約束のネバーランド 最新第87話境界の感想(ネタバレ含む)と考察。時間切れを前にエマはレウウィスを説得しようとする。その結果は……。

約束のネバーランド 第86話 オジサン

第87話 境界

第86話のおさらい

レイの情報把握速度に驚くヴァイオレット

ヴァイオレットは目の前に現れた見慣れない二人、レイとオジサンを見つめる。
そしてレイのコートはエマと同じもの、オジサンの手袋はルーカスのものと同じであることに気付く。

 

エマの元へと急ぐナイジェル。
風車小屋地下からの螺旋階段を昇り切って、開けてくれ、と言いながらアダムの立っている出口に向けて駆けていく。

 

ヴァイオレットはレイに状況説明を促され、人間の反乱、ルーカスが13年かけた計画を決行したと説明する。
それをを聞いたオジサンは驚く。

 

ヴァイオレットは、既にノウマを殺したものの、サンディ達はおろか人間側が全滅し兼ねない為にすぐにでもノウスを殺さないといけないと続ける。

 

レイはすぐにオジサンに対し、鬼の打倒に目標を変更する。

 

当然のように言ったレイに対し、ヴァイオレットは呆気にとられる。

 

冷静にノウスを観察するレイ。
ヴァイオレットは取り乱しつつ情報の補足はいらないのかと問いかける。

 

レイはその申し出に、聞かなくても解る、と即答。
咄嗟に言葉を選んでいるヴァイオレットの情報に、意味のないものはないと続ける。

 

一瞬でほぼ状況を正確に把握した様子のレイに、ヴァイオレットは唖然とするのみ。

 

オジサンはレイとヴァイオレットのやり取りから、かつて自分を犠牲にして救ってくれたルーカスが生きていることに驚愕していた。

 

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「まどろっこしい 下がってろガキ共」
オジサンはライフルを携えてノウスの姿を観察できるところへ移動しようとしていた。
「要は仕留めちゃいいんだろ」

 

ヴァイオレットはオジサンに、ノウマには狙撃は効かない、と必死に呼びかけていた。
元々動きが速いのに加え、パートナーであるノウマを失った怒りが加わって手が付けられない状態なのだと説明する。

 

オジサンは、サンディに折檻を加えている最中のノウスを冷静に観察していた。
怒りに我を忘れた、その尋常ではない様子に、気配もなにもかも全て隠して狙撃すべく集中を始める。

 

ノウスは意識下にあるノウマとともに自分たちを狙うもう一人の気配を探っていた。
地面にサンディを叩きつけようとするその一瞬の間、周囲に向けて意識を集中する。

 

オジサンは意識を無にしてノウスの顔面に見事に銃弾を撃ち込む。

 

ノウスへの狙撃を成功させたことにヴァイオレットは驚愕する。

 

「狙撃ってのはこうやるんだ」
余裕でヴァイオレットに呼びかけるオジサン。

 

ヴァイオレットはオジサンがさも簡単そうにノウス狙撃を成功させたことに呆然としていた。

 

レイとオジサンはそんなヴァイオレットにエマの居場所を訊ねる。

 

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街の広場で向かい合うエマとレウウィス。

 

レウウィスは懐中時計を取り出し、約束の10分が過ぎようとしているのにエマの仲間が現れないことを指摘する。

 

エマは、あなたの仲間も現れていない、と不敵に言葉を返す。

 

レウウィスは仲間の鬼たちの気配が消える度に笛が鳴ることに気付いていた。
そして既に全滅しているであろうことを口にする。

 

そしてタイミングよく鳴るノウス・ノウマ討伐完了の笛の音。

 

レウウィスは仲間の鬼達を失った事に特に取り乱した様子も見せない。
高速移動でエマの背後に回り込み、エマ達の快進撃を褒めたたえる。

 

レウウィスがエマに与えた10分が過ぎようとしていた。

 

レウウィスは懐中時計を片手にカウントダウンを開始する。

 

前回第86話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

 

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第87話

覚悟

エマとレウウィスが広場で対峙している。

 

もうすぐレウウィスが約束としていた10分が経過しようとしていた。

 

「現状 君一人に見えるがね」
ニヤリと笑いながら言うレウウィス。
「何人辿り着いてくれるかな それともこのまま君一人かな」

 

エマはレウウィスをじっと見つめる。
実は既にナイジェルが広場に臨む家の2階窓の配置についていることに気づいていた。

 

銃を構え固唾を呑んで今を見つめるナイジェル。

 

ナイジェルの到着を悟られぬよう、エマはレウウィスをから視線を逸らさない。

 

ナイジェルの位置は、本来はオリバーの持ち場だった。
そして他の位置には誰もついていない。

 

サンディたちの笛は鳴ったが、無事だとは限らない。
最悪の状況を想定すべきと考えたエマは、背中に背負っていた銃を手に持つ。

 

 

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(最悪で戦う 最悪で勝つ)
覚悟するエマ。
しかし、戦う方法が思いつかない。
必死に策を考えようとする。

 

(無理でもやる 密猟場を終わらせる)

 

エマはこれまで密猟場で経験してきたいくつもの悲劇を思い出していた。

(あんな思いを終わらせるために 全員で生き残るために)

そして、ミネルヴァが残した情報をシェルターに持ち帰ると自らの心に誓う。

 

エマの脳裏にはハウスに残してきた子供達のこと、ノーマンとの別れ、シェルターに残してきたドンやギルダたち、オジサンのこと、ルーカス、そしてオリバー達、兄姉の死を嘆くテオのことが過る。
(叶えたい未来がある 私は死ねない 誰一人殺させもしない)
気持ちを張り詰めていく。

 

じっと自分を見下ろし睨みつけてくるレウウィスを前に、必死に考えるエマ。

 

(自分の理想が判断が仲間を殺す)
シェルターの壁に大きく書かれた密猟者という文字の前に立ったおじさんの一言を思い出す。

 

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説得

「どうした? エマ」
今の様子がに気づいたレウウィスが尋ねる。

 

「殺す以外にないのかな?」
エマが唐突にレウウィスに訊ねる。
「戦わない道はないのかな」

 

思わぬ提案にレウウィスがしばし言葉を失った後。
「……何を言っているのかね?」

 

エマは鬼たちの行った遊びのための殺しは許せないとしながらも、しかし自分も狩りをすると主張する。
何が正しいかはわからず、しかしこれ以上一人も殺されたくない。
「だから私はこの猟場を終わらせたい思ったの」

 

(? 何を話してる?)
ナイジェルは家の2階の窓辺からエマとレウウィスの様子を伺う。

 

「でも私はあなたを殺したいわけじゃない」

 

自分を真っ直ぐ見つめるエマに対し、レウウィスは一瞬の間をおいて答える。
「心外だね 昨日のアレでは足りなかったのかな?」

 

エマの脳裏に、猟場で感じた様々な憎しみが蘇る。
「あなたのことは憎いし許せない でもそれとこれとは別だよ」
エマは顔を歪めながらもレウウィスを諭そうとする。

 

 

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今は猟場の主であるバイヨンいなくなったので、無駄に血を流す意味はないとエマは続ける。
「戦わずに終わりにできたら私はこの先 仲間を死なせずに済むしあなたも死なずに済む」

 

レウウィスは軽くため息をつくように微かに笑った後、エマが戦意を失ったわけではないことに安心したと返す。

 

エマは、判断を間違えるわけにはいかない、ここが唯一で最後のチャンスと前置きしてレウウィスに問いかける。
「”戦う”以外であなたが納得する方法はないの?」

 

ないと即答するレウウィス。
「愚問だエマ 私が何のために待ったと思っている」

 

「私は君を狩り殺したい そして君たちに狩り殺されるなら本望なのだよ」

 

エマの理想は美しいが、世界はそれだけではできていない。
人間、鬼に関わらず、価値も美醜も様々だと続ける。
「分かり合おうなどと考えるな」
顔の正中線に三つある目を見開くレウウィス。
「我々は争うしかないのだよ」

 

 

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レウウィスの気持ちが変わらないことを悟ったエマは、銃口をレウウィスに向ける。

 

それでいいとレウウィス。

 

そしてレウウィスは懐中時計を見ながら約束の10分経過までのカウントダウンを始める。

 

「あと3秒 2 1」
懐中時計の蓋を閉じる。
「始めようか」

 

エマは左手を上げ、手に持っていたスイッチを押す。

 

すると、広場に向けて銃口を向けた状態で配置された無数の銃が現れる。

 

銃に包囲されたレウウィスは楽しそうに両手を広げる。

 

その横をエマが必死に駆け抜ける。

 

 

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地下壕では

その頃バイオレットは地下壕にたどり着いていた。

 

負傷者たちの治療のために子供達がごった返している。

 

「かろうじてまだ息はあるけどやばい…!」
ザックの様子を見ていたペペが呟く。

 

ルーカスにサンディ達の安否を問われたヴァイオレットは辺りの子供達に向けて、サンディたち3人全員重傷なので彼らを地下に運ぶために力を貸してくれと要請する。

 

ヴァイオレットの申し出に応じる子供達。

 

