アメトーク「Hunter×Hunter」芸人回のトークまとめ。

アメトーク「Hunter×Hunter」芸人(2018年5月23日23時15分~)の番組内容のまとめ。

番組開始

蛍原:Hunter×Hunterすごいねぇ、結構お客さんも女の子多いでしょ? 俺と一緒の様な反応の回が多かったやん。ジョジョ、いうたらみんな、え、俺と一緒くらいの。

 

宮迫:はいはいはい。

 

蛍原:ね? Hunter×Hunterは知ってんねんな……。

 

宮迫:聞いたことはあるんですよだから。

 

出演者入場。

 

蛍原:「Hunter×Hunter」芸人ということで。ま、コバは絶対こういうのは入ってるもんね?

 

ケンコバ:蛍原さん。Hunter×Hunterはやっぱご存知でしょ。

 

蛍原:聞いたことはある。

 

全員:おおーーーー。

 
 

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ケンコバ:ハンマーカンマ―じゃないですよ。これは。

 

蛍原:ザコシ!

 

ケンコバ:ハンマーカンマーの、何万倍も面白いです。

 

宮迫:何万倍!

 

蛍原:そしてまぁ、宮田君はアニソン芸人以来ですね。

 

宮田:よろしくお願いします!

 

品川:ファンの間でも一目置かれてるんでしょ? すごい好きな人として。

 

宮田:僕、Hunter×Hunterを読む為に産まれて来たんじゃないかなというくらい好きなんですよ

 

蛍原:そんなにハマった?

 
 

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宮田:小学校の頃に、クラピカっていうキャラが好き過ぎて手にチェーン巻いて学校行ってましたから。

 

笑い。

 

かまいたち山内:あれ憧れますよね。
※以下”山内”表記で統一。

 

井上:気持ちは分かる。

 

宮迫:だって、後で使うであろうフリップの量が尋常やないもんね。

 

笑い

 

蛍原:そうですよ!

 

ケンコバ:全員合わせたらエライ量ですよ。

 

蛍原:松井玲奈ちゃんどうですか?

 
 

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松井:ジャンプずっと読んでたんですけど、Hunter×Hunterの印象は、白い、象形文字みたいな。

 

全員:あーあーあー。

 

ケンコバ:白いイメージはあるね。

 

松井:なんかこう、マンガとして認識できずに読めなかったんですよ。

 

ケンコバ:なるほど。なるほど。その辺はね、ちょっと後で……。白いとか漫画として読めないとかはちょっとまあ色々あるんですよ。独特の。

 

蛍原:え? 田中は? 好きやけど……。

 

田中:俺一回もHunter×Hunter見たことないです。

 

全員:へー。

 

宮迫:Hunterに狩られる希少動物ではあるけど。

 

田中:いやいやいや。
 

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Hunter×Hunterについて

ナレーション:Hunter×Hunterは週刊少年ジャンプの超人気連載作品。発行部数は7200万部。単行本が出れば毎回100万部を超える怪物漫画。さらに、この企画決定後ネットでは過去最高の盛り上がりを見せる。一体何故そこまでハマるのか。その理由を紐解いていこう。

 

蛍原:まず、だからどんなマンガなの? というのは知りたいね。

 

ケンコバ:分かりました。まずこちら御覧ください。現在ね。35巻まで。

 

蛍原:続いてる。

 

ケンコバ:思ったより多くないんですよ。1998年にスタートしてます。20年で35巻でね。

 

蛍原:少なくない?

 

ケンコバ:ま、ちょっと時期はズレるんですけど、あの有名なワンピース、ナルト、ほぼ同じ時期。一年違い位。

 

半分以下です。ワンピースの。同じ時期に始まったのに。理由があります。

 
 

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蛍原:何なの?

 

ケンコバ:それはまた後ほど……。

 

蛍原:後ばっかりやん!

 

笑い。

 

井上:焦らないで!

 

ケンコバ:まあまあ、これ言うた時の、まぁ受け攻め色々予想しましたけどそりゃ悪手だろ蟻んコ!!

 

宮田:あーーーー! ネテロさん!

 

ネテロのコマが映し出される。

 
 

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蛍原:なになに?

 

ケンコバ:発行部数が7200万部。これスゴイですよ。

 

宮迫:これスゴイよ。

 

ケンコバ:まぁこれ言うたら分かるでしょ、あの幽遊白書の冨樫先生です!

 

拍手

 

田中:幽遊白書!?

 

宮迫:幽遊白書は聞いたことあるでしょ?

 

ケンコバ:これは知ってるでしょ!?

 

蛍原:幽遊白書はだからセーラームーンみたいなもんか?

 

笑い。

 
 

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出演者全員:おおおおおおおおお。(拍手)

 

蛍原:当たってる?

 

出演者:いや当たってない。

 

ケンコバ:スゴイ事言いましたよ! 今!

 

蛍原:え? なんでなんで?

 

出演者全員:後々……! スゴイこと言ってますよ!!

 

井上:本当に我々が、一瞬震えあがりましたもん。

 
 

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山内:もしかしたら蛍原さん能力者かもしれないですね。

 

ケンコバ:Hunter×Hunterはちょっとね、あの、膨大な話なので。かなりまとめて、VTRにしたのでまずあらすじを!

Hunter×Hunterあらすじ

ナレーション:Hunter×Hunter。

 

12歳の少年主人公ゴンが父親であり偉大なハンタージンを探す冒険へ。

 

キルアやクラピカ、レオリオといった仲間たちとともに念能力というキャラクターそれぞれの特殊能力を駆使し、困難を乗り越えていく物語。

 

また、数多くの魅力的な悪役たちもファンを惹きつける特長のひとつ。

 

ケンコバ:まあ、大きくこういうね。区分に。

 

1巻~5巻 ハンター試験

5巻~7巻 天空闘技場

8巻~13巻 ヨークシン

13巻~18巻 グリードアイランド

18巻~30巻 キメラアント

30巻~32巻 会長選挙

32巻~現在 暗黒大陸

 

ケンコバ:色々あるんですけど。

 

田中:ハンター試験って何するんですか?

 
 

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ケンコバ:ハンターの試験や!!(怒)

 

笑い。

 

田中:いやいや。

 

井上:調理師試験とか色々な試験があるじゃないですか? その一つですよ。ハンター試験!

 

塚地:これをとらないとハンターにはなれない。

 

松井:これはナルトでいうと中忍試験!?

 

蛍原:ナルトで言わんといて!

 

ケンコバ:そうそう中忍試験!
 

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松井:ああ、理解しました。今。

 

山内:競馬で言うところの調教師試験です。

 

蛍原:なるほど。ありがとう! そういうの!

ウーマンエスケープアワー

ケンコバ:読んでいけばわかるんですけど、念能力と言うのが深く関わって来るんですよ。ハンターという職業には。皆が皆同じような能力を使うわけではないです。

 

宮迫:特性があるのね。

 

ケンコバ:田中は念能力者ですよ。

 

田中:え? 俺?

