視聴完了。
収録範囲は原作18話途中から~22話途中まで。
第5話の感想記事はこちら。
第6話
真と間島、迫とのやりとりは省略
前回、翼が刺された描写で終了したけど、当然のように反撃。
俯せに倒れた所に圧し掛かり、首を裸締めして失禁しながら暴れるところでOPへ。
きちんと失禁させるのね。原作読んでて結構衝撃的だったんだよなぁ。
相手の死を確認して、翼は失禁した水たまりに手をつく。
しかしそんな事に全く構わず、幽鬼の如く彷徨いながら真を探す。
その後、翼が神ノ離忍化していく様はきちんと描写されてると思う。
触手のような光が背中から伸びている翼を発見する樹里たちの翼への対処、その後のやりとりも忠実。
しかし、自宅を調べている樹里たちの前に間島が姿を現すのは原作には無い流れだ。
間島は真の着ていたシャツを樹里たちに向けて投げつけて、真を返して欲しければ指示に従え、と脅す。
つまり、自宅を後にした真と、その真を道端で発見した間島たちのやりとり全般は省かれていた。
原作だと酒屋のそばの建物の屋上からの真の叫びを聞きつけて現れた樹里たちを間島と迫が待ち受けるという流れになるのだが、間島から出向いた形になる。
間島と樹里が原作より落ち着いている
間島の脅迫に従う形で迫と真が待つ酒屋までの道を行く道中、間島は樹里たちに、呼び出した神ノ離忍から霊回忍を追い出せと説明する。
原作だと、神ノ離忍が間島の家族なのかと樹里に問われ、間島は驚くのだが、アニメでは全く動じた様子が見られないというのは違いになると思う。
間島の命令を了解した樹里は、こんなやり方は無かったのかと問いかける。
原作でもアニメでも同じなのだが、原作よりもアニメの方が樹里が落ち着いているように見える。
石を狙っているのか、と見当違いの質問を投げかける貴文に、間島が怒り半分呆れ半分で答える様子も、もう少し原作に寄せて良かったように思う。
ここまで、多少組み替えているとは言え、基本的には原作通りの流れなんだけど、もっと原作の感情に寄せて欲しかったかも。
間島と樹里のやりとりに関しては、原作と見比べるともう少し複雑な感情が両者の内に渦巻いているのが分かると思う。
アニメでは樹里も間島も落ち着き過ぎているような印象を受けた。
神ノ離忍との戦い
神ノ離忍を呼び出す為に止者の延髄にナイフを振り下ろそうとする間島。
中々呼び出せずに焦る間島の脳裏に流れる、雨の日に佑河家の前で佇む間島や、親戚一同と一緒に撮った家族の写真のシーンは原作に忠実だった。いい感じ。
何度も何度もナイフを振り下ろし、消耗する間島の様子に関しては、原作よりも消耗している感じが伝わってきた。
その後の貴文があっさりと呼び出すシーンがより面白くなる。
ここらへんはとても面白かったなぁ。
「もし今ここで簡単に管理人を呼び出せるとしたらその人は頭がおかしいよ!」
樹里の言葉と同時に神ノ離忍をあっさりと呼び出す事に成功する貴文(笑)。
神ノ離忍とのアクションシーン良いね。
流れに忠実に、格好良く描写されていると思う。
一番大きい神ノ離忍から時間差で霊回忍が出て行く所とか想像してた通りだった。
神ノ離忍の残骸から父親や母親の躯を取り出した間島の表情が切ない。
漫画も良いから、原作読んでない人は是非読んで欲しいなぁ。
間島の兄が神ノ離忍の残骸の上に立っているシーンで第6話終了。
エンドカードは日向正樹さん
wikiによれば刻刻のキャラデザインを担当しており、作画監督・総作画監督も兼任しているとのこと。
アニメ製作会社のマッドハウスで沢山のアニメ製作に関わっているのか。
個人的に、マッドハウス作のアニメは好きなんだよなぁ。クオリティ高い作品が多いと思う。
エンドカードの絵はやはり一番巧いと感じた。
漫画家の絵とはまた違うなぁと思う。
全12話確定
第6話は5話よりはじっくり進んだ。
重要な話だから時間をかけたんだろうな。
第7話は冒頭から涙を誘う展開となる……。
そういえば、ブルーレイBOXの予約が始まった。
話数は全12話で確定している。
このペースで全12話に収めるとするなら、どこかをスパッと切る必要があるだろう。
きっと佐河との戦いの後半戦は端折られるんだろうな。
これから、その他にも省略される所が目立って来るのか。覚悟しておこう……。
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