九龍ジェネリックロマンス 第5話
第4話
第5話 感想
タイミング
鯨井さんマジでいいなー。
暑さに悶えるその姿が、格好も相まってあまりにもセクシー過ぎる……。
そして何より、工藤さんに影響されて昼間から蒸し風呂みたいな部屋のペンキ塗りを自らやっちゃうその素直さ、健気さがいい。かわいい女性だと思う。
そしてそんな鯨井さんが今にも倒れそうになった時にバッチリのタイミングで現れた工藤さん……。うーん。卑怯だわ。
こんなヒーローみたいな登場してみたい……。
おそらく夜に工藤さんが現れたのは、涼しくなってからペンキ塗りの作業をしようと思っていたからではないだろうか。
それでちょうど鯨井さんが倒れそうになったタイミングと遭遇したとするればならば、これもある意味、工藤さんが「持ってる」ということなのではないだろうか。
モテる男はとにかくタイミングが良い。
漫画の中の人物、出来事とはいえ、何か嫉妬してしまう(笑)。
好意を自覚した鯨井さん
鯨井さんが工藤さんへの好意を自覚してしまった。
まあ、読者からしたら彼女が工藤さんに好意を抱いているのは第1話時点で分かっていたことなんだけど、他者が客観的に見てそう思うのと本人が自覚するのとでは当たり前だけど全く違うからなー。
異性への好意は一度自覚するとその加速度を増すと思う。
鯨井さんも次回からこれまでよりも過剰に工藤さんに反応するのかも?
鯨井さんは基本的にはとても落ち着きのある女性で、これまでも工藤さんに対して冷静にツッコミを入れてきた。
彼女は普段から好きという気持ちに限らず、感情全般をあまり態度に表わさない感じだけど、そんな態度が次回以降どう変わっていくか楽しみだ。
(工藤さんに昼食に誘われてガッツポーズしたりしてたけど……(笑))
しかし工藤さんは鯨井さんに対してどう思ってるのだろう。
前回のラストの工藤さんの表情でちょっと「おおっ?」と思ったけど、今回は特に照れたような様子は見られなかった。
嫌ってはいないことは確実だけど、まだ鯨井さんの様に好きだと自覚するまでには至っていないっぽい?
工藤さんは案外感情のコントロールが上手いのかも。ふざけた態度で、漏れ出そうになった自分の本心を上手く覆い隠しているのかも。
ぶっきらぼうなようで、その実、押さえるべきところはきっちり押さえている感じは彼の仕事の姿勢にも通じるものがあるように思う。
例えば、大家さんの出費がかさむのを気にして自ら修繕するというのは別に狙っているわけではなくついついやってしまっているという印象を受ける。
でも結局、そんな姿勢が大家さんから信頼に繋がって、結果的には損して得とってる感じ。
次回以降、鯨井さんの反応はもちろん、工藤さんにも注目したい。
以上、九龍ジェネリックロマンス第5話のネタバレを含む感想と考察でした。
第6話に続きます。
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