 

ケンコバ:こいつはウーマンエスケープアワーという能力を使う……。

 

笑い。
 

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ケンコバ:女の子の群れに突っ込んでいくと女の子が逃げ惑うという……。

 

笑い。

ケンコバ:気付いてないやろ! ウーマンエスケープアワーの能力。

 

田中:そんなことないですよ。そんな能力……。

 

ケンコバ:じゃあ突っ込んでいってみろよ。あそこに。(客席を指さす)皆逃げ惑うから。

 

田中:えー?

 

立ち上がり客席に走り出す田中。観客席から悲鳴が上がる。
 

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ケンコバ:これがウーマンエスケープアワーです!

 

田中:何なのこの能力。念能力じゃないよ!

 

宮田:凶々しいオーラだ!

 

笑い。

 

田中:使い道がわかんない……。

Hunter×Hunterの特長

ケンコバ:なぜ、ハマるのか。特長をね、ちょっと紹介していきます。まずHunter×Hunterの特長と言えばこちら。

 
 

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とにかく複雑

 

蛍原:複雑やったらなぁ、面倒くさくなれへん?

 

ケンコバ:いやめんどくさいとかそういうことじゃない、滅茶苦茶綿密に作られてる。だから一回ハマッたら抜けられない。

 

塚地:面白い。

 

ケンコバ:どういうところが複雑なのか。ストーリーもあれば、ねっ? セリフ、設定。キャラクターがまた複雑! バトル、まぁ念能力ですね。ちょっとキャラクター複雑なんで、もう、切り取ったほんの一部。

 

蛍原:一部?

 

ケンコバ:一部のキャラクター! んもう、何十分の一のキャラクターを切り取って相関図パネルにしたんで。ちょっとスタッフの方お願いします。

 

運ばれてくるパネル。

 

ケンコバ:まぁあくまでほんの一部ですから。主要人物。はい。(めくりを剥がす)こういう感じでございます。

 
 

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田中:ええええーーーー!!!

 

松井:多い多い!

 

ケンコバ:主要人物は何とか押さえさせて頂いたかな、と……。

 

品川:これ欲しいわ。

 

ケンコバ:(めくりを畳みながら)こんな処理できないめくり初めてですよ!

 

笑い。

 
 

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ケンコバ:あくまで我々がスタッフの方に頼んで作ってもらったんですが、もしかしたらちょっとね、どっかにミスがあるかもしれないから。チェック出来ないくらいなんです。

 

蛍原:これで一部なんやろ?

 

ケンコバ:蛍原さん、主人公まわりなら分かるでしょ?

 

蛍原:さっきちょっとVで出てた……。

 

ケンコバ:主人公は?

 

蛍原:ゴン!

 

ケンコバ:(ゴンをチェック)主要人物はこの三人にしておきましょうか。(キルア、クラピカ、レオリカをチェック)まぁ、言うてもね。

 
 

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井上:ハンター協会の試験で、仲良くなったメンバーなんですよ。同期です。同期。

 

ケンコバ:冨樫先生ってね……。本当にあの……、ちょっと俺もイジワルされてるところがあって、すごい複雑な名前のキャラクターを作るんですよ。

 

キメラアントの護衛軍。後で説明しますけど、シャウアプフ、モントゥトゥユピー、ネフェルピトー。この三人が登場してきた時、もう繰り返し繰り返し口に馴染まして覚えたんですよ。僕は。

 

笑い

 

ケンコバ:ソラで言えるようになったのに、いつしか登場人物たちが、ピトーとかユピーとかプフって呼び出すんですよ。

 

笑い
 

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ケンコバ:「おいピトー」と言うんですよ。待ってくれよ!! これ覚えたのに!

 

笑い

 

蛍原:フルネームで覚えたのに。

 

ケンコバ:フルネームで折角覚えたのに。

 

宮田:そこにある中で、一方その頃。これが中々冨樫先生、すごく粋で。

 

松井:何だろうこれ……。

 
 

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宮田:主要メンバー、さっき言ったゴン、キルア、クラピカ、レオリオの四人いるじゃないですか。この主要メンバーが10年くらい出て来ないことがあるんですよ。

 

田中:えー?

 

ケンコバ:これあれですよ、作品内の10年じゃないですよ。

 

宮田:ほんとリアルの10年。

 

品川:これだからゴン、キルア、クラピカ、レオリオって同期でこれが主役の物語だと思うじゃないですか。そしたら突然二人出て来ないんですよ。ジャイアンとスネオが10年出て来ないでドラえもんが……。

 

笑い
 

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品川:で、ジャイアンとスネオいないのにも関わらずめちゃめちゃ面白い!!

 

井上:でも、10年間のジャイアンとスネオのストーリーは無いんですよ。

 

宮迫:ずっと連載を見てた人間からしたらそのうち出て来るやろ、その内出て来るやろ、が、10年経ってるってこと?

 

塙:北の国からの正吉みたいなもんですよ。

 

蛍原:正吉!?

 
 

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塙:正吉が。すごく大人になって電車の中でほたるちゃんと会うシーン。あれ思い出す。

 

品川:これがね、ゴン、キルアがすごい念能力使うようになるじゃないですか。クラピカが出てきたらさらにスゴイ奴になってるんですよ。二人よりも。じゃあ、ってことはレオリオもすごいのかな、って言ったら、まだ使えないっていう……。

 

出演者:そうそうそうそう!

 

宮田:やっぱ成長は皆同じじゃないんですよ! 人間と同じで。ジャニーズだって、皆平等にダンス上手くなってくわけじゃないんですよ。

 

宮迫:なるほどな。

 

宮田:北山とか千賀がこう、めちゃくちゃ上手くなってく中、僕とか横尾は置いてかれてるんですよこうやって。

 
 

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笑い。

 

宮迫:なるほどね。

 

品川:でもいつかね、レオリオがバーンッて!

 

宮田:そうそう、バーンッって!! 行く日が来るんですよ!

 

塚地:(地面に拳を振り下ろす)これもんで。こう!(アッパー)
※レオリオが選挙編でジンに対して放った念のマネ。

 

出演者全員で同じ動作をやり始める。

 

笑い。
 

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蛍原:なに? なに? それ?

 

出演者:これもんで、こう!!!

 

レオリオの念能力発動のコマが表示される。

 

宮迫:みなわからへん。

 

品川:あそこ嬉しかった~!(満面の笑み)

 

ケンコバ:蛍原さん! 蛍原さん顎こんななりますよ!
※レオリオの念がジンの顎に直撃したコマが大写しになる。

 

宮迫:何なんこれ……。(蛍原に向かって)皆分からんから。

 
 

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品川:その、一方その頃って、同時系列でやってて冨樫先生がすごいのは、このメンバー、これ30人ですけど、(手持ちの、冨樫先生直筆のキャラクター時系列表が印刷されたフリップを指さす)先生が全部この時系列を書いて……。

 

田中:えー!

 

品川:こうやって、あの、ゴンがこうしてる時、キルアはこれをやっていますとか、30人分、この量がこの机一杯に(長机に紙が並べられている写真のフリップ)こういう風に……。さっきのほら、これが、ゴンがこの時、ここがこうなってこうなって、っていうのが全部細かく書いてあるんですよ。

 

宮迫:これ時系列全部書いてあるってこと……?

 

ケンコバ:だから久々に会った時ちゃんとそのスケジュール通り成長してるんですよ。

 
 

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品川:だからこっちはこうなってました、ってのも考えてるから。

 

宮田:すげぇなー! マジすげぇ!

 

塚地:設定てあるじゃないですか。これも複雑で、ま、細かい所ルールみたいのが一杯あって、それが面白さに繋がるんですけども、あの、物語の中で、ちょっとカードゲームで戦うシリーズがあるんですけど。

 

ケンコバ:これね。グリードアイランド編。

 

塚地:先生が、オリジナルで作ってるんですけど、細かく設定がつけられてて……。漫画の中で戦うゲームやから、ふわっとしててええのに、もう、きっちり決められててそれが普通に漫画読んでる内に出て来るんですけど。ちょっとこのコミックの14巻。カードのゲームがあるなぁっていう話なってから……。

 

ケンコバ:カードの説明をすると……。

 
 

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塚地:カードとカードの特徴みたいのが1、2、3枚(ページ)と……。4枚と……。

 

松井:うそうそ!

 

井上:これの何がすごいって、使わないモノもありますからね! ほとんど使わないですから。あの、マンガの中では。

 

品川:ゲームとして、出て来るカードを全部書いてあるんです。字が細かいから老眼鏡忘れたら終わりです。

 

笑い。

休載について

ケンコバ;複雑以外にもうひとつあります。それがですね、こちらです。”休載が多い”。これはね、ちょっと避けて通れない……。
 

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山内:まぁまぁまぁまぁ。

 

田中:漫画家さんってそんな休んじゃいけないんじゃないですか?

 

宮迫:本来ね。

 

田中:飛ばしたら首になる、みたいな。

 

ケンコバ:これね、7巻あたりまではですね。1巻につき1週間から3週間のペースの休載。

 

蛍原:それ、許してもらえるの?

 
 

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ケンコバ:その後、1巻につき1か月くらい休載することが出てきまして、この23、24のこの間は1年くらい。32巻ではですね、2年くらい。

 

田中:えー!

 

ケンコバ:それ以降は、えー、1巻に描いたら休載。また1巻描いたら休載。つまりここから1巻ずつ休載していくんですよ。

 

田中:えー!

 

宮迫:俺はずっと週刊派やから、まぁ、またこの表記(休載)が出たかと……。思ってたけど、今までの説明を聞いてたらもう……。それ、しゃあないね。

 

品川:週刊じゃムリでしょ。

 

ケンコバ:同時期に始まった漫画もう80巻超えてるんですよ。なのに今35巻。もうあれだけの作業をしてたらね……。

 
 

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宮迫:もうしゃあないわ。

 

井上:休載してるじゃないですか。あの、今、六本木のジャンプ展に行ったら、冨樫先生の最新のインタビュー動画があったんですよ。で、喋ってらっしゃって、もうHunter×Hunterが最終回を迎えるのが先か、俺が死ぬのが先かって言ってたんですよ。

 

田中:えー!

 

塙:ほんと、冨樫先生と歌丸師匠は許されるんですね。休載しても。

 

笑い。

 

ケンコバ:休載なの?(笑)

 

品川:休んでくださいじゃないけど、だからその、帰って来るのを楽しみに待つみたいな。

 

宮田:そうですね。

 

塚地:でもその間に、これからどういう展開になっていんやろうかとか……。
 

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井上:休んでいる時のこの予想話がやっぱ……。ネットの盛り上がりがエグイので……。

ネーム掲載について

塙:休載しないように、ちょっとこの中々完成していない時も、実際ありまして。まぁそれでも見たいという読者がいたのでこういう時もあったんです。(ネーム掲載だったページのフリップを掲げる)載せた時のジャンプに。もうほぼネームの……。

 

松井:あ! はいはい!

 

塙:下書きの状態で……。

 

松井:私見てたのこういう奴!

 

ケンコバ:(冒頭で松井が言った)白い! っていう。

 

塙:これね、週刊少年ジャンプだとこういう時がたまにあったんです。ただやっぱ単行本になるとちゃんとこういう風に(きちんと仕上がった漫画を見せる)。

 

宮迫:えー!

 
 

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ケンコバ;単行本これですよ。きっちり。

 

宮迫:マジで? 俺週刊派やから俺このまま……。

 

井上:単行本で読み直したら変わるんですよ!

 

山内:両方買わないとダメです。

 

ケンコバ:単行本買った方がいいですよ。だから。

 

山内:これは冨樫先生が悪いんじゃなくて、見たい! って言ってる僕らのために出してくれてるんで、僕らが悪いんですよ!!

 
 

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笑い。

 

宮迫:こっちが悪い?

 

山内:その状態でいいから僕らが欲しちゃってるので……。

 

緻密な絵

井上:今みたいに、割と線だけのバージョンもあるじゃないですか? 逆にもう、おし! 気合入れるぞ! って時があるんですけど、(フリップを掲げる)これも言うたら見開き1ページ。最近の話なんですけど、これ四日かけて。

 

蛍原:時間かかるわぁ。

 

塚地:アートですよ。

 
 

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井上:Hunter×Hunter知ってる方は分かると思うんですけど、ここにね、ネテロたちがいるんですよ。

 

出演者全員:わぁ~!

 

松井:個人的にそのパネル、私、スゴイ今見たい。いいですか?

 

塚地:これはだってキングコング西野のより見応えありますよ!

 

笑い。

 

井上:ここに気合入れなければストーリー描けるんですからね!

 
 

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松井:(絵を見ながら)これ、スゴイです! ほんとにトーンが一枚も使われていない!

 

ケンコバ:そう! そう!

 

松井:全部描かれている。うわぁー。

 

宮田:ただの神だ!

 

笑い。

シーン解説

ナレーション:Hunter×Hunterの複雑さ、冨樫先生の緻密さが分かったところで今度は具体的なシーンを見ながらハマる理由を熱弁。

カイトVSピトー

山内:(フリップを持って)こちら。カイトって言って、もうHunter×Hunter読んでる人の中ではもう超人気のキャラクターですね。あの、主人公のゴンの兄貴分的な。
 

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他の出演者たち:師匠、師匠的な。

 

山内:メチャメチャ強いキャラクターなんですよ。そのカイトがですよ。(フリップを見ながらコマのセリフを読む)『化け物だ…』。

 

宮迫:めちゃ強いねんでカイトは。

 

山内:『逃げろ』っていうんですね。『早く行け!!』『ここから離れろ!!』カイトが化け物だって言った奴が、こいつなんですよ。(ピトーが壁に捕まってカイトのいる方角を見ているのフリップ)。

 

他の主演者:ネフェルピトー!

