飲み会を終え、鏑木は田中と歩き猪狩との会話について話してから呟く。

「枯れたなあ あのおっさんも。」
鏑木は猪狩のように、枯れたら落ち着くしかないと考えていた。
「モノ作る人間が戦わなくなったら終わりだ。」

鏑木の興味は『お伽の庭』漫画版の連載、そしてとうとう許可を得られなかった『響』が、漫画版の連載を知って自分に何を仕掛けてくるかに移っていた。

 

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北瀬戸高校図書館で、響は机に向って勉強に集中していた。

教師はその隣に座り、先日の不審者侵入について話していた。

学校は表沙汰にしたくないが、当事者の響が公にするならそれに反対はできないと説明する教師に響は、どうもしない、ほっとけば? とそっけなく答える。

教師は、不審者から暴行を受けたなら学校が何を言おうが公にして犯人をみつけたい、と言い直すが、響は、今は小説と受験以外興味ないと即座に返していた。

響はノートにペンの走らせながら続ける。
「ただそっとしておいて。」

前回、第101話の詳細は以下をクリックしてくださいね。

 

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第102話

※後日追記予定。

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