Rodrigo y Gabriela - ロドリゴ イ ガブリエラ
荒々しく繊細な二重奏
かっこいいですよ。
ソロではなくデュオ、つまりロドリゴ、ガブリエラの二人組みです。
(ソロギターじゃないじゃないか!(笑))
ロドリゴがメロディを奏で、ガブリエラがリズムを刻みます。
ロドリゴは正確無比、安定したメロディラインをで曲の主旋律を構築します。その響きはあえて色にするならば茶褐色というのでしょうか(あくまで管理人の感性ですから(笑))。
まるで荒野を馬にまたがって駆け抜けているような気分になります。
そしてこのユニット、特に、ガブリエラの弾き方が特殊なんです。
手首のスナップを利かせて、回転させるように、捻るようにして弾き、リズムに緩急をつけ、曲全体を力強く支えます。
ロックバンドの屋台骨はドラムです。
曲中にドラムがストップしたら、全てのパートはとたんに色褪せ、価値を失います。
ガブリエラはまさにこのデュオで、その役目を果たしています。
tamacan
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