 
 

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山内:で、カイトはここにいるんですよ。(ピトーの視線の遥か先を指さす)ここ。こんな遠くから『アイツヤバイ! 化け物だ逃げろ!』って言って、ほんで次のシーン! こんな遠いとこから一瞬で……!(壁を蹴って猛スピードでカイトの元へ飛んでいくピトーのアップを指さす)l

 

宮迫:ええええ!

 

山内:『俺から離れろ!!』って言うんですよ!

 

ケンコバ:これ怖かった。

 

山内:え? どうゆうこと!? どうゆうこと!? って僕らなりまして。こちらです。カイトの右腕がもってかれるんですよ!!! これが蛍原さんの右手だったら僕は驚きませんよ! カイトの右手ですよ!

 
 

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蛍原:俺は俺でビックリするやろ。

 

ケンコバ:驚かないですよ。カイトやからビックリする。

 

宮迫:カイトめちゃくちゃ強いんで、蛍原さんパンッて、あっとれたって思うだけで……。

 

笑い。

 

山内:これどんだけヤバイ奴が出てきたのってなっちゃうんですよ。で、僕ら的には、もう、早くバドルシーン見たいんですけども、最後のページなんですが、次の週どうなっちゃうんだろうっていう期待を持たせて、終わるんですよ。

 

ケンコバ:いや、次の週スゴイからなー。これ。

 

蛍原:なになになになに?

 

ケンコバ:次の週マジですごいですよ。

 

山内:(タブレットを取り出して)当時読んでる感じでちょっと……。

 

宮迫:それ前の週ね。
 

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山内:はい。前の週で、で、ここで終わるんですよ。この週が。で、次の週が始まりますよ。バトルシーンやと思ったら、逃げたキルアとゴンの方から始まるんですよ。逃げた方からいくんや……。

 

ほおほお、なるほどなるほど。(タブレットの画面に映し出されているページをめくっていく。モラウとノヴを引き攣れたネテロが描かれたシーン)

 

あ、何か応援部隊を連れていくかな。え? 新キャラ? え? バトルシーンは?

まだ、バトルシーンじゃないんだ。ふんふんふん。なるほどなるほど。あ、まだバトルシーンじゃない……。

はいはいはい。(ゴンがカイトを助けにいこうとキルアに呼びかけているシーン)頑張っていこ。頑張っていこ。で、次がこの時の最後のページなるんですけど。

こっからちょっとバトルシーン見せて終わんのかなと思いきや次のページ。(あぐらをかいたピトーがカイトの首を抱いているシーン)もうカイト首斬られて死んでるんですよ!

 
 

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田中:えー!

 

山内:だからバトルシーンがなさすぎて、当時バトルシーン飛ばしたかなと思って(ページを)戻ったんですよ。

 

笑い。

 

宮迫:マジで俺も戻ったもん。

 

山内:戻りましたよね。

 

宮迫:そんなわけないと思って。

 

井上:衝撃的やったなこれ……。

 

品川:これでもあまりにもさ、ゴンが生きてるって信じてるもんだから。

 
 

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井上:生きてると思ったんですよ!

 

品川:だから、戦闘シーンを見せずにこうやってんのかな、みたいな。

 

塚地:死んでないと思ったから俺、肩車でもしてんのかな、みたいな。

 

笑い。

 

品川:そうそうわかる。

 

蛍原:それはおかしいやん。

 

山内:ほんで、次の週でチラッとカイト映るんです。こちら。(透明な入れ物に体を横たえた状態で収められたカイト。それを見ているピトーのフリップ)
 

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ケンコバ:これね。

 

山内:カイト、何か中に入って寝てるんです。さっき首だけだったじゃないですか。でもそれが繋がってるんですよ。で、ピトーのセリフ、『修理すればいいんだ』。で、こっから8か月これについて放置されるんです。

 

宮迫:長いよ。

 

山内:8か月後に、今度出て来るんですけど、そうなった時のカイトがこちら。(ドクターブライスに操られている禍々しいカイトのフリップ)ちょっとなんか禍々しい……。ゾンビ感ある。
でも、今後6年(登場しない)。

 

観客:えーーー!
 

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松井:このコマからですか?

 

ケンコバ:このコマから6年。

 

山内:どっちなんやろ、生きてんのかな? 死んでんのかな? と思わせたまま、6年!!!

 

松井:えー!

 

山内:そして6年後、答えがでます。(糸が切れた人形のように座るカイトの前で、ピトーにゴカイトの死を告げられるゴンのシーンのフリップ)『彼はもう死んでいる』。

 

笑い。

 
 

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ケンコバ;出ました。答え。

 

山内:(このシーンを読んだ読者)みんな心の中で、いや、死んでんのかー(と突っ込んだ)。

 

笑い。

 

井上:もっとはよ言うてよ、やんなぁ。

 

山内:はよ言うてーっていう。

 

塚地:このコマ割りも中々迫力のある、引きの絵で。

 

松井:すごい素敵なコマ割り。

ゴンVSピトー

ケンコバ:さぁ、蛍原さんにクイズ出したいんですけど、これ何度も紹介してるゴンね(ゴンのフリップ)。さっき見て頂きました、あのシーン。ありましたよね。これ。(ピトーがゴンにカイトの死を告げるシーン)まあ、いうたらば師匠的存在とあるカイト助ける、そのためだけに頑張ってたのに、カイトがもう死んでると聞いて、ゴン、ある変化が起きるんですよ。何がどうなると思います?

 

蛍原:ヒゲが伸びる。

 

出演者全員:お!?

 
 

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山内:天才やな……。

 

塙:(蛍原を指さして)なんかありますね。

 

ケンコバ:未来見える能力あるんすね。

 

蛍原:え? 当たってんの?

 

ケンコバ:正解はヒゲじゃないですよ。髪の毛が伸びるんです。でも思ってる長さと違うと思います。

 
 

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蛍原:え?

 

ケンコバ:まずはもう体が……(強制成長したゴンのフリップを出す)。

 

蛍原:なにこれ!?

 

ケンコバ:体がめちゃくちゃマッチョなって、髪の毛伸びるんですけど、この、こっちのコマ見てもらえますかね(奥にいるゴンとピトーが対峙している絵のフリップ。ゴンの頭から天に向かって長く伸びた髪を指でなぞる)。

 

笑いと拍手。

 

蛍原:めちゃめちゃ伸びてる!

 
 

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松井:えー!

 

ケンコバ:強制的に成長してしまうんですよ。

 

蛍原:えー! 上に伸びてるの?

 

ケンコバ:約10年後くらいの成人した姿に急に成長してしまったんですよ。

 

宮迫:怒り。

ジャイロ

ケンコバ:こういうね。一方その頃、みたいなこと書くって言ったじゃないですか。これ急な新キャラちゅうのも出てきまして、あのー、こちら、ジャイロっていうね。

 

出演者:出た!

 
 

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ケンコバ:ジャイロがねー、突然出て来るんですよ(ジャイロのフリップ)。話の盛り上がりと関係ない、街を歩くジャイロっていう。で、このジャイロっていうのが壮絶な人生送ってて、まぁ、貧しかったんですよ家も。で、まあこんな風にこう、虐待されてまして。

 

蛍原:うわー。

 

ケンコバ:これジャイロ(ヤンキーに頭を踏まれている子供を指さす)。ね、この黒いの。でですね、『結局ジャイロはゴンと出合うことなくこの街を去りどこかへ消えた』んですよ。

 

出演者から漏れる笑い。

 

ケンコバ:ジャイロね。で、まだ今んとこ出てないです。

 
 

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観客:えー!

 

田中:えー! これ以外?

 

山内:気配すらないです。

 

田中:えーーーーー!

 

ケンコバ:まぁでもこれ伏線なのかと。

 

蛍原:何年後かに出て来るんでしょう。

 

ケンコバ:最強の敵なのか? みたいなね。

 
 

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塙:言われてますね。

 

山内:噂ありますね。

ブリオン

ケンコバ:ジャイロの他にもですね、あのー、非常に気になるキャラが一コマだけ出て来てるキャラ(兵器ブリオンのコマのフリップ)。これね。

 

笑い。

 

他の出演者:あったあったあったあった!

 

井上:兵器ブリオン!

 

品川:(手を叩いて笑う)

 

ケンコバ:見てください(他の出演者を棒で差す)。漫画のシリーズやるとき、良く、コスプレとかするじゃないですか。今回ももちろんみんなしようって言ってたんですよ。で、僕がどうしてもブリオンがやりたいと。

 

笑い。

 

ケンコバ:ブリオン以外やりたくありません、って言ってたら、じゃ今回皆さん、衣装で……って(スタッフに)言われて。

 
 

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笑い。

 

ケンコバ:みんな色々やりたかったやろうけど、俺はブリオン以外やらへんと。

 

笑い。

 

宮田:だったらみんなでブリオンやりたかったですね。

 

笑い。

 

編集で出演者全員の顔にブリオンの顔の部分が貼り付けられる。

 

品川:これ、誰かわかんないやつ。

 
 

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宮迫:二分ぐらいで全員酸欠で死ぬわ。

Hunter×Hunterの伏線について

30巻表紙の伏線

井上:あとあの、伏線なんですけど、これはだから週刊ではなかなか……、単行本でも伏線張ってまして(30巻の表紙のフリップ)

 

ケンコバ:これすごいですよ。

 

井上:30巻なんですよ。ま、ここのこの表紙。

 

ケンコバ:これすごいですよ。

 

井上:これ一応ね、覚えといてください。

 

松井:はい。

 

井上:で、(33巻の表紙のフリップ)33巻。3巻先で、まああのストーリーの中で、この、パリストンっていうハンター協会っていうのを裏切ってる奴がいると。裏切ってる奴は誰なんだろう。で、誰なんだー、みたいな話で裏切ってる奴はこのサイユウってキャラだと33巻で分かるんですよ。で、もう一回この、30巻に戻って欲しいんですよ。3つ前。これ、パリストンって言うキャラなんですよ。で、これがサイユウってキャラなんですよ。よく見たら、裏で、手を組んでいる。

HUNTER×HUNTER モノクロ版 30 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ケンコバ:この二人だけね。

 

宮迫:うおー!

 

松井:うわー!

 

田中:あー。

 
 

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井上:これもう単行本30巻から振ってるんですよ。これ中々気付きにくい。

 

松井:すごーい!

 

蛍原:いつ気付くのみんな? そういうのは。

 

井上:33巻でこのサイユウっていうこのキャラが、あ、内通者だ、ってなって、また休載が入るじゃないですか。そういえば、30巻でこんなシーン(30巻単行本表紙フリップ)があったぞ。で、ネットで盛り上がると。

 

ケンコバ:意外とだから有意義な休載なんですよ。

 

松井:面白ーい!

 

井上:休載の度に伏線を読み直して、あ、こうなんじゃないって予想しあうのが楽しいんですよ。

 

宮迫:オモロイなぁ。

見開き

山内:35巻ちょっと、とってもらっていいですか?
 

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ケンコバ:いいだろう。

 

山内:見開きのところに、作者の冨樫先生が毎回写真(画像)付きで一言なんか書いてるのがあるんですよね。今回目ですけど、4巻。これ冨樫先生がうさぎの耳をつけて。

 

井上:(蛍原に)思い出してください。最初。

 

ケンコバ:蛍原さんの最初の発言思い出してください。

 

山内:『結婚しました。詳しくは5巻で』ってなってるじゃないですか、5巻で何か出るんや、っていうので、5巻を見るとこちら。『3巻の写真オレなんです。とったのが元恋人の現奥さんなのだが』。で、3巻を見るとこちら、『海に誓ったり誓わなかったり』。で、3巻見た時はこれが何か分からないんですけど、5巻を読んでからこれ(3巻)見ると、あ、ここで結婚を誓ったんだな、ってわかるわけなんですよね。そして蛍原さん。

 

蛍原:何?

 

山内:問題はその相手です。冨樫先生の奥さんはセーラームーンの作者の方なんです。
 

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観客:えー!

 

蛍原:(言葉もなく驚き、立ち上がる)
※蛍原は冒頭、幽遊白書はセーラームーンみたいなもんと発言していた。

 

山内:伏線がスゴイでしょ。

 

井上:蛍原の伏線がスゴイ。

 

山内:蛍原さんこれみてください。ウサギの耳つけてるじゃないですか。セーラームーンの主人公は月野うさぎ……。

 

蛍原:それ知らない。

 

笑い。

 

山内:あ、知らない!?

