第70話 反撃
第69話のおさらい
桃ノ木少佐をサタンから救出すべく、鬼頭軍曹、ヘフナー伍長、塩沢上等兵がサタンに攻撃を仕掛ける。
正面から仕掛けるヘフナー伍長と塩沢上等兵。
鬼頭軍曹はサタンの後ろから裸絞めを決める。
しかしサタンは一切微動だにしない。
塩沢上等兵の攻撃がサタンの腹部への連続攻撃。
そして、ヘフナー伍長の左ストレートがサタンの顔を見事に捉える。
しかしサタンは特に効いた様子も見せず、右手を前にかざしてヘフナー伍長と塩沢上等兵を念動力で弾き飛ばす。
サタンは河に沈んだ二人を念動力で空中に持ち上げると、自分の首を絞めている鬼頭軍曹にも念動力をかけて、肩や腕の関節を逆に曲げて動きを止める。
そしてサタンの念動力で3人は徐々に首を曲げられていく。
ようやく戦闘区域に到着したパピコは、サタンに向けて突っ込んでいく。
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サタンに向けて一直線に飛行するパピコ。
サタンの念動力により、戦士たちは空中に固定されたように身動きがとれない。
それに加えて、戦士たちは顔から血を噴き出していた。
戦士たちが戦闘不能になろうかというその瞬間、パピコがサタンに真正面から突っ込み、右目に飛び込む。
サタンの念動力が解除され、川に落下する戦士たち。
暴れるサタンに向けて飛んでいく。
鬼頭軍曹、ヘフナー伍長、塩沢上等兵は連携してサタンの顔に向けて突っ込んでいく
口から火を吐き抵抗するサタン。
戦士たちはサタンの左目、そしてすでに潰れている右目に向かって飛び込む。
再び動きを止めたサタンの頭がググググと膨らんでいく。
サタンの顔をぶち破るようにして中から飛び出したのはパピコだった。
続けて3人の戦士たちもサタンを内側からぶち破っていく。
サタンの左手に捕まれた桃ノ木少佐も、巨大化して手の中から生還する。
感想
パピコすげー。
サタンの目に高速で飛び込んで潰したことでサタンを怯ませ、鬼頭軍曹たちを救った。
さらにサタンに対しては目への攻撃が有効だと知らせることで、戦士たちを奮起させ、パピコの後に続くように目への突入を行わせる。
目から頭の中への侵入が成功し、巨大化することでサタンを内側からぶち破る事に成功した。
反撃のきっかけは間違いなくパピコによるサタンの右目への突入だった。
戦士たちはそこまで戦闘経験が豊富じゃないのかもしれないな。
だとすればこれまで何度も視線を潜り抜けてきたパピコの方が戦う力が上であることに納得できる。実践を超える訓練の場など存在しないということか。
サタンに握りつぶされているかもしれないと心配した桃ノ木少佐も無事だった。
これでサタンが再生を始めたりしなければ勝利。
果たしてこのまま戦いは終了するのか。
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