GIGANT ギガント(奥浩哉の漫画)最新第19話叫びの感想(ネタバレを含む)と考察。破壊神に挑みかかる巨大化したパピコ。零は叫ぶ以外に何も出来ない。

ギガント 第18話 街を走る巨大な女性

第19話 叫び

第18話のおさらい

リズミカルな地響きを上げ、街を疾走するパピコ。

 

人々は破壊神から逃げる事を忘れて、生まれたままの姿で走るパピコを呆然と見上げる。

 

アスファルトを踏み壊し走っていくパピコの通った後は、まるで爆発でもしたかのように瓦礫が舞い上がる。

 

ビルを横切っていく、ビルと同じくらいに巨大な全裸の女性の姿を撮ろうと、スマホのカメラを向けている人もいる。

 

しかしパピコはそれらを一切気にせず、ただただ一心不乱に零のいる六本木へと走っていた。

 

零と両親は、逃げ込んでいた地下構内が埃で満たされた為、急いで地上に出ていた。

 

一家は咳き込みながらも必死に安全な場所を探す。

 

零は両親よりも先にエスカレーターを駆け上がる。

 

エスカレーターを登り終えた零は、報道関係のヘリコプターが飛び交う空を見上げていた。

 

零に少し遅れて、両親もエスカレーターを登り終えようとしていた。

 

その時、突然零の背後のビルから破壊神が姿を現す。

 

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零は、血走った目で零を補足するその破壊神の目と、バッチリ視線を合わせてしまう。

 

「零!!」
両親が、弾かれたように逃げていく零を呼ぶ。

 

零は必死になって破壊神から離れようと駆けていく。

 

「零ーッ」

 

泣きながら逃げる零。

 

「零!! 零!!」

 

両親が必死に零を呼ぶ。

 

しかし零を補足した破壊神は巨大な足でいまにも零を踏みつぶそうとしていた。

 

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次の瞬間、破壊神が仰向けに倒れる。
それはパピコが破壊神にタックルした為だった。
パピコと破壊神は押し重なるようにして街に倒れ込む。

 

その頃、パピコの部屋の点けっぱなしのテレビでは、テレビのアナウンサーが興奮した様子で捲し立てていた。
「六本木にもう一人!! 巨人が!! 巨人が!!」

 

「ピンクの髪の!! 女性のような!!」

 

「全裸の!! これは!! ああ!! 全裸です!!」

 

「全裸の巨大な女性です!!」

 

パピコの飼い犬「もち」は絨毯の上でうつ伏せになり、テレビを見つめている。

第18話の詳細は上記リンクをクリックしてくださいね。

 

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第19話 叫び

攻勢

破壊神が身近に迫り、零は身の危険を感じてその場に頭を抱えてしゃがみこむ。

 

固く閉じていた目を開けると、仰向けに倒れた破壊神の上に巨大化したパピコが乗り、その顔面に連続でフックを食らわせていた。

 

必死にパンチを繰り出すパピコ。

 

零は愕然とした様子で目の前の光景を見つめる。

 

隣では両親も何が起こっているのかわからずその場に立ちすくむのみ。

 

「あ”あ”あ”あ”あ”あ” ちほさん逃げてえ”え”」
零が叫ぶ。

 

パピコは破壊神を殴り続けていた。

 

その上空を無数のヘリコプターが飛んでいる。

 

「あ”あ”あ”あ”あ” ちほさぁんっ」
零はただただ叫び続けていた。
「いやあ”あ”ああ」

 

両親は零の叫びも気に留めることはなかった。
姿を隠すこともなく、その場でただただ巨大な二体の戦いに目が釘付けになっている。
連続して殴られ続ける破壊神だったが、その視線はパピコから離さない。

 

パピコからアッパーを食らった後、破壊神は上半身だけ起こした状態でパピコの左頬に右ストレートを食らわす。

 

 

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逆転

直撃を受けたパピコは後ろに吹っ飛んでいく。

 

「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”」
零は吹っ飛ばされてくパピコを見ながら、ただただ叫んでいた。

 

街中で逃げていた人達も皆、この戦いを見つめていた。
ある人はスマホでその様子を録画している。

 

街中に仰向けに倒れるパピコ。

 

すぐそばには戦いを見ていたらしき人達がいる。

 

破壊神は立ち上がり、右手の掌を上に向けてエネルギーを集中していた。

 

メラメラと燃焼しているエネルギーが球体に収束してく。

 

「ちほさん!! あ”あああ ちほさん」
零はパピコの吹っ飛んだ方向へ叫ぶ。

 

道路と歩道のあたりに倒れたパピコは鼻から血を流しながらもゆっくりと上半身を起こしていく。

 

近くにいた人たちの中には色々な反応をする人がいる。

 

ある人は慌てて逃げていく。

 

しかしある人はその場に立ち尽くし、パピコをじっと見つめている。

 

頭に手を当てて何とか立ち上がったパピコに、破壊神は出来上がったばかりの破壊ボールを振りかぶって投げつけようとしていた。

 

次の瞬間、パピコは自分の顔辺りに向かって飛んできた破壊ボールを身を屈めて避けることに成功する。

 

パピコから外れた破壊ボールは街に落ち、派手に爆発する。

 

その爆炎を背に感じながら、パピコは破壊神を見つめる。

 

 

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感想

やっぱ漫画が好き

奥先生が映像化無理ってツイッターで発言したのはこういう展開だったからなんだなぁ。

 

巨大化した全裸の女性が胸を振り乱して巨大な敵と戦う絵を映像にするのは、まぁ無理だわ。

 

アニメでは女性の体の肝心な部分に謎の光線を横切らせてなるべく自然に隠すようにしているけど、この作品ではそんなの焼け石に水もいいとこ。
無理矢理、光線やらビルやらで局部を隠してたらギャグアニメだと思われかねない。芸風がアキラ100%になってしまう。
モザイクは冷めるしなぁ……。というかモザイクあっても地上波では無理では?

 

究極的には文章だけの小説が一番自由だけど、漫画は読みやすさを備えた上でのこの自由度の高さだからなあ。スペリオールはそれを謳ってる雑誌だし。

 

やっぱり漫画が好きだと思った。

 

 

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映像化無理

パピコVS破壊神だけど、最初はパピコが攻勢に出ていた。

 

マウントポジションから敵の顔面を連続した左右のフックで絶え間なく殴り続けるとか、普通は中々できないと思うなあ。
零を救うために必死になっているのが一番の理由だと思うけど、あとはかつて竜二と喧嘩してたってのもあるのかなと思った。
DV受けても反撃してたし、パピコは決して気が弱いわけでも、喧嘩をしたことがないわけでもないと思う。

 

しかし零の叫びが悲痛過ぎる。
大切な女性が凶悪な敵を相手にすることで純粋に命が危ないと思っているからなのは言うまでもない。

 

実際、破壊神からの右ストレート一撃でパピコは吹っ飛ばされたことから、完全に形勢は変わってしまった。
パピコの打撃は破壊神に鼻血を出させる程度には効いていた。
しかし破壊神の反撃がパピコに与えたダメージを見ると、やはりかなり力の差はあるようだ。

 

女性はどうしても筋肉量で男性に劣ってしまうし、そもそも破壊神は人間ではない。多分化け物かサイボーグか何かだろう。
そうなると純粋な力の差は相当なものだと考えられる。
力以外の要素で勝負するしかないと思うんだけど、武器も必殺技もないし、この後パピコは一体どうやってこの化け物相手に戦っていくんだろう……。

 

 

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どうやって戦う

今のところ、巨大化デバイスだけが頼りだ。さらに大きくなれないのかな……?
それで、両手で破壊神を掴んで強引に上半身と下半身で真っ二つに割くとかしないと倒せないんじゃないか。

 

しかし奥の手を出したのは破壊神だった。
仰向けに倒れたパピコに向けて、破壊神は一気に勝負を決めるべく右手にエネルギーを集中させて破壊ボールを作る。

 

これがまた極悪なエネルギーを秘めてるっぽくて読んでてハラハラしたわ。

 

生身の全裸で女性がこんなもの食らったらどうなるかなんて恐ろしくて考えたくない。
屈んで何とか避けたけど、直撃していたら悲惨なことになっていただろうな。

 

彼氏を救いにきて、この流れで返り討ちとか気分悪いから勘弁して欲しい……。
でも突破口が全く見えないんだよなあ。

 

破壊ボールの威力を前にしても、最後のコマを見る限りではパピコには戦う意思があるっぽいし、次号が楽しみだわ。

 

どういう展開になってくか目が離せないなあ。
少なくとも、次号で決着がつくとは思えない。

 

期待したい。

第20話に続きます。

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