GIGANT ギガント(奥浩哉の漫画)第3話友達の感想(ネタバレを含む)と考察。ちほの彼氏登場。これがなんとDVクズ野郎! そしてブリーフのオッサンが……。

GIGANT 第3話 DV彼氏

第3話 友達

第2話のおさらい

自身を中傷するビラを片付けてくれた零に感激したパピコは零に礼をしようと考える。

 

そしてパピコは遠慮する零を居酒屋に連れて行く。

 

そこでお互いに名前を名乗り合う二人。
パピコは本名をちほ=ヨハンソンと名乗る。
GIGANT 第2話 ちほ

零がちほの別名義である斎藤アリスの時代から好きで、作品を全て持っていると告白するとちほは感激し零の両手を自身の両手でぎゅっと握るのだった。

 

その後も零は照れて無口になりがちでありながらも、ちほが明るく振る舞い楽しく会話をリードする。

 

そして別れ際、ちほは一旦その場を後にするが、すぐに零の元に駆け付けてラインの交換を申し出る。

 

零はDVDの全作品を持っているくらいの憧れの女優と連絡をとれる状態になるというまさかの展開に喜ぶ。

 

翌日、友達にそれとなく昨日の話を振ろうとするが、友達はパピコの存在すら知らず、零は話すのを留まる。

 

授業中もスマホでパピコの画像を見てうっとりする零。

 

零は下校中、何度もスマホを取り出してちほから連絡が来ていないかを確認する。

 

零は帰宅して25点の答案用紙を父に報告すると、次のテストで70点以上とれなければカメラ没収の上、塾に通えと通達を受ける。

 

零は仕方なく机に向かった後、疲れてベッドに仰向けに寝ころぶ。

 

スマホを取り出し、ちほに向けて送るラインの文面を考えながら打ち込むが、書いた文字を全て消してしまう。

 

そうしてぼーっとスマホを眺めていると、唐突にちほからおやしゅみ、という猫のイラストのスタンプが届く。

 

そのあまりの嬉しさに零は笑顔になる。
GIGANT 第2話 零
その夜、零は穏やかな笑みを浮かべて眠るのだった。

第2話の詳細は上記リンクをクリックしてくださいね。

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第3話 友達

仕事

マンションの一室に喘ぎ声が響く。

 

はいカット、の声がかかる。

 

その後、今度は、OK、という声。

 

AVの撮影現場。
ライトの光が当たっているベッドの上で、男優を前に正座のような姿勢で座る全裸のちほ。
そのそばにはパーカーを着たスタッフが控える。

 

撮影スタッフたちが会話している。

 

服を着てテーブルを前にしてスマホを操作するちほ。
GIGANT 第3話 ちほ
マネージャーに向けて、撮影終わりました、とメッセージを送る。

 

迎えに来たマネージャーの運転する車の中で、ちほとマネージャーが会話する。

 

「今日の男優さんなんか気持ち良かった。」

 

ちほの言葉に、チンコ的に? と返すマネージャー。

 

チンコ的に、と同意するちほ。

 

ちほは後部座席でスマホを操作しながらマネージャーに近所のコンビニで降ろして下さい、と声をかける。

 

了解するマネージャー。

 

降ろしてもらったコンビニで買い物を済ませ、街を歩いていると何かに気付く。
「!?」

 

ブリーフ姿でランドセルを背負い、妙なヘルメットを被ったオッサンに、二人の女性が笑いながらスマホを向けている。

GIGANT 第3話 オッサン

オッサンは二人の女性を気にすることなく歩いていく。

 

ちほもまた、オッサンや女性たちを気にし過ぎる事もなく、オッサンとは違う方向へと進む。

 

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ちほの彼氏らしき男登場

マンションに到着したちほ。

 

「あ――――いたんだ――――」
扉を開けると、奥の部屋でテレビの前に座ってゲームをやっている男がいる。

GIGANT 第3話 ちほとDV彼氏

男は帰って来たちほを見る事無く、ゲームの操作をしている。
「『パチンコ必勝マガジン』買って来た?」

 

男の問いかけに、買って来た、と荷物を置き、トイレに入るちほ。

 

トイレから出て、買い物してきた荷物を手に奥の部屋へと入っていく。

 

「誰?」
男はテレビを見たままちほに訊ねる。
「横山田って…………」

 

唐突な質問に、はあ? と呆れたような声を上げるちほ。

GIGANT 第3話 ちほ

「しょっちゅう、ラインしてんじゃん。」
男の目線はテレビから離れない。

 

「友達っつうか………私のファンの高校生………」
ちほは男から目を逸らすように俯き加減になりながら答える。
「っていうか、携帯勝手に見ないでよ。」
男に視線を向ける。

 

「寝たの?」
男は短く問い詰める。

GIGANT 第3話 DV彼氏

「バッカじゃないの?」とちほ。

 

「しゃぶったの?」

 

男の追及に、ちほは冷蔵庫を開けながら、バァーッカ、と答える。
そして、ビールを取り出し、グビ、と一口飲む。

 

バシッ

 

ちほの右頬に男が思いっきりビンタする。

 

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DV

ちほが被っていた帽子と、飲んでいたビールの缶が吹っ飛んでいく。

 

「いった――――……」
ちほは身体を屈めて呟く。

 

それを憮然とした表情で見下ろす男。
「むかつくんだよ コケにされると………」
男は不愉快そうに眉根を寄せ、ちほを睨みつける。

 

ちほの足元で、飲んでいたビール缶がカラカラと音を立ててゆっくりと回転する。

 

バシッ

 

男が再びちほの顔に向けて右手でビンタを振り下ろし、うずくまったちほの腹を蹴り上げる。
そして、床に仰向けに転がったちほの腹を何度も蹴る。

 

床に鮮血が飛び散る。

 

「バカにしてんだろ!! ふざけんなよ!!」
男は怒りを露わにして大声で叫びながら何度もちほを蹴り続ける。

GIGANT 第3話 DV彼氏

争いに反応し、奥の部屋で柵の中にいる犬が吠える。

 

「おらァッ」

 

ちほは男の蹴りに合わせて起き上がり、男の胴体を両手で抱き込むような形でタックルする。

 

そして男の胴体を抱いたまま奥の部屋の押していき、ベッドに男ごと倒れ込む。

 

「ハアッハアッハアッハアッ」
ちほは荒い息をつきながら仰向けに倒れた男の腹の上に跨り、必死に男の顔面に向けて両手で交互に平手を振り下ろす。

GIGANT 第3話 ちほ

男は両手を顔の前にかざしてちほの攻撃をガードするが、ガードし切れなかった攻撃が男の顔にヒットする。

 

「おらあっ」
男が足を上げて、腹の上に乗っていたちほを横倒しにする。

 

床に頭をぶつけるちほ。
鼻血を出し、虚ろな目で天井を見上げる。

 

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DV野郎お決まりのパターン

「………ごめん…ちほ…」
ううう、と泣きながらベッドを背もたれにしているちほに抱き着く男。

 

不安だったんだよ、と涙を流し、何度もごめんと繰り返す。

 

泣きながら何度も謝る男を、鼻血を流したまま、ちほは冷静な表情で見つめる。

GIGANT 第3話 ちほとDV彼氏

「好きなんだよおおおおお」

 

男のしょうもない言い訳が続く。

 

一夜明けて、男はパチンコを打っている。

 

店内のけたたましい音楽と電子音。

 

煙草を咥え、目の前の乱舞する鉛玉を見つめている。

 

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謎のおっさんが……

買い物の帰りなのか、ちほはビニール袋を手に提げ、空いた手でスマホでツイッターを見ながら歩道を歩いている。

パピコ @papico0209 – 2秒
漫画 面白!!

なんか面白い漫画
あったら教えてくれないかな?

コメントが一件ついている。

 

それをチェックすると零からの返信。

零 @yokoyamax0 – 1分
返信先: @papico0209さん
いぬやしきをおすすめします!!
アニメにもなっていて
内容はハードな部分もあるけど
読みやすくて10巻くらいでまとまってます。

ちほは画面を見つめて、んふ、とほほ笑む。

GIGANT 第3話 ちほ

パピコ @papico0209 – 3秒
返信先: @yokoyamax0さん
それ読んだばかりだったの!!
アニメあるんだ見てみよっかな

ちほが画面を見つめているとすぐに返信が来る。

 

零 @yokoyamax0 – 1分
返信先: @papico0209さん
同じ作者のGANTZも面白いですよ!

ちほはにっこりと笑う。

 

キキキーーーッ

ドンッ

 

「!?」
突然の大きな音に驚くちほ。

 

ちほが目の前を見ると、歩道を歩くちほの行く先には口を開けたランドセルが落ち、その周りに血が飛び散っている。
そして、少し離れた所にブリーフ姿のオッサンが血を流して倒れている。

 

車道には歩道に向けて少し斜め気味に不自然に停車してる車がある。

 

ブウウウーーーン

 

「あっあっあっ」
ちほは慌ててオッサンを跳ねたであろう車に駆け寄るが、その車は無情にも走り去っていく。

GIGANT 第3話 ちほとオッサン

「だっ大丈夫ですか!?」
ちほはオッサンの元に駆け寄り、顔を覗き込んで必死に呼びかける。

 

オッサンは目を閉じ、口と鼻から血を流したままピクリとも動かない。

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感想

DV彼氏きつい……

クソ理不尽に突然殴りかかって来て、その後はクソみたいな言い訳をしながら大げさに泣きつき、謝る。

 

典型的なクズDV彼氏だった。
第1話でパチンコ屋で彼氏と一緒にいるところを目撃したとか言ってた一般人がいたから危惧していたけど、やはり彼氏はクズだった。

 

読者として、第2話でちほが良い子だって知ってるからきつい。

 

DV野郎に捕まってる女性って良い子が多い気がする。
自信が無かったりするだけで本当に優しい良い子。

 

割れ鍋にとじ蓋でDV彼氏と付き合う女の子もどうしようもないクズ女であればどうぞご勝手に、と思うんだけど、まずそんな組み合わせにはならないないからな~。理不尽なんだよね。

 

女の子はとても良い子だから、別れたら彼氏が生きていけないんじゃないか、と慮るとか、あるいは普段は優しいところもあるし、今後何かのきっかけで変わってくれる、と期待し、そしてその期間が長ければ長いほど別れにくくなって延々と付き合い続けるパターン。

 

ホストに貢ぎ続けるとか赤字の経営に金を出し続けるのとかと一緒。
スパッと切れよって話。

 

ちほはDV野郎を見捨てられない優しくも悲しい子なんだと思う。
男に謝られ続ける際のちほの冷静な顔は、このままじゃいけないと感じてるんじゃないかと思う。

 

DV男に精神的に依存しているとは思えない。

 

もしDV男とそんなクズに依存する女のカップルがいたらもうどうしようもないので勝手にやってくださいって思うけど、ちほは違うだろう。

 

この境遇から零がちほを救うのか?

 

まさかこのままってことはないはず……。
もしそうだったら斬新だけど……。

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ちほの反撃が意外

DV彼氏から腹に連続蹴りを食らいつつも、隙を見て見事なタックルを決めるとか中々優れた身体能力を持っているのか。

腹の上に乗って連続で反撃するその叩き方は女の子のそれだったから格闘技をやってるわけではないんだろうな。

Dv野郎に反撃する女の人っているんだろうか。

大抵はやられっ放しのイメージなんだけど、ちほはきっちり反撃した。
別に世の中の漫画全て読みつくしているわけでは無いけど、割と新しい展開だったように思う。

でも。ちほの方がはるかにダメージは大きいみたいだからスッキリまではしない。

この彼氏を何とかギャフンと言わせる展開が欲しい。

零とのやりとり

男の嫉妬を煽ったように、ちほは零と頻繁にメッセージのやりとりをしているようだ。

 

前回零と連絡先を交換してからどのくらい経っているのかわからないけど、関係は親密になっていってるように見える。

 

他愛も無いやりとりだが、ちほの満足そうな笑顔は零

謎のオッサンの正体は?

この謎のオッサンの正体が実は宇宙人で……、とか、未来人で……、とかじゃなければ、まだジャンル不明のこの漫画に関して、少なくともSF要素が盛り込まれる可能性は限りなく小さくなるんじゃないかと思った。

 

奥先生の強力な武器だと思うけど、それをあえて封印して物語を展開していくのもまた楽しみだ。

 

零がDv彼氏からちほを奪い取る展開になるのか。

 

「誰も見たことがないボーイミーツガール」というキャッチコピーから、恋愛モノっぽいんだけど、まだ恋愛モノだと断定するのは早計か。

 

まだまだ物語は3話。
単行本1巻分以内で何かしらの展開があるものだと思うので楽しみ。

 

次の第4話はいきなりオッサンの生死と正体についてフォーカスが当たりそうで気になる。

 

以上、GIGANT(ギガント)の第3話のネタバレを含む感想と考察でした。

 

第4話の詳細は上記リンクをクリックしてくださいね。

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