九龍ジェネリックロマンス 第13話
前話第12話
九龍ジェネリックロマンス 第13話 感想
きちんとしてる支店長
支店長きちんと仕事してた。
いつも定時キッチリで帰っているのは、部下にさっさと帰ってもらえるようにするためだtったのか。充実したプライベートが良い仕事を連れてくるという言葉を自ら率先して実行して見せるとは……。
やはり所長だけに、普通に仕事が出来る人だったらしい。
ただ工藤さんと鯨井さんは定時で帰ることほとんど無いよな~。
むしろ残業しまくってる。その状況を放置しているっぽいのはどうなのと思うけど……。
工藤さんと鯨井さんの二人が特別仕事が出来ないとは思えないし、仕事の配分に問題があるのか?
開いていないピアス穴
工藤さんに指摘されたシワを気にする鯨井さんがかわいい。
視力が回復し、眼鏡をかける必要がなくなった鯨井さん。
それは以前の鯨井さんとの違いを示す特徴の一つだ。
そしてさらに今回工藤さんが鯨井さんの耳に触れながらピアス穴が開いていないと呟いたことも、以前の鯨井さんとの違いということになる。
今の鯨井さんは以前の鯨井さんのクローンではないかと感想を書いたことがある。
つまりおそらく、悪化した視力や耳の穴までクローンで再現できるわけではないということ。
そんな中で記憶はクローンでは再現できないものの最たるものなんだろう。
工藤さんの「ピアス穴開いてねーんだな…」という呟きは、いかにも以前の鯨井さんを想っての発言であるように思われる。
その際の工藤さんは目の前の鯨井さんを見ているようで、実は何かを思い出しているような遠い目をしていた。
しかし鯨井さんはそんな余計なことを考える余裕などなかった。
顔を真っ赤にしちゃってメチャクチャかわいいな。そして何事もなかったかのように「お前も飲む?」と工藤さん。
何と罪作りな男か……。嫉妬してしまう。
こんな風にふるまうなんて無理だ。というかそんな機会さえない……。
何か怪しい男蛇沼みゆき
蛇沼グループ代表取締役の蛇沼みゆきが登場。
工藤さんが蛇蝎の如く嫌っていたけど、確かに怪しいなあ。
ニヤリと笑って舌先をちらりと口角から覗かせる様はまさに蛇そのもの。
彼の狙いは一体何なのだろうか?
ジェネリックテラ建設は元々政府の計画だった。
そこに一企業としてアドバイザーという形で参画するのはどういうことだろう。
アドバイザーだから、巨大な資本力というよりはジェネリックテラ建設に直接つながるような知見やノウハウを豊富に持っている必要があるんじゃないの? それに加えて、コネがないと政府計画に食い込むのはとても無理な話だろう。
どうやら蛇沼グループは異様に力を持っている企業らしい。
そんな企業が無料で健康診断……。
今のところ蛇沼グループのオファーを「個人情報を抜くためだ」と斬り捨てていた工藤さんの直感が、全くの見当はずれということはまず考えられない気がする。
今後、工藤さんと蛇沼みゆきが激突する展開があるのだろうか。
ラストのコマでジェネリックテラがこれまでに見られなかった挙動をしていた。
存在意義が全くわからない建造物で、果たして何と表現するのが正しいかわからないけど、今のところ適切なのは『稼働』なんだろうな。
いい感じに謎がちりばめられていて先が気になる。
しかし登場人物たちの何気ない会話のやりとり見てるだけで楽しい。
次はまた2週間後か。楽しみ。
以上、九龍ジェネリックロマンス第13話のネタバレを含む感想と考察でした。
第14話に続きます。
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