そんな中、ザックの治療をしながらペペは深刻な表情を浮かべてナイジェルや今の無事を願っていた。

 

 

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バイオレットはサンディたちの救助を手伝うという子供たちにサンディたちの場所を伝え次第村に戻ると告げる。

 

ペペもまた、治療がひと段落したら村へ向かうと、近くの子供に告げ、後を任せられるかと問いかける。

 

ルーカスは、これで鬼の残りはレウウィスのみだと考えていた。
しかしそれに対するこちらの戦力がナイジェル右腕を負傷したぺぺ、ヴァイオレットの四人であり、見通しが厳しいと考えていた。

 

「ルーカス」
バイオレットがルーカスに呼びかける。
「伝えておきたいことが」

 

螺旋階段を上がり風車小屋の入り口に向け走っていくぺぺ。
アダムに向けて、扉を開けてくれと声をかける。
しかしアダムがいないことに気づく。

 

鎖付きの閂だけが放置されている。

 

 

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戦闘開始

村の広場広場に向けセットされた無数の銃から排莢された薬莢が、村のそこここに散らばっている。

 

「少しくらったか」
レウウィスは一斉斉射された銃弾の大半をキャッチしていた。
被弾したのは右手首のみ。

 

(マジかよ……)
ナイジェルは窓辺から固唾を飲んでレウウィスを見つめている。
(よけるどころかあの数の弾丸を手で止めた?)

 

「さぁまずは退避か 次はどう出る? エマ」

 

エマは建物の陰に身を隠れていた。
予定とは変わったが、ナイジェルは特殊弾を発射するための専用銃を持っている事にエマは気づいていた。

 

エマは作戦通り、レウウィスの面破壊を目指すのだった。

 

 

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感想

VSレウウィス

カウントダウンも終了しついに始まったレウウィスとの戦い。

 

広場を取り囲むように銃を配置する仕掛けをしていたが、その一斉斉射はレウウィスにほとんどダメージを与えることができなかった。

 

その事実だけで、レウウィスの身体能力及び戦闘能力が窺い知れる。

 

しかしエマは全く動じていなかった。これくらいで倒せるとは微塵も思っていなかったということだろう。

 

ナイジェルの姿を見つけ、彼が専用銃を携えていることを計算に入れ、作戦通りレウウィスの面を破壊するのだという。

 

 

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本来はオリバーをはじめとした、他のメンバーたちも一緒にこの作戦するはずだった。

 

明らかに戦力不足の中、しかしエマはそれを決して嘆くことなく冷静に作戦を遂行しようとしている。
今更辞めようと思って辞められる状況ではないが、それでもこの圧倒的な敵の前に怯むことなく立つエマはすごい。

 

戦いの前に、これ以上戦わなくてもいいんじゃないかと説得しようとすらしていた。
大したもんだと思う。

 

 

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アダムが与える影響は

風車小屋の番人アダムはいったいどこに消えてしまったのだろう。

 

もしアダムが裏切り者だったならそもそも前回、広場に向かうナイジェルを小屋から出さなかっただろう。
しかしナイジェルはきちんと広場に辿り着き、二階の配置についている。

 

ひょっとしたらナイジェルと一緒に二階ににいるとか?
ひたすらノーマンの数字を呟いているだけのアダムだったがいよいよ戦闘状態となったこのカリ庭でお互いに参加しようとしているんだろうか。

 

アダムの姿が見えないことに対するペペの驚き様から言っても、アダムの不在はかなり異常なことだったのではないか。

 

一体何故風車小屋からいなくなった?
レウウィスとの戦いも気になるが、おそらくアダムは次の展開に絡んでくると思うのでそっちも大いに気になる。

 

アダムはただ単に偵察を終えて風車小屋から姿を消しただけなのか。

 

それとも鬼と戦おうとしているのか。

 

今後アダムの存在はこの物語をどう動かしていくのだろうか。楽しみだ。

 

 

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再会

戦力不足を嘆くルーカスの前にいよいよヴァイオレットが心強い援軍であるレイとオジサンの存在を伝える。

 

一体ルーカスがどんな表情になるのか楽しみだわ。

 

あとエマもレイとオジサンとの再会を果たすことになる。
とはいえ、こちらは僅か1日ぶりくらいなのか。

 

案外、オジサンがレウウィスを仕留めるのかもしれない。
13年もの長きに渡る因縁をオジサン自らが断ち切る展開。

 

これはなかなか熱いと思う。

 

戦いの行方が楽しみだ。

 

以上、約束のネバーランド第87話のネタバレを含む感想と考察でした。

 

第88話に続きます。

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