血の轍(押見修造の漫画)の最新第16話乗り替えの感想(ネタバレ含む)と考察。静子の内で鬱積していた感情が一郎に向けて爆発する。
第16話 乗り替え ※前話”15話”のあらすじのみ。第16話はスペリオール発売後に後日追記予定。 第15話のおさらい 突如長部家の静一の部屋を訪れた吹石からもらったラブレターが静子にバレる。 静一に吹石とくっつくなんて耐…
第16話 乗り替え ※前話”15話”のあらすじのみ。第16話はスペリオール発売後に後日追記予定。 第15話のおさらい 突如長部家の静一の部屋を訪れた吹石からもらったラブレターが静子にバレる。 静一に吹石とくっつくなんて耐…
第15話 救済 第14話のおさらい 静一と吹石のいる部屋に突如現れた静子。 静一は、急いで手に持っている吹石からもらった手紙を静子の視界から隠す。 静子は吹石に対して表面上は友好的に挨拶する。 静一と二人きりでなくなった…
押見修造先生はその他の漫画家の追随を許さない独特の作風で漫画業界のトップランナーとして作品をコンスタントに発表し続けています。 「惡の華」、「漂流ネットカフェ」、「ぼくは麻里のなか」、「ハピネス」、そして「血の轍」と次々…
9月8日、血の轍第1集が発売された。 予約していたので既に受け取ったが、表紙の静子と抱かれている赤子の静一の絵が素晴らしい。 静子の美しい微笑。 究極の毒親というキャッチコピーになってはいるが、こんな女性を毒親と呼びたく…
第14話 はじめましてえ 第13話のおさらい 長部家を訪ねてきたのは吹石だった。 吹石がどうして来たのかがわからない静一。 夏休み前に交わしていた、遊びに行って良いようなら静一から吹石に電話するという約束を思い出し、静一…
第13話 第12話のおさらい 静一は、幼少時に静子と道路に寝ている猫のそばにいき、撫でたら死骸だったという記憶を思い返していた。 撫でていた猫の死骸の顔はいつしか、頭から血を流すしげるの顔になり、静子の表情から微笑が消え…
第12話 第11話のおさらい 刑事から事故の状況を問われた静子はしげるは足を滑らせて落ちた、事故だと証言する。 静子がしげるを突き落としたという事実とは異なる証言をさも当然のことのように話す静子に静一は動揺を隠せない。 …
第11話 十字架 第10話のおさらい 崖から落ちたにも関わらず息のあったしげるは救助ヘリで病院へと緊急搬送される。 重苦しい待合室に高校野球の中継の音だけが響く中、ひたすら治療を待つ一同。 手術が終わり、ストレッチャーに…
第10話 第9話のおさらい 森の中の開けた場所で仰向けに倒れているしげるとその傍らに跪き必死に声をかけ続けている叔母を発見した静子と静一。 二人の姿に気付いた叔母に呼び寄せられ、促されるままに静一と静子はしげるに声をかけ…
第9話 第8話のおさらい 崖の上に二人取り残された静一と静子。 二人は固く抱きしめ合う。 幼き日の静子とのやり取りを思い出す静一。 母に対する、どうして、という疑問が静一の心を苦しめる。 ただただ狼狽する静一とは逆に落ち…