GIGANT ギガント(奥浩哉の漫画)最新第25話手紙の感想(ネタバレを含む)と考察。パピコは内乱罪で起訴されていた。一方、零にはETEの悪意が迫る。

ギガント 第24話 UFO

第25話 手紙

第24話のおさらい

零の通う学校の教室では、パピコ逮捕のニュース以来さらに彼女の話題が過熱するようになっていた。

 

罪状は大量殺人、器物損壊による100億クラスの損害賠償だと噂する生徒たち。

 

生徒たちは警察の対応の早さに感心する一方で、パピコが破壊神を倒したこともまた正しく理解していた。

 

「どうみてもパピコいいヤツじゃない?」

 

そんな中、零は自分の席でスマホの画面を凝視する。
記事のタイトルは”ちほ・ヨハンソン容疑者を逮捕”。

 

スマホを持つ零の手は震えていた。

 

 

スポンサーリンク




零は中島にパピコと付き合っていたことを告白する。
「マジメに好きなんだ……結婚したいんだ…」
零は中島が嘆いているのを無視し、会話を続ける。

 

自分が六本木で死にそうだったから助けに来た、という零の訴えに、パピコがデカくなれることを全く信じてはいなかった中島は戸惑っていた。

 

そして、逮捕されることはしょうがないと中島は零を突き放す。

 

その時、零のスマホにパピコから着信が来る。

 

パピコは警察の取調室から零に電話していた。
それは零に”もち”を預かって欲しいという内容だった。

 

零はすぐさまパピコの部屋に行き、もちを連れて帰宅する。

 

スポンサーリンク




もちを連れ帰った零は、リビングで母にもちを預かることを反対されていた。

 

テレビをつけると、ちょうどETEと六本木災害の関連性を検証する特番が始まる。

 

癌組は六本木災害の起こった当日の15時21分に”破壊神が東京の人口を100万人にする”という投票結果がでて、その直後に実際に六本木に巨人が現れた、とその日の出来事を時系列で説明していく。

 

1000人を越える犠牲者は出たが、本来はそれよりもさらに膨大な死者が出るはずだったとし、ETEの投票結果と比較して女の巨人の働きにより被害が食い止められたことに言及していく。

 

そして番組は逮捕されたパピコが女の巨人だったなら日本は彼女を犯罪者として扱うべきなのか、むしろヒーローではないかと視聴者に疑問を投げかける。

 

スポンサーリンク




特番の最中、ETEで投票結果が決まったばかりだとテレビ局の屋上からリポーターが中継で伝えている。

 

”東京上空に大量のUFO出現”という結果の通り、東京の夜空に一つUFOが出現する。
そして時間を置かず、無数の同じ形状の物体が東京の空を覆っていく光景がテレビに映し出される。

 

「ご覧ください!! ETEの予告通り、空一面を埋める程の大量のUFOです!!」

 

カメラは、UFOが底部から地上に向けて光を出しているのを映していた。

 

リポーターがカメラに光にズームアップしていく。

 

UFOから伸びた光は、UFO内に多くの人を吸い上げていたのだった。

 

第24話の詳細は上記リンクをクリックしてくださいね。

 

スポンサーリンク



第25話 手紙

内乱罪

食卓に集う横山田一家。

 

UFOによる連れ去り被害は853名だと父親がスマホ画面を見ながら読み上げる。

 

しかし零にはそれに反応する余裕がなかった。
零の見ているスマホ画面には、パピコが内乱罪で起訴されたという記事が表示されている。

 

学校。

 

中島は内乱罪の適用はおかしいとスマホを見ながら文句を言っている。
「内乱罪ってほとんど死刑だぜ おい。」

 

零は中島の隣で元気なく俯いていた。

 

街を歩く二人。

 

中島は零にパピコが今どこにいるのかを問いかける。

 

 

スポンサーリンク



東京拘置所、と答える零。

 

それを受けて、どうしようもないな、と中島。

 

零はパピコのマンションに来ていた。
パピコの部屋の真ん中に立ち、途方に暮れる。

 

零は涙を流しながら自転車を走らせる。

 

帰宅し、食事を済ませたあと零は自室のベッドに寝転がる。

 

涙を流しながら、ぼうっと天井を見つめていたかと思うと零はパピコに向けて手紙を書くことを閃く。
書いた手紙をポストに入れるのだった。

 

学校帰り、零は「ちほさん」と独り言を繰り返し、涙を流しながら自転車を走らせる。

 

 

スポンサーリンク



新たな脅威

東京拘置所。

 

零からの手紙を受けとったパピコは、手紙に頬ずりをしながら泣くのだった。

 

それから時間は経過し、パピコの裁判が始まる。

 

パピコが求刑されたのは死刑。

 

授業中、パピコが死刑を求刑されたことを伝える記事をスマホで目にした零はただ泣く事しかできなかった。

 

その時、教室中のスマホが一斉に鳴り始める。

 

緊急速報であることを理解した教師が「地震か?」と呟く。

 

誰にも体感できるくらいに、教室中が明らかに振動していた。

 

生徒の一人が教師に呼びかける。
「先生!! ETEです。ETE!!」

 

 

スポンサーリンク



 

ピンとこない様子の教師に、女生徒が説明しようとする。
「ETEで東京の人口が…」

 

揺れが収まりほっとする教師。

 

震度は4くらいか、と呟いていると、窓の外から声が聞こえてくる。

 

「いる?」

 

「いる!! いる!!」

 

外から巨大な子供が教室内を見ていた。

 

「早く!! 早く!!」

 

子供は無邪気に笑っている。

 

 

スポンサーリンク



 

「いーっぱいいるー」

 

「いっぱいいるぅー」

 

教室の生徒たちは席を立つこともせず、ただ巨大な子供たちに圧倒されていた。

 

「うそ…」

 

「何これ何これ。」

 

「ETEだって。」

 

口々に言葉を交わし合うのみ。実際に誰も席を立とうとしない。

 

零は呆然と目の前に現れた脅威を見つめていた。

 

 

スポンサーリンク



感想

罪を受け入れるパピコ

前回、パピコが破壊神から日本を救ったのではないかという報道があった。
世論もその方向に流れるかと思ったけど、でも法律はあくまでも厳格に運用されたわけだ。

 

パピコに内乱罪適用。

 

内乱罪(ないらんざい)は、国の統治機構を破壊し、又はその領土において国権を排除して権力を行使し、その他憲法の定める統治の基本秩序を壊乱することを目的として暴動をする犯罪である(刑法77条)。内乱予備罪・内乱陰謀罪(刑法78条)や内乱等幇助罪(刑法79条)とともに、刑法第2編第2章に内乱に関する罪として規定されている。

 

wikipediaによるとこれまで五・一五事件、神兵隊事件、三・一事件の計3つの事件にしか適用されていない。
あまりにも強権的な罰なので、とにかく裁判官がその認定に消極的らしい。

 

あのオウム事件でさえもついには内乱罪の適用に至らなかった。

 

 

スポンサーリンク



 

パピコはそれだけのことをやらかしたと司法に判断されたわけだ。
そして死刑が求刑された。

 

犠牲者がいる以上、司法は厳しい判断をしなくてはならないということか。
パピコの場合、現実でも内乱罪は適用されるのかな……。

 

しかしパピコは罪を大人しく受け入れたなあ。
大きくなれば脱出はたやすいし、ほぼ無敵なのに。

 

パピコは罪の意識を持っているから裁きを受け入れているけど、もし拘置所を巨大化して出てもその後どうやって生きていくかという話だよな……。
おそらく社会と対立して生きていかなくてはならないだろうから。

 

彼女が拘置所にいるのはそこまで考えてのことかはわからないが、現状の選択は間違いではないと思う。

 

次の敵が出れば出ていかざるを得ないわけだし、それまで大人しくしていたらいい。

 

しかし死刑の求刑まで随分と淡々と進むなーと思っていたらやはりその展開を打ち破ったのはETEだった。

 

 

スポンサーリンク



次の敵

なんだこれ。怖えー。

 

これはおそらく子供が巨大化した?
もしくはETEが生み出した?

 

たぶんこれまでの投票結果の実現から予想すると、後者かな。
新宿のストリーキングの俳優もETEが複製した人間で、本物ではなかったし。

 

子供がETEに頼んでパピコのように巨大化できるデバイスを手に入れたという可能性もあるか。

 

パピコのそれはETEとはまた別の技術のものだと勝手に思っていたが、ETEの万能っぷりを見ると簡単に実現しそうなんだよなー。

 

巨大化した子供なんてとんでもなく恐ろしいわ。

 

無邪気な様子が逆に凶悪さを予感させる。表情が怖い。

 

 

スポンサーリンク



 

まるで虫を意味なく殺すように、そのパワーで無邪気に人を殺戮していくとしたら地獄でしかない。
建物なんてもちろんミニチュア同然だ。特撮の現場のように建物が簡単に破壊されていくだろう。

 

巨大な子供が現れる直前に、震度4の地震が起こった。
ということは、おそらく一斉に地表に着地したから地面が大きく揺れたということではないか。

 

もしそうなら、相当数の巨大な子供が東京各地にいると考えてよいだろう。

 

東京拘置所にいるパピコが彼らに対処していくことになるんだろうけど、パピコが出てくるまでに時間がかかりそうな気がする。
おとなしく罪を受け入れて収監されている以上、よほどのことがないと巨大化しないような……。

 

 

スポンサーリンク



 

あ、零のピンチだと思って巨大化する可能性は充分にあるか。

 

ただ破壊神は一体だったけど、無数にいる敵を一人では対処し切れないだろう。

 

下手すれば破壊神の時よりも被害が大きくなるんじゃないか。

 

しかしパピコは零に危険が迫っていることを知らない。

 

つまり外の情報を集めるよりもまず先にすぐに助けに行かないといけないとんだが、果たして自分の罪を突きつけられて精神的に弱っているであろうパピコは、即座に行動を起こせるのだろうか。

 

以上、GIGANT第25話のネタバレを含む感想と考察でした。

第26話に続きます。

あわせて読みたい記事。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA