「夢で見たあの子のために」の人物まとめ。
中條千里(ナカジョウ センリ)
高校生。
5歳の時に父、母を自宅で殺害され、双子の兄、一登(カズト)はその日に失踪。
現在は祖父母の経営する中條青果店で暮らしている。
祖父母との仲は良好。
帰ってきた際にきちんと祖母に挨拶をし、祖父の野菜の配達を代わりにこなす。
バイトをしても長続きせず、不良仲間と共謀して金を稼いでいる。
不良仲間が巻き上げた金品のいくらかを、まるで説得によって取り戻したかのような体でとられた本人に返す手口を繰り返している。
幼なじみの恵南(エナン)にはその手口がバレており、心配した恵南から「やめろ」と忠告されている。
右手の人差し指と中指で鏡やガラスに触れながら映った自分の姿を見る癖(?)がある。
痛みを受けて、それも他人の他人の視点から構築した記憶を脳裏に描く能力を持っている?
恵南と同じ孤児院にいた時期がある?
自分の父母を殺した包丁を持った男の絵を描いた。
それを女性カウンセラーに窘められ、促されるままに絵を破棄するようにハサミを入れるが、ハサミを入れていたのは犯人の首であり、幼いころから犯人に対して非常に深い復讐心を抱いている。
テレビのインタビューを受けている工員の背後で作業をしていた別の工員の腕に縦筋の傷を見つけ、それが父母を殺し、弟を連れ去った仇の男だと直感し、復讐の為に動き出す。
琴川恵南(コトカワ エナン)
千里と同じ学校に通う女子高生。
アルバイトが続かず、不良と共謀して金品を巻き上げている千里にそれを改めるよう忠告している。
千里と幼馴染。恐らくは同じ孤児院で暮らした時期がある?
千里の父母を殺され弟を連れ去られた過去を知っている。
幼いころに千里と女性カウンセラーとのやりとりを目撃しており、千里をとても心配している。
千里の描いた絵が犯人の絵であることを知っており、首を切断していることから深い復讐心に囚われていることに感付いている。
板倉(イタクラ)
千里と同じ学校に通う男子学生。
顔に絆創膏をつけている。
塾の費用20万円を取り戻してほしいと千里に依頼。
7万しか戻ってこなかった。
中條一登(ナカジョウ カズト)
千里の兄。
容姿は千里とそっくりの一卵性双生児
父母が殺害された日、失踪する。犯人に連れ去られて殺害された?
千里の父
殺害される。
千里の母
殺害される。
千里の祖父
父母の亡き後の千里を引き取る。
京成立石駅徒歩数分の場所で中條青果店を営む。
店での販売の他、近隣の店に野菜を卸しており、自転車で配達している。
千里の祖母
父母の亡き後の千里を引き取る。
中條青果店を営む夫と千里と暮らす。
瀬島
不良グループ仲間。
千里を、ローカルニュースに映っていた「火」の男が働いていたと思しき工場へと案内する。
金髪坊主
不良。他の二人の不良つるんで桜欄をたまり場としている。
千里と共謀して金品を巻き上げる悪党。
夢で見たあの子のために (1) (角川コミックス・エース) [ 三部 けい ]
|
コメントを残す