 

蛍原:それ知らんねんけど。

 

山内:だからセーラームーンの作者と結婚したんですよ、っていうのも、ここでちょっと伏線を張っていたんじゃないかなー、っていうのが。

 

宮迫:なるほどなるほど。すごくない? もう、アメトークの伏線なってもうたやんか。

 
 

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笑い。

 

山内:至るところに伏線が張り巡らされてるんですよ。

 

田中:はえー。

 

蛍原:でもそれは面白いね。

 

塙:すごい伏線がありまして(31巻の柿の種の絵『柿の種最強』のフリップ)。これ同じく31巻の表紙。

 

ケンコバ:言うてることはわかりますよね。

 

松井:おいしい。

 

塙:この次の32巻で、(ピーナツの絵のフリップ)『ピーナツが支えていればこそ』。柿ピーの伏線です。
 

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笑い。

 

ケンコバ:これは伏線です。

メルエムの最期

宮田の冒頭の発言、『Hunter×Hunterを読む為に産まれてきたんじゃないかなって思うくらい』

ナレーション:そんな宮田くんが心打たれたのは物語に欠かせないあの人気悪役の名シーン。

 

宮田:最強の敵の死の演出なんですけど。

 

他の出演者たち:あれはいいよなー。

 

宮田:ちょっといいですか? その最強の敵というのがメルエムです。どんだけ強いのかというと尻尾一撃で、瞬殺なんですよ。ここから、人間のゲーム、チェスとかそういうのに興味を持ち始めるんですよ。

HUNTER×HUNTER モノクロ版 24 (ジャンプコミックスDIGITAL)

井上:全てで一位になりたいんですよ。戦いだけじゃなくて。

 

宮田:そうっすね。で、出会ったのがこのコムギという少女なんですけど……。

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蛍原:かわいいねー!

 

宮田:そうです。これ、軍儀っていう将棋だと思って頂ければ。メルエムはこのコムギという少女に(軍儀で)勝てないんですよ。

 

ナレーション:少女コムギと対局する最強の悪役メルエムだったが、ハンター協会会長のネテロによって毒入りの爆弾を浴びてしまう。

 

宮田:この王もさすがに自分の寿命がわかるわけですよ。自分の最期の余命をどう過ごすのかというと、コムギと軍儀をするわけですよ。

 

蛍原:ドラマがあるー!
 

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宮田:『お主と打って過ごしたかった』と。最期の時を。だんだん王メルエムも毒に侵され、だんだんこう目が見えなくなっていくんですよ。で、ここからなんですよ。こうなっていきます。(ほぼベタで黒く埋め尽くされたページにセリフだけがあるフリップ)『コムギいるか?』と。『どこにも行きません』と。

 

ケンコバ:コムギは元々あの、見えてない。で、王も視界が無くなって来てるんですよ。

 

宮田:こういうページがまだ続くんですよ。

 

井上:これたまらんかったなー。

 

宮田:こう、どんどん……(フリップを交換していく)。僕、この時点で、何か読みにくいな、この漫画と。何か字が見えづらいな、と、思ったんですよ。で、こう、だんだん見ていくうちに気付いたんですけど、自分めっちゃ泣いてるんですよ。自分の涙で見づらくなってる事に涙ダラダラになってから気が付くっていう……。

 

田中:ホント? そんなのある?
 

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笑い。

 

出演者たち:おい! 何だお前!

 

田中:いやいやいや、さすがに濡れてるなって先に気付くでしょ。

 

宮田:そんぐらい集中してた。

 

塚地:ぐあーっと(物語の世界に)入っちゃうの。

 

田中:後付けっぽかったから。

 

ケンコバ:長かったからね。

 

宮迫:ものすごい圧縮してやってるけど、もうものすごい長い物語の最後やから。

 

宮田:それが、なんと9ページに渡って続くわけですよ。
 

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塚地:読んでもらいたいね!

 

ケンコバ:『ありがとう』やて!

 

宮迫:あの王が。

 

ケンコバ:あの王が『ありがとう』。

 

宮田:そして『最後に名前を呼んでくれないか』。で、最後にコムギが『おやすみなさいメルエム』。絵が。(力尽きたメルエムを正座して抱いているコムギのフリップ)

 

宮迫:めっちゃキレイ!

 

宮田:だから本当に、敵がやられて感動して泣くことって今までありました?

 

品川:これ悪役ですからね。元々は一番最悪の。

 

松井:私も今の話だけで大分きましたもん。

 

田中:いや、泣いたっていうのが分かるのはいいけど、あれ、読みづらいなー、が先に来るのはおかしい。

 

ケンコバ:カープが優勝する時1アウトでもうあれ、試合見づらいな、ってなるやろ!

 
 

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田中:いやいや、お母さんと見てたから泣けなかった。

 

笑い。

 

ケンコバ:お母さんの前で泣くのは恥ずかしい。

イカルゴ

宮迫:それぞれに色んな物語があるもんね。

 

品川:イカルゴいいよね。

 

塚地:カッコイイ。

 

蛍原:なんやイカルゴってあれ。

 

ケンコバ:イカルゴですよ。

 

松井:タコみたいな。

 

出演者たち:ああああ! 言っちゃった!!!

 
 

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松井:え?

 

井上:言っちゃダメ!

 

蛍原:タコやもん!

 

出演者たち:あーあーあーあー!

 

ケンコバ:それ言っちゃダメ!

 

塚地:イカになりたいのよ! イカになりたいの!

 

井上:心はイカなんだよ!

 

塚地:イカがカッコいいのよ!
 

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六性図

ケンコバ:念能力、念能力って言うてるでしょ? これね、念能力。ちょっと、こういうのがあるんすよ(六性図のフリップ)。

 

塚地:また複雑。

 

ケンコバ:大きく分けて6系統。強化系、変化系、具現化系、特質系、操作系、放出系と。こういうのがあるんですけど。最初、(自分の系統を見分ける為に)どうやったらええかという方法があるんですよ。水見式っていうのが。グラスに水ひたひたにして、そこにこう葉っぱ浮かべてですね。ほんで凝をするんですよ。あ、練か!

 

宮迫:練を知らん……。

 

松井:レンって何ですか?

 

品川:まあオーラをこう、がーーーってやるみたいな。

 

松井:念を込めるみたいな?
 

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ケンコバ:そうそう。で、水があふれたりしたら、これ、何々系ですよ、っていう。

 

宮田:葉っぱが動く、みたいな。

 

宮迫:全部ちゃんと書いてあんねんな。

 

ケンコバ:設定してるんですよ。水の色が変わるのが放出系。葉が動くのが操作系。水に不純物が出る。これは具現化系。水の味が変わる変化系。その他の変化が特質系。

 

松井:ほー。

 

ケンコバ:こういうのがあるんですよ。これちょっとやりましょうか?

 

田中:漫画の世界でしょ。

 

ケンコバ:いや、でも明らかに蛍原さん能力持ってるやろ!

 

笑い。

リアル水見式

ケンコバ:ちょい水見式やらしてもらってもいい? 蛍原さんも知りたいでしょ? 自分が何系か。

 

蛍原:知りたい。

 

ナレーション:ホトちゃんの念のタイプは? 葉っぱが動いたり、味が変わったりするのか?
 

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ケンコバ:これに手を添えて、練を!

 

井上:オーラを放って!

 

ケンコバ:練るんですよ。

 

蛍原:ねる?

 

塚地:やり方がマリックのやり方になってるやん。

 

ケンコバ:集中して集中して。強化系……、葉っぱが動かないから操作系でもないですね。

 

井上:甘さが変わるかもしらん。

 

ケンコバ:じゃ、ちょっと舐めてみて下さい。

 

蛍原:ええ?

 

ケンコバ:キレイですよ。これペットボトルから入れた水ですから。

 
 

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蛍原:ビビリ1みたいな感じになってんのとちゃうのこれ? あ、そういうことや。あー! そういうことか! めっちゃ表情変われへんね。

 

笑い。

 

蛍原:(グラスの水に恐る恐る口をつける)

 

宮迫:味変わってたら……。

 

蛍原:!(立ち上がって舌を出し、辺りを見回す)

 

観客:えー?

 

蛍原:甘い!

 

笑い。

 
 

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宮迫:変化系?

 

ケンコバ:田中! 疑ってるやろ!

 

田中:疑ってますよ。

 

笑い。

 

ケンコバ:舐めてみい。

 

田中:(立ち上がってグラスに近づきながら)お水でしょ?

 

ケンコバ:さっきペットボトルから入れたの見たやろ。

 

田中(不格好にしゃがんでグラスに口をつけようとする)

 

観客から悲鳴が上がる。

 
 

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田中:いやいや、今そういうことじゃないから!

 

笑い。

 

ウーマンエスケープアワーのテロップ。

 

田中:(再びしゃがんでグラスの水を飲む)あまーーーーーーーい!!!!

 

笑い。

 

ケンコバ:変化系や。

 

田中:シロップくらい甘い。

 

蛍原:桃の缶詰のやつやんか。

 

宮迫:そんな美味いの?

 

田中:元々砂糖水ぶちこんでたんでしょ?

 
 

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ケンコバ:そうだ!

 

田中:そうじゃないでしょ!

 

笑い。

 

田中:そうでしょ。

エンペラータイムについて

ナレーション:さらに、念能力について品川からも。

 

品川:お笑いで言ったら、その放出系がもし一発ギャグだとしたら、ちょっとその、(その対角線に位置する)大喜利ニガテとか、相対するとこニガテだったりするじゃないですか。ただ、クラピカっていうのが、エンペラータイムっていうのがありまして、このエンペラータイムに入りますと、その、全ての必殺技が対応できるようになるんすよ。だからもう、全てのお笑い? 無敵状態。これがエンペラータイムが田中にもあるという。

劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影 前売券特典クリアファイル クラピカ

田中:えー?

 

品川:なんと水中に入ると、田中はもう全てのお笑いに勝てるエンペラータイムのVTRが今日ありますんで。

 

宮田:田中さんクルタ族だったんですか?

 

田中が足を投げ出したリラックス状態で風呂に入っている。

 

仰向けになって水の中に沈んでいた田中が水から出て来る様子がスローモーションで映し出される。

 

苦悶に歪んだ表情、口や鼻から水が噴出し、後退したおでこが露わになる。

 

笑う松井。
 

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鼻から水が出て来るのを見て、放出系だと指摘を受ける田中。

 

田中:放出系じゃないです……。

 

ケンコバ:すごいですよ。変化系(おでこ)、放出系(鼻水)、強化系(苦悶に歪んだ表情)。

 

宮迫:全部あったな、今。

 

塙:勝てねえよ!

 

井上:強い!

 

田中:欲しけりゃやるよ!

 

笑い。
 

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ヒソカVSクロロ

品川:あとですね、すごいのはヒソカと幻影旅団のクロロっていう、言ったら、悪役なんですよどっちも。バンバン殺してくし。悪役なんですけど、人気がめちゃくちゃあるんですね。で、この34巻で、もう一冊に渡ってこの二人の対決やるんすよ! 『死ぬまでやろう』『OK』って言って、始まったら見てくださいこの文字量!

HUNTER×HUNTER 34 (ジャンプコミックス)

ケンコバ:文字も絵も(スゴイ)。

 

品川:その能力の対決なんですよ。だからこれくらいの、その説明が必要なんですよね。

 

ケンコバ:ケンカの強い弱いを超えてるんですよ。

 

品川:で、もう最後の方は、もう客席行って、ウワーッと、これ、お客さんを巻き込んで、戦うんですよ。で、これがね、34巻なんですけど、33巻に比べて敵同士の対決が20万部売れてるんですよ。これすごいでしょ? 悪役同士の対決ですよ?

 

井上:最初の方から伏線で(ヒソカがクロロと)戦いたいって言ってましたからね!

 

品川:アメトークで言ったら、西野と俺で、20万部絶対増えないですから。

 
 

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笑い。

 

品川:それで、でもヒソカと、クロロは敵なのに人気があるんですよ。

 

塙:この1巻だけ買いたいって人もいっぱいいたってことですよね。

0巻の一問一答について

宮田:僕、あの、アニメでもすごくHunter×Hunterが好きで、劇場版とか、やったりするんですけど、0巻っていうやつがついてくるんです。手に入れた0巻があるんですけど。

ハンターハンター コミック 0巻 劇場限定

山内:これは貴重ですよ。

 

宮田:これの!(0巻をめくりながら)最後に、

 

ケンコバ:これね。衝撃の発言ありますよ。

 

宮田:これの最後に、冨樫先生が一問一答ってこう、質問に答えてくれるコーナーがありまして、こんな質問があるんです。ちょっと隠しますね。『今後、クラピカは、幻影旅団はどうなるのでしょうか?』

 

ケンコバ:クラピカっちゅうのは仲間ですね。幻影旅団っていうのはこのまあ言うたら、すごい盗賊の人殺しのチームなんですけど、作中で一番人気があるんすよ。この……。

 

宮田:が、どうなるのでしょうか、という質問に対して、冨樫先生。(フリップを掲げる)ジャジャン! 『全員死にます』
 

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全員:えーー!

 

宮迫:え!?

 

蛍原:言っちゃってる?

 

品川:全員死にますって言います?

 

蛍原:そうやな。

 

品川:これ友達が言ったらもう、メッチャ腹立つやつですよ。

 

ケンコバ:先生が言いましたからね。
 

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芸能人ぽいキャラクター

宮田:あのー、物語の中で、芸人さんが。

 

ケンコバ:そう! らしきキャラがいっぱい出て来るんですよ。

 

宮田:その、らしきキャラクターが、一人目。(ウッディーのフリップ)これもう、誰か分かります?

 

松井:すごーい! わかる!

 

蛍原:ウドちゃん!?

 

宮田:そう、全身の血を抜かれて殺されます。

 

笑い。
 

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ケンコバ:よくわからないまま死んでるという。

 

宮田:次がですね。まぁ、この中なんですけど。

 

ケンコバ:真ん中に。

 

宮田:ズバリ。日村さーん!

 

松井:すごーい!

 

ケンコバ:らしき人です。

 

宮田:(冨樫先生がそうだとは)言ってないんですけど、すごく似てるんじゃないかなーっていう。

 
 

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ケンコバ:僕も出てるんですよ。僕ね、作中じゃないんですけども、これ表紙の見開きのとこに僕これ出てるんですよ。(パンツの局部の部分にマジックで『復讐』と書いてある)『大阪のテレビおもしれぇ~~』って(冨樫先生のコメントが)書いてあります。関西ローカルの番組でやった僕のネタなんですけど。

 

蛍原:すげー!

 

宮田:すげー!

 

ケンコバ:『大阪のテレビおもしれぇ~~』

 

出演者全員:すげー!

 

ケンコバ:こんな面白い漫画描く人が、面白いって言ってくれたんですよ? ただこれ、何のネタやねんって言いたくなりますよね。

 

宮田:いいなー、出たいなー俺もー。先生マジお願いします!

 

笑い。

 

山内:僕も出たいです!
 

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感謝の正拳突き1万回

蛍原:ラスト、コバ。お願いします。

 

ケンコバ:さきほどから度々出てる人類最強、ハンター協会会長ネテロ。

 

井上:いいよねー!

 

ケンコバ:かっこいいですよこの心Tシャツ。ネテロってもう、無茶苦茶強いんですよ。なぜここまで強くなれたか。これ念能力とか関係ない。武道家やったから。空手……かな? 空手を使うような。で、昔はもう、とにかく鍛えまくったけど、技も筋力も全て限界まで鍛え上げた時に、もうこれ以上強くならないと。こっからもう、『武に感謝』するしかないと。で、感謝の正拳突きという。ただただ感謝しながら1日1万回こうやっていちいち(気を)整えて祈り、拝み、祈り、構えて突くと。1回これやるのに5~6秒、1万回突き終わるのに毎回(実際は初回)18時間。

HUNTER×HUNTER モノクロ版 27 (ジャンプコミックスDIGITAL)

蛍原:えー。

 

ケンコバ:でですね、50歳超えた頃ですね。感謝の正拳突きがですね、1万回が1時間切ったんですよ。で、徐々に、徐々にですね、時間が短くなりまして、1万回感謝しながらやるのに。最後にですね、音を置き去りにしたんです。これをこう、打ってから音が聞こえるという。これね、このアメトークの番組にですね、あまりに感謝が足りてないヤツがいたんで、今日呼び出してですね、今日収録、えー、開始直前からですね、感謝の正拳突き1万回やらせてます。そろそろ音を置き去りにしてる頃やと思うんで。

 

品川:マジー!?

 

蛍原:別室でやってるんだ。

 

ケンコバ:宮迫さんの手元のところにボタンあるでしょ。これ押せば中継繋がります。

 
 

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蛍原:”一方その頃”や!

 

笑い。

 

井上:結構収録時間も結構やってますよ。

 

ケンコバ:結構ボリュームもあったから。

 

宮迫:1万回いってるんちゃうの? もう。

 

ケンコバ:そろそろ音を置き去りに。

 

宮迫:どうなってるんでしょうか。押してみましょう。

 

画面に映し出されたのはダルそうな表情で正拳突きと祈りを繰り返すナダル。

 
 

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笑い。

 

品川:感謝しろよー!

 

ナダル:いや、感謝してますって!

 

蛍原:ナダル、1万回ちゃんとやってたの?

 

ナダル:10007……、10008。

 

スタジオから突っ込みの声。

 

宮迫:聞いたぞ、数えてる人に。ほんまは、これでもすごいで? 4200回やってるんやろ?

 

笑い。

 
 

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ナダル:めっちゃやってますって!

 

ナレーション:4200回本当にやってました。

 

ケンコバ:しかもネテロ好きやねんやろ? お前。

 

ナダル:ネテロ好きです。

 

宮迫:え? お前もHunter×Hunter好きなんや?

 

ナダル:(ダルそうな表情で事務的に正拳突きを続けながら)めっちゃ好きです! めっちゃ勉強してきましたもん。だから久々にスタジオでアメトーク出れると思って頑張ったんすよ。ほんなら正拳突きなんすよ

 

笑い。

 

宮迫:一応、せっかくやから。ハンターあるある正拳突きしながら言うてよ。

 

ナダル:Hunter×Hunterあるあるですか?

 

宮迫:作品の中のあるあるで。

 

ナダル:……。(だんだん正拳突きと祈りのリズムが崩れ始める)

 

井上:ほんまに誰かに操作されてるやん。
 

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ナダル:やり方わからんくなってきた……。ちょっと、同時に二つのことはできひんから。わからんくなってきた!

 

蛍原:何してんねん。

 

ナダル:正拳突きしてるから頭まわんないっすよ。(両手の甲でしきりに顔面をこすりながら)

 

笑い。

 

宮田:頭回らへん状態やったら、イナバ物置の話してええわ。

 

ナダル:もうえーえーえーえー! もうやめてー!(両手をリズミカルに振りながらカメラに近づく)やめてー!

 

山内:じゃ、ナダルこないだ言ってたプールの中で、

 

ナダル:タッ! タッ! タッ! (カメラに向かって指をさす)タッ!
 

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笑い。

 

ナダル:山内さん!(喋ろうとする山内の言葉を遮るように)山内さん! 山内さーん!(飛び上がって、床に伏せる)

 

笑い。

 

ナダル:勘弁してー! もうー! しんどいから……。

 

宮迫:しんどいー?

 

ナダル:正拳突きしなあかんから。(適当に拳を突き出す)

 

笑い。

 

感想

 

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Hunter×Hunterの読者としては期待を上回るものではなかったというのが一番の感想になってしまう。
如何せん、期待値が高過ぎたかな。

 

本来感動するはずのエピソードも大事な前提知識の説明が無いから、未読の人には何のことか全くわからないだろうな、と気になってしまってプレゼンに入り込めなかった。

 

彼らも言っていた通り、ストーリーも設定も能力も何もかも複雑だから説明が難しいのはしょうがない。

 

だったらいっそ、全く知らない人向けか、そうでなければマニアックな読者向けと振り切った内容にすべきだったのではないか……。

 

なるべく多くの視聴者を獲得しなくてはならないんだろうけど、ターゲットを絞って欲しかった。

 
 

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以下は良かったところ。

 

冨樫先生の設定魔、伏線魔ぶりや、ジャイロなんかにも触れていた。
それに休載っぷり、ネーム掲載もきちんとHunter×Hunterの面白さと繋げて面白おかしく伝える構成はHunter×Hunterへの愛を感じることができた。

 

なにより出演陣全員がHunter×Hunterが好きなのはビンビン伝わって来ていたのでそこはとても良かったと思う。

 

まだまだ語りつくせない題材なので、第二弾を期待したい。